La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

スイス日記 2019.02‐4

2月10日

一睡もせずに朝を迎える…。

もちろんこのまま起きてたりしたら確実にショーの間に寝る。

そんなこと許されないのでがっつり寝たいんだけど、そうできない事情が二つ。

①スーツケースを駅からローザンヌに送る手続きをしに空港かOerlikonの駅まで行く。

②届かないローザンヌ分のチケットをどげんかせんといかん。

 

駅の受付時間が9時からであることと、昨日フロントのお兄さんが聞き出してくれたチケットサイトの営業時間が10時からだっていうのもあり、10時まで荷物の仕分けをしつつ部屋で待機。

10時になった途端にスーツケースを持ってフロントにGO。チェックアウトの人で混んでないといいな〜。

 

 

フロントに降りると、最初に受け付けてくれたお姉さんが。幸いにも他のお客さんがいなかったのですんなり話しに行けました。

しかしお姉さんのお答えは…「ごめんなさい。今の段階ではできることはないわ…」と…。うん、そうですよね…。

私も諦めモードなので「席わかってるから安いチケット買い直して元の席に座ろうと思います。だから大丈夫です。本当にありがとうございます」と言うと、お姉さんは「そんな、買い直すなんて!きっとお金払わなくてもいい方法があるはず!チケットサイトにメールしてみたりした?」とむしろ私より熱くなってくれました。

しかし、チケットサイトへのメールはすでに昨日お兄さん方が散々連絡先メールアドレスを探してくれたのに見つからなかったのでした…。私が受け取ったメールも自動返信メールだからそこには返信してもダメだし。

でも熱くなってくれた気持ちが嬉しいので「わかった。トライしてみるね!」と言ってフロントを後にしました。

 

メール問い合わせか…と、Oerlikonの駅までえっちらおっちらスーツケースを運びながら考えていたのですが、そこでいきなりピカーンと閃きました!

閃いたって言うか忘れてた自分がアホすぎたんだけど。

 

チケットサイトじゃなく、Art on Iceの事務局本体に事情を説明すればなんかうまい方法を教えてくれるかもしれない!

 

なんで最初からそうしなかったんだろう…と自分の馬鹿さ加減を呪いながら事務局にメールを打ちました。Wi-FiがないからSwissotelのロビーで。

ショー開催期間の真っ最中だし、いろんなことに忙殺されてるだろうし、なんせ今日曜日だし、すぐに返事をもらえるかどうかわからないけどすがるような気持ちで送りました。

 

 

それからOerlikonの駅に向かい、駅から駅までの宅配便、ラゲージサービスを利用して不要な荷物をローザンヌに送りました。

このラゲージサービスは、19時までに駅に送りたい荷物を持ってきて手続きすれば、翌々日の9時以降にはスイス国内のサービスに対応している駅に荷物を送ってくれると言うもの。

チューリッヒローザンヌは乗り換えもないからただローザンネに行くだけなら送る必要もないんだけど、翌日はシャンペリーに一泊する予定だったので、シャンペリーで必要なものをボストンバッグと小さなキャリーケースに入れて不要なスーツケースは送り出したのでした。

シャンペリーまでは乗り換えもあるし、辿り着いても雪まみれらしいからスーツケースきっと邪魔になるはず、と思ってね。

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↑このためにスーツケースに入るサイズと軽さの簡単キャリーケースを買ってあったのです。バッグインバッグならぬスーツケースインスーツケース。

 

 

無事にスーツケースを送り出し、いったんまたSwissotelのロビーへメールチェックに。

すると、驚きの速さでArt on Ice事務局から返信が!!

『なんてこった!チケット売り場に来てくれたらチケット再発行するよ!(超意訳)』

なんと!受付時間内にHallenstadion のチケット売り場に行けば再発行してくれるとのこと!

早速オープンと同時に行きます!と返信し、ホテルのロビーで時間を潰してからHallenstadionへ。(買い物でもして時間をつぶしたいところだけどあいにくこの日は日曜日なのでお店が閉まっているのです)

窓口に行くと「あなたceb★ (仮名)さんね?」と、名前入りの封筒を渡してくれました。

 

 

ここに、ついにチケット入手に至れり。

(日本語おかしい)

 

 

 やったーーー!やったーーーー!やったーーーーーー!!!

万歳三唱が(私の心の中で)響き渡ります。

 

しかしずっと不安に思っていたことが解決したので一気に眠気が…。早くベッドに戻らなきゃ!

 

昼公演を観るかどうか迷ってたけど、今見ても寝るだけだから一目散にホテルに戻ります。

フロントにいるお姉さんに報告しようと思ったけど、その時間はちょうどチェックアウトのお客さんたちが3組ぐらいいたのでうとうとしながらロビーで待ってました。

お客様が途切れたのを確認してお姉さんに報告とお礼。「一体どうやったの!?」とびっくりはしてたけど、手に手をとって一緒に喜んでくれました。ほんっっっっとうにありがとうございました!

 

部屋に戻って夜公演に間に合うようにアラームをかけてベッドにバタン。おやすみなさい。

 

 

 

目が覚めて昼公演の様子をチェック。

すると、この日の昼公演でキャストの写真撮影が終了したとの報告が!!!な、なにい!

写真撮影の様子を近くで見たいからわざわざ千秋楽にステージ寄りの座席を取ったのにー!!ステージ近くの座席なら写真撮影終わった後呼べばステファンが近くに来てくれる(こともある)のにーーー!!!っていうか写真撮影自体見たかったのにーーーー!!!(涙)

そんな姑息な目論見も虚しく、チューリッヒ公演千秋楽へ。

 

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↑ステージ寄りの座席


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↑もちろんちゃんと見えるんだけどさ。

 

まあ無事手に入れたローザンヌ公演の座席が真ん中ぐらいだったからいいんだ!(強がり)

チューリッヒ公演は大盛り上がりのまま終了し、興奮のままホテルへ戻ると初日に知り合った中国から見にいらしてたステファンのファンの方とお会いしたのでそのまま夜中までおしゃべり。

さーて、この日のお題は「近年のステファンのプログラムってどうよ?」「なぜにこれほどまで中国で羽生君が人気なのか?」「新しいステファンファンは両国通じて〇〇のプログラムが好き」の三本です!

楽しい話は尽きないけれど、翌日にはまた5時起きで次の目的地、シャンペリーに出発です。