スイス日記 2020.01.08
この日は移動日!
重いスーツケースは送ってしまっているとはいえ、前日のリヨン旅行でチョコとか買っちゃったし、そもそもスケート靴はあるし何気に重くなった荷物を持っての移動となりました。
泊まっていたホテルが朝食付きだったんですけど、昨日は朝早すぎるし、どうせパンとチーズしかないから別にいいか…と思ってパスました。
しかしこの日朝食会場に向かってみると、スイスの朝食なのになんかいいにおいがする!!!
たまごもソーセージも美味しいよ!
ローザンヌに行く前に立ち寄りたいところもあったので朝ごはんを食べ終わったらさっそく出発!
と、思っていたのですが、なんと荷造り最終段階になって部屋のテレビのリモコンが見つからない!
サイドテーブルにもベッドの下にもバスルームにも、もちろんクローゼットにもない。
…もしや、知らぬ間に荷物の中に詰めた…?
うりゃあ!とキャリーケースの中の荷物をあけて再度確認。ない。
ボストンバッグの中身も全部取り出してバッグを逆さにして振ってもない。
テレビからは陽気なさとし(ポケモン)の声が。
もう一回部屋をはいつくばって探してみたけど無い。
金庫の中にも冷蔵庫の中にもお風呂の中にもない。
素直に無くしたって言ってチェックアウトしてしまおうかとも思いました。追加料金請求されるだろうけど、リモコンってそんなに高いものなのか?と思って。
しかし、ここはスイス。何がいくらぐらいするのかわかったもんじゃない。(のちに買ったマイクロUSBも安いのが無かったし)
キャリーケースとボストンバッグの中身を再度全部取り出して、逆さに振って確認。ポケットも全部確認。
ない。
途方に暮れるころにはポケモンも終わってました。
辺りを見回すと部屋の中はぐっちゃぐちゃ。
チェックアウトの時間も迫ってきています。
謝って弁償するにしてもとりあえず部屋は綺麗にしておこうと思って荷物を詰めなおして散らばったものを片付け始めました。
すると、ベッドメイクの際にころんと床に転がるものが…。
リ モ コ ン だ
さんっざん這いつくばって床を探したりしてたのに、なんとベッドの上にありました。
ほっとはしたけど朝からぐったり…。
もう寄り道する気力も時間もなくなったのでそのままローザンヌに向かうことにしました。
そんなわけでローザンヌ駅到着!
翌日からLausanne2020(ユースオリンピック)が始まるところだったので、街のいたるところでポスターや何やら準備しているところをお見かけます。
今年の夏は東京でもそんな感じになるのかなぁ。(ローザンヌだったらワクワクするけど東京は全然ワクワクしない)
ローザンヌに立ち寄ったのはチョコを買いたいから(笑)
帰国後すぐに某イベントに参加する予定になっていたのでそこでのプレゼント用にスーパーのチョコでも日本で売ってるチョコでもないチョコを買おうと思っていたんです。
それにはそう、Blondelしかないでしょう。
Blondelの位置は確かRiponne-M. Béjart駅とLausanne-Flon駅の間のはず…と思い込んで地下鉄でRiponne-M. Béjart駅までいきました。今地図で確認したら確かにLausanne-Flon駅より上だけど割とすぐ近くだったからそこで降りればよかっただけだったのに!
荷物が重かったからなるべく坂を上りたくなくて坂の上の方の駅まで行ったのでした。
そしたら迷った。
ローザンヌは坂の多い街。
坂の多いって言ってイメージする坂の多い街よりもさらに急こう配の坂が多い街だと思ってもらって間違いないです。しかも単純に長い坂が続くとかじゃなくて石畳がうねってるような急な起伏が至る所にあって登っては降り、登っては降り、の繰り返し。
だから道に迷うとホントツライ!しかもキャリーケース+ボストンバッグが重い!
↑この道はなだらかなように見えるんですけどね…。
何とかようやくBlondelに到着しました。
特にお目当てのチョコがあるわけじゃないんだけどどれを買っても美味しいからいろいろ選んで買いました。
自分用にはコーンフレークのチョコ掛け?を3つ買っただけだけど、贈答用という名目があれば色々買えるぜ!
↑柚子入りダークチョコレート。直訳すると「黒ゆず」
名前が面白かったんで買ってみました。味見したけど美味しかったよ。ちなみに白とミルクはありません。黒のみ。
↑お店の中、改装して超きれいになっていたのでスーツケース持って行っても全然大丈夫でした。でも昔の雑多な感じも好きだったけど。
すぐ近くのサンフランソワ広場ではたぶんパブリックビューイングかな?の準備がいろいろされていました。屋台とかも出る広場だから夜にホットワインとか飲みながら見るんだろうなぁ。
↑駅のホームにももちろんポスターが。
Lausanne2020のパンフとかがあったら欲しいなぁと思ってたんだけど、競技会場の案内のパンフがちらっと置いてあるだけでした。一応持って帰ってきたけど欲しい人いないよね?
そこから後はひたすらベリンツォーナを目指します。
今回はチューリッヒ乗り換えにはせずルツェルンで乗り換えのルート。
電車に乗ってると車内放送や車掌さんの言葉もフランス語→ドイツ語→イタリア語に代わっていって不思議な感じがしました。
そんなこんなでベリンツォーナ到着!
スイスなのにイタリア語だしイタリア文化色が強い感じです。
ホテルはそれなりのお値段のところにしたんだけどドライヤーが壁にホースついてるような昔のタイプでしかもホースが割れて壊れてました。
もちろんバスタブなしのシャワーのみ。湯沸しポットもないシンプルなお部屋です。
夕方近くに着いたのでこの日はショーの会場の下見だけしに行くことにしました。
すみません、スイスに入ってからショーの会場の位置を調べたので全然行き方も何もわかりませんでした。
ホテルからは徒歩で10~15分ぐらいだとのことだけど、こっちの人とはリーチの差があるので真に受けるわけにはいかないのです。
もちろんバスもないとのことでげんなりしたけど、よく考えたらダボスでも徒歩でそれぐらい歩いたなと。しかも雪道を。それに比べれば軽い軽い!
↑遠くの山は雪だけど街には全然降ってませんでした。
↑割と…というかほとんど人気のない道を歩いてると不安になるけど一応ポスターがありましたので道は間違っていないはず。
↑いえーい!会場到着!
うん、閑散としてるね!
帰り道、ライトアップされたカステルグランデが。
カステルグランデの説明はこちら。
世界遺産にもなってたって知らなかった!
https://www.myswitzerland.com/ja/experiences/unesco-bellinzona-castles/
リヨン日記 2020.01.07
1日ジュネーブで時間が空いたのでちょっとソーセージ食べにフランスに行ってきました。
↑車窓から見たフランスの夜明け。
ジュネーブから電車で約2時間。昨日のうちに行きたかったステファンのかつてのホームリンクに行けたので、思い切ってフランス第2の街といわれるリヨンに足を延ばしてみました。
昔フランスに留学しようかなーと思ってた時に住もうと思ってた街だったんですよね。それなりに大きい街だけどパリより断然安いから。
それに、去年?の「旅するフランス語」(黒木華ちゃん編)の舞台がパリとリヨンだったので色々見てみたいものがありました。
まず、早朝に電車に乗って向かいます。
窓口で切符を買うために出発時間より30分ぐらいは前に駅に着いたんですけど、早朝の駅は何気に結構混んでて順番待ちとなりました。
やっと順番が来て往復チケットを買おうと思ったらシステムがダウンして買えない。
お姉さんも復旧するためにいろいろ手を尽くしてくれてたんだけど、出発時間が迫っていたためシステム直すのをあきらめて「行き切符は出たから帰りは向こうで買って!」と言われてチケット渡されました。
まだ出発時間までもうちょいあるけどなあ…と思ってホームに向かったらホームが見当たらない!
あれ!?と思ってあたりを見回してたらもう一人ホームを探しているみたいな人が。
その人が自動ドアを通って何かのスペースに向かおうとしてたのでついて行ってみました。
するとそこには5人ぐらいの明らかになんか見張りっぽい人たちが!パスポートコントロール!
そうか、一応陸続きとはいえほかの国に行くんだもんなぁ。そりゃ窓口のお姉さんも時間に余裕もって送り出してくれたのも納得。
パスポートを見せると、むしろ空港で最近聞かれないぐらい色々聞かれる。ジュネーブに住んでるのか、とかフランスへは何しに行くのか、とか。挙句の果てに、ドキッとすることを言われる。「ハンコないんだけど」
そうだった。日本の空港では顔認証システムになってるから出国するときにハンコが押されないんだった。
もちろんすぐにほかの人が何か説明して通してもらえたんだけど、「出国記録がない」とみなされると大変なことになるところだった。
顔認証システムは便利かもしれないけどハンコはやっぱり欲しいなぁ。
そんなわけで無事出国できてLyonに入ることができました。
↑リヨンの駅の入り口
リヨンの街は古いものと新しいもの、きれいなものと汚いものが混在している普通の人の普通に生活してる街。
駅前はむしろ東京とか…いや、新木場とかと変わらない?大きなショッピングモールがあって中に入ってるのは流行りのファッションが置いてある世界中にあるようなお店。
そこを超えると割と閑散としたオフィスとか普通のカフェとかがある道。建物はもちろん外国風だけど特に美しく装飾されているようなところではない。壁に落書きとかされてるし。
さらにそこを過ぎるとだんだん古い風?の建物が増えてきます。有名な銅像のある広場とか朝市なんかもちらほら出ていたりします。
」
朝ご飯を食べていなかった私はまずその朝市にふらふらと向かい、おいしそうなものを物色しました。
まず美食の街リヨンで最初に食べたものはじゃがいもとチーズの巻物。クレープほど薄くなくて、何ほど厚くない感じの生地にサイコロ型にカットされたじゃがいもととろけるチーズがまかれていて、それを熱いうちに食べます。中身炭水化物の肉まんに近い感覚。寒くてひもじい朝だったのでしみたわ~!
ご飯を食べて元気が出たのでまたひたすら歩いて散策。Wi-Fiがなくて手がかりがmaps meしかなかったので相当迷いながらですけど何とか最初の目的地を目指します。
ローヌ川のほとりに出ました!
↑パリの散歩道ではなくリヨンの散歩道。
目的地に向かう途中、ローヌ川とソーヌ川にはさまれた地区は多分高級エリアなのかな?銀座っぽいです。
↑パッサージュがある通らずにはいられない。
↑気になる小道
↑こんなところにいきなり立派な教会。サン・ニジエ教会。
そんな風に散策しながら目的地へ。
最初の目的地はここ!Fresque des Lyonnais!(リヨン人のフレスコ画)
ここはソーヌ川のほとりにある奥行きがあんまりないシンプルな建物なんだけど、ソーヌ川と反対のほうの壁一面にだまし絵で窓がたくさん書かれていてまるで大きなマンションみたいに見えます。
でも書かれているのは窓だけじゃなく、サンテグジュペリと星の王子さまだったり、映画を作ったリュミエール兄弟だったりリヨンを代表する有名人の姿が書かれていたりします。絵の中の他の人たちのことも正体を調べてみたいなぁ。
安野光雅先生の絵本で旅の絵本という大好きなシリーズがあるんですけど、それと似たような世界観。知的好奇心を超くすぐられる絵本なので子供たちに見せたい絵本No.1です。
そこからソーヌ川を渡って旧市街に向かいます。
ソーヌ川には車が通れる頑丈な橋と人が通るつり橋が交互ぐらいにかかっているみたいです。
ちょうどだまし絵の前にかかっていた橋がこのつり橋タイプ。鉄骨なんだけど、歩くとそれなりに揺れるんですよね。け、けっして私の体重のせいだけじゃないと思うよ!ほかの人が乗ったタイミングでも揺れたもん
橋を渡って旧市街に到着。古くてかわいい建物がたくさん!
旧市街で行きたかったのは「ミニチュア・映画博物館」どちらも大好きなものなので心躍ります。
博物館方向に向かってブラブラ街歩き。
途中お土産屋さんによってマグネットを物色。やっぱり星の王子さまの街!グッズもいっぱいあるし、もちろんマグネットもありました!
他にもいくつか秀逸なデザインのものがあってちょっと多く買いすぎてしまいました。
↑今回の度で買ったマグネットの数々。
↑ほかにもたくさん星の王子様グッズがありました。
いろんなチョコレートが売っているお菓子屋さんにも吸い込まれる。タブレットチョコが割引になってる!
味見でボンボンを食べさせてもらったんだけどこれがおいしかったのでここでお土産を買うこと決定。何種類かタブレットチョコを買いました。
しばらくするとなんだか怖めの人形が…。
こ!これは!「旅するフランス語」で見たリヨン伝統の人形劇、「ギニョール」!!!
見た目は怖いんだけど、とっても精巧な人形劇でまるで生きてるみたいなお芝居をするって言ってたから、そのお芝居が見たくてお店に入ったんですけどそこではお芝居はやっていませんでした。
その代わりギニョールミュージアムとしていろんな展示がされていました。うん、怖かったけど、
しかももちろん見に来てるのは私だけなので地下に展示してある数々の人形を見るのも私だけ…。中には等身大のものもあって、正直めちゃ怖かったです。
でもなんか不思議な魅力のギニョール。さっきマグネット買ったのに、追加でギニョールが書かれたマグネットも買ってしまいました。
ちょっと歩き疲れたので休憩がてらカフェへ。「朝食」と書いてあったので行ってみると「朝食セット」があるわけじゃなくて普通にメニュー選んで普通に食べる感じでした。朝食の意味は…。
リヨンの名物はソーセージ。シャウエッセンみたいな感じじゃなく、もっといろんなものが入ったぶっといのをカットしてお肉を食べる感じで食べるみたいです。(いや、原材料肉ですが)
カフェ店員のお兄さんのおすすめでもある今日の一皿をオーダー。マッシュポテト付きで赤ワインのソースがかかっていてめっちゃ美味!!!
しかしトイレ借りたんだけど、奥の厨房の前を通って地下に続く螺旋階段を下りた先にトイレが。ちょっと洞窟に入るみたいでドキドキ…。
セッティングされてなかったけど地下にもテーブルとかがあったから夜とか予約が入った時にはセッティングされるのかなぁ。
フランス語だけでどこまでいけるかチャレンジしてたんだけど、やっぱり途中英語も交えてチャンポンになってしまいました。お店で使うフランス語ぐらいはちゃんと言えるようになりたい…。
でも「美味しかったです。ありがとう」は「Perfect!」って言ってもらえたからよし!(設定ハードル低い)
そしていよいよミニチュア・映画博物館に到着!
1階でチケットを買って順路に沿って展示を見ます。受付にもめっちゃくちゃ精巧なミニチュアが展示してあってテンション上がるーーー!!!
ミニチュアの部屋は順路の8、9番目。最後の2部屋になります。
↑チケット売り場に展示してあるミニチュアだけでもものすごいクオリティ!期待大!
まず1~3ぐらいが映画「パフューム」のリアルなセットの展示。
このLyonの街で撮影された映画見たいです。残念ながら見てないんですよね~。
でも入った途端バラ?香水?の香りが。大量のバラ?から香水を抽出する装置のようなセットの部屋から始まりました。
順路を進んでいくと「子供はダメ!」みたいな注意書きが貼られた部屋が。覗いてみると多分死体?が転がっているセットでした。(子供、思いっきり見てたけど…)
え、もしかしてこの映画ってホラーなの?サスペンス?
階を上がっていくと普通の展示が。
でも普通なんだけどすべての展示が暗めで不気味に見えるのよね。
バットマンのスーツやウォンカのチョコ、また子供はダメ!のスペースにはターミネーター2の頭が割れたターミネーター、チャッキー(怖いほう)なんかがありました。
でも階が上がるにつれて人けがなくなっていって、展示室5の頃には私一人だけ…。しかも5はなんか怖そうなところが多い。
誰か来るまで待っていようと思ってバルコニーで待っているとどこからともなくトランペットの音色が。
You raise me upなど、知ってる曲が流れていて、眼下には子供たちが遊んでいて、なんか牧歌的な感じでした。展示は怖いけど。
しかし待てど暮らせど誰も来ない。さっきまでいた親子たちはどこに行った!?
怖そうな気配がむんむんする展示室6はパスして7に入ろうか…と思ったら7は座ってビデオを見る部屋。むしろ余計怖い!!!
…しょうがないから展示室6,7は飛ばしてミニチュアの部屋に向かいました。チキンな私を許して…。
↑途中の渡り廊下で待てど暮らせど誰も来ない…。
さて、ミニチュアの部屋です。建物の1階にあったミニチュアものものすごくクオリティが高かったのでこれは期待できるぞー!と意気込んで展示室の扉を開けました。
真っ暗。
いや、真っ暗な中、各小窓に展示物が置いてあって、そこにミニチュアに合わせた照明が内側からなされていました。
確かに見事!写真で撮ると実物と全く変わりなく見える!
でも怖い。
数多くあったミニチュア作品の中で特にお気に入りの3つをご紹介。
↑窓からのぞくレストラン。
↑美術館。
↑おそらく刑務所。
もし誰かが部屋にいてくれたら一つ一つじっくり何枚も写真撮って眺めたいんだけど、1階からずっと見続けていた映画の展示の恐怖が積もり積もっていて暗闇でじっとしていられませんでした。
見たい気持ちとのせめぎあいで、何とか全部の展示を見て一通り写真撮って大急ぎで部屋を出ました。もっと!細部が!見たかった!!!
特に上に上げた三点は細部も素晴らしいけど空間演出そのものが素晴らしい。ミニチュア作品はとかくミニチュアの小道具をたくさん使いがちだけど、ミニチュアの力を信じてそれを大胆に配置するところが素晴らしいです。
次リヨンに来ることがあったら絶対に誰かを誘って来ようと誓ったのでした。
↑こういう普通のパーツだけの展示もあります。
ミニチュア写真は多すぎて載せきらないのでインスタに上げたものを見てください。
https://www.instagram.com/p/B7CBwvqJ8He/?igshid=xuyd8yj9tw5z
↑入り口にはこんなすごい展示があったーーーー!!!!ペンギン男!!!!
まだまだ時間もあったし、「リヨンのおすすめ観光ルート」に載ってた場所に行ってみようと思いました。さっそくケーブルカー乗り場へGO。
↓このブログで紹介されていたルートでケーブルカーに乗ってフルヴィエール丘を目指そうと思ったのですが…。
https://www.ippo-san.com/entry/paris-lyon-trip-stay-the-night-before
ところがケーブルカーの切符を買うのに手間取っていたら往路のケーブルカーに乗り遅れたので復路から攻めていこうと切り替えました。
復路と書かれていた方には古代ローマ劇場があります。フランス最古の古代ローマ帝国の遺跡なんだそうな。
今でもオペラなんかで使われるみたいで、ちゃんと舞台がありました。この日は観光客なのかな?英語を話す若いギャルたちがチアリーディングの練習みたいなのしてました。
そこから往路に逆走しようとしたのですが、往路、復路、と指定されていた理由がわかりました。…坂道だから…。
古代ローマ劇場からフルヴィエールの丘に行く方向は結構急な上り坂。ツライ。
そんなこんなで坂道をえっちらおっちら歩いてたどり着いたフルヴィエールの丘。
ここからはリヨンの街を一望でき、またリヨンのシンボルにもなっているノートルダム大聖堂もあります。(パリのモンマルトルの丘とサクレクール寺院みたいなもの?)
そこからまたケーブルカーで旧市街へ。
さすがにちょっと一息つきたくなったのでカフェでお茶したりしました。
でもちょっと近代的なカフェに入っちゃったからもったいなかった。もっと古めかしいところに入ればよかったよ。
そろそろぶらぶらしながら駅の方に戻る時間になってきたのでまた徒歩で駅に向かいます。
行きとは違う道から帰りたいなと思っていたのに、来るときもぐるぐる回りながら来たから割とどこを通っても見覚えがあるところ…。
なぜそんなぐるぐる回ってきたかというと、Lyonの観光名所の広場を探していたからなんだけど、それっぽい標識はあるのに全然見つからなかったからでした。
しかし帰りにあっさり見つかりました。
ベルクール広場です。
ここの周りにいっぱい可愛いカフェやお土産屋さんなんかもあったのに、ついさっき行っちゃったよ!
↑この広場に季節(期間?)限定で設置されるという観覧車。
外国の観覧車ではわりとよく見かけることではあるけど、ここも割と観覧車の席がむき出しです。安全装置とかどうなってんの???
そんなこんなで丸一日リヨンの街を楽しみました。
割とこじんまりした街だし、新旧入り乱れていて住むのにはよさげだな~と思いました。パリよりずいぶん家賃も安いみたいだし。
スイスにも近いし、やっぱ住むならここだなと改めて思ったのでした(笑)
追記
帰りはパスポートコントロールはなく、あっさり帰ってこれました。なぜ行きだけ???
スイス日記 2020.01.06
トルコでの4時間のトランジットののち、無事スイス・Geneveに到着しました!
ここで真っ先にしたことは、預けていたスーツケースに入れていたスケート靴を入れたミニスーツケースを取り出して、そこに着てきた厚めのコートやスノーブーツを入れて大きいスーツケースは丸ごとBellinzonaに送り出し!
2泊Geneveに滞在する荷物とスケート靴だけ持って身軽になってからホテルに向かいました。
乗り換えの際、トルコの空港では天気がすごく悪くて雨が結構降ってたんですけど、Geneveは快晴!朝の空気が澄んでてとっても気持ちがいい!
まだ12時ごろだったからチェックインまで時間があったんだけど、ホテルに荷物預けに行ったらすでに部屋の準備できてる、ってことでそのまま部屋にも入れました。幸先いい!
↑スイスだけどNew York
部屋に入るとWifiは使えるし、着替えもできるし、とりあえず落ち着くことができたのでこれからのプランを考えました。
到着するまではさすがについたその日に滑りに行くとか、注意力散漫になるだろうから無理だろう、と思ってましたけど、むしろいい天気で気分が冴えていたので行ってみよう!と思いました。
部屋から出るとWifi使えないので入念に地図と行き方を確認して。
駅前のホテルだったので駅からすぐトラムに乗ってリンク近くの駅へ。
このリンクはスポーツ複合施設で、リンクが二つある、ってことだったので一般滑走だったらファンミの時とは違うリンクになるかもな~と心配していましたけどちゃんとファンミの時と同じリンクで滑れました。
でもリンクへの入り方がわからなくて(回転扉を通る)、親切な地元っ子や係の人に手伝ってもらったりしました。すみません。ありがとう。
私はその10年?前のスイスファンミが初めてのスイス旅行だったので右も左もさっぱりわからず、舞い上がりすぎていたので周りのことも全然見えてなかったんだけど、改めて行ってみるとこうなってたのか~とかいろんな発見がありました。
説明しづらいけど、Stephaneの練習を見学した場所やStephaneの着替えを覗いて…いや、目撃した場所、Stephaneの写真がいっぱい飾られてたとこ、Stephaneに説明してもらいながら歩いた通路、などなど。
そういえばあの時Stephaneはマイカーで来てたんだけど、初めて運転してること知って「あ、マネージャーとかに送ってもらうわけじゃないんだ」と親近感を覚えた記憶があります。その後は結構Stephaneと車の思い出が増えましたけど。
リンクは氷の状態がとても良くて気持ちよく滑れました。
Champeryほど無人…ということはなく、10人ぐらいは遊びに来てました。でもそれぐらいの人数なのでバックの練習も超はかどる!
多分地元の中学生か高校生ぐらいの子たちも来てたんだけど、普通に日本でリンクに遊びにくる大学生、ぐらいな感じでおよ?と思いました。みんな普通にバッククロスぐらいできるのかと思ってた。体育の授業でスケートがある、とかではないのかな。
2時間ぐらい滑って一般滑走の時間が終わる前に切り上げ。さすがに足がむくんでて靴はいたら痛かったのでけがする前に終了。
いい汗かいた後はまたトラムに乗って駅に戻る…と思ったけど途中下車して旧市街をブラブラ。一応Geneve観光っぽいことを。
この日はさすがにホテルに帰ってシャワー浴びたらそのままバタンキューで爆睡してしまいました。時差ぼけだから早めに寝てしまったということもありますけど。
スイス日記 2020.01.05
今年もやってきました、スイス。
StephaneがArt on Iceから卒業してしまったのでスイスから足が遠のくことになるかしら…とか、全然思っていません。別のショーに来るまでです。
ほんとはArt on Iceに行かなくなったらユーロに行きたいなあと思ってましたけど、やっぱりStephaneが滑ってるうちは彼の滑るところを最優先したいので。お金持ちなら両立できるんですけどね。
ただ、今回はいつもと日程とかもろもろ勝手が違うのでいまいち下調べする気が起きなくて、なんとなく想定していた日程でチケットを取ってしまったんですが、これがちょっと失敗でした。
当初の予定ではショーが終わったらまたChamperyに行って滑ってこようと思っていたんですが、ショーが終わる日程で去年の宿を取ろうと思うとすでに予約不可の状態でした。
ここで思い出したのはYouth Olympic Game in Lausanneの存在。
そういえばこの時期にはユース五輪でChamperyもカーリングの会場になるんだった、と思い出しました。
それじゃあショーの前の日程で滑りに行けばいいか、と1月初旬の日程で検索するとまだ宿も取れる。じゃあ取っちゃおー、と思い、宿を予約し、ちょうどいい時間帯にChamperyにつけるように飛行機も予約しました。
Champeryに行くにはGeneveに午前中に着きたいところだったので経由でGeneve着荷。帰りはBellinzonaから帰るのでGeneveまで移動するのは大変だと思ってZurichから帰ることにして飛行機も予約。完璧!
と、思ってました。11月後半までは。
11月後半、とある人に「1月にChamperyにまた滑りに行くよ」というと「え、1月ほとんどリンク使えないはずです」と…。
な、なんだってーーー!!??
急いで宿に連絡すると、確かに1月5日から26日(ぐらい)まで使えない、との回答。がーーーーん。
えーっと、Champeryは可愛くて素敵な街ですよ。ブラブラするの、楽しいですよ。
でも正直施設使えないのに2泊もしてどうすんの!?って感じ。いや、スキーできる人なら楽しいと思う。これを機にスキーを始めてみるのもありだったかも。
でもただでさえスケートで負傷の危険性を常に抱いているのに、これ以上けがする恐れがあること増やしたくないよ。
そんなわけで急遽行き先を変更。
すでに飛行機は取っちゃってるので日程は変えられず。
Geneveに着いてからBellinzonaに移動するまでいったいどこに行こうか…。荷物あるからあんまり移動移動にはしたくないなぁ。
てなわけで、2泊、そのままGeneveで宿取りました。ものぐさです。
Geneveの観光は正直言ってあんまり興味ないんだけど(何度か行ってるし)、昔、スイスで行われたStephaneのファンミで行ったリンクで滑ってみようと思って、今年もまたマイシューズを持って行くことにしました。
ファンミではリンクに靴のまま入ったんだよね。今考えると恐ろしい事させるな!
それと、行けたらStephaneのおすすめのショコラティエにまた行ってみようと思ってました。
2泊と言っても移動と移動に挟まれているので中1日ではできることはこれぐらいかな、と思っていました。当初は。
それでは荷物も積めて、スイスに出発進行ー!
今回選んだのはターキッシュ航空。安いし、希望の時間にGeneveに着ける便がそれだけだったんで。
今まで乗ったことがなかったんだけどうわさでは聞いていました。機内サービスが素晴らしい、と。
確かにアメニティが充実してて素敵!スリッパ、アイマスク、耳栓、靴下、歯磨きが一つのポーチに入れられて各乗客に配られます。
機材も新しいのか、各席のモニターもタッチパネル対応でリモコンカチカチ言わす必要なくストレスフリー。USB差込口もあるのでタップの形状を気にせず充電もできてよい。
私は毎回和食じゃない方を選ぶんだけど、今回も朝食でトルコのメニューが食べたくてそちらを選びました。(副菜のチーズ盛り合わせ目当て)
しかしそちらを選んだにもかかわらずなぜか副菜にきんぴらっぽいものがついてるセットを渡される…。
メインはアルミホイルで包まれてるからなんだかわからなかったんだけど、「これ、日本食ですよね?私はこっちじゃない方頼んだんですけど」とフライトアテンダントに言うと、「こちらオムレツですから魚(日本食)じゃないですよ」と。
しかし日本食を選んでたはずのお隣を見ると副菜にチーズっぽいものが。ん?おかしくないか?
「これ、きんぴらですよね?きんぴらは日本食のほうだと思いますけど」と食い下がって言うとフライトアテンダントは無言できんぴらのお皿をつかんでチーズと交換。
「ほかのところもあべこべになってるんじゃないですか?」というとあたりを見回し、まだ食べてない人たちの分は無言で交換。すでに食べてる人のところはスルーしたうえで「全部じゃなくていくつかだけ変わってるだけですから」と言ってそのまま何事もなかったかのように通り過ぎていきました。
現地時間早朝にトルコ・イスタンブールに到着。
4時間のトランジット、なげーよ!と思ってたけど空港が広大だったから4時間ぐらいあっても全然大丈夫でした。
まだ行きなのでお土産買うのは控えたけど、いろいろ買いたいものがあったなー。トルコの食器とか織物とかかわいいんだよね。
そんなわけで1日目はトランジットの空港に到着するまで。
翌日から本格的なスイス旅行になります。
スイス日記 2019.02‐10
すっかり忘れてたから書かなくてもいいかなと思ってたけど、一応締めておかないと次の度について書きづらいから、もうおぼろげだけど書こう。
このLausanne公演が私にとって最後のArt on Iceで、初めてのショートでした。
思えば出発前にチケットを買う時から「あれ?いつも座ってるロングのお気に入りの席が今回は売り出されてない…??」と疑問に思っていました。
いつも買う席のロング対岸はまだ買えたからそっちを買ってもよかったんだけど、どうしようか迷っている間に売り切れちゃったのでショートを買ったのです。
ちょっと早いけど会場のレストランで軽くご飯でも食べようか、それともmigrosでなんか買って食べようか…なんて考えながら駅から会場に向かうとそこには…
会場がない
え?え?え????
夜でほとんどライトもなかったので見えづらかったんですが、どうやら工事中っぽくなっていて全然面影も残ってない。
なになに???どゆこと???と、辺りを見回してもあまり人けもなく。人けがあったところで何をどう聞けばいいのかわからなかったけど。
とりあえず冷静になって検索してみよう、とふとスマホを見るけれど、当然ながらWi-Fi圏外。Lausanne駅にはfree Wi-Fiがあったからもしや!と思って駅に戻るも、小さい駅にはそんなサービスがあるはずもなく当然圏外。もしやmigrosにfree Wi-Fiがないか!?とmigroに入ってみるもやはり圏外。
こうなったらいっそLausanneまで戻って検索してからまた出直すか?そしたら絶対遅刻だぞ???タクシーに乗ってチケットを見せればその住所に行ってくれるはず!?タクシー駅前にいない!!!
そんな風にぐるぐる考えながらうろうろしていて、あと10分で開演、という時になってようやく日本で入れてた地図アプリ、maps.meのことを思い出す。これは一回読み込んでしまえばネット環境じゃなくても地図が見れるというものだって話だったので事前に入れてたんでした。
maps.meの見方もよくわからないまま地図を拡大していくと…どうやら会場らしき名前は駅の近くらしい。これ、さっき見た工事中の建物のことじゃなくてか???ちょっと位置ずれてるけど???
絶望にも近い気持ちでため息をついてふと周りを見ると、たくさんの人が駅の反対側の出口に向かっていることに気づく。いつもならショーの時にはこれが逆向きの光景なのに。
恐る恐る人の波に乗って歩いて行ってみるとそこには…
会場案内ガーーーーー!!!!
開演まであと5分!!ダッシュ!!!
物販とかがあったのかどうかわからないけど屋台がたくさん出ていたのは目に入りました。しかしそれを横目で見つつとりあえず着席。ふーーーーーーー、間に合った!
心底ほっとしたけど、そこのリンクはもしかして仮設なのかな?という感じの作りで工事現場の足場のところにいすを並べてるだけみたいな感じでした。だから階段を上ろうとするとがっしゃんがっしゃんいっていました。
たまたまお隣のご夫婦が旦那さんが松葉づえの方で、その方も座席まで来るのにものすごく苦労されていました。仮設じゃなくても前の古いリンクの時では大変だろうとは思うけど。途中でトイレか何かに立たれてからは休憩時間まで戻ってもこれなくて出口のところで奥さんに支えられて見ていたりしていました。車いす席は1階席だったからせめてそこが空いていたら移れたのかもしれないのになぁと思っていました。後半からは周りにいた比較的座りやすい席のご夫婦が席を代わってくれていました。優しい世界やで…。
maps.meで改めて見てみると(仮)となっているから本当に仮のリンクなんでしょうね。新しいリンクにも以前飾られていたステファンの超おっきいパネルが飾られるといいなぁ。
↑昔のリンクに貼られていたパネル。
そしてもう翌早朝にはLausanneともお別れで一路帰国の度へ。
また必ず来るからね!今度は朝市で買い物もする!
↑ホテルを出ると朝市が支度をし始めたところでした。
空港で、依然買った簡易版ラクレットオーブンのちょっと進化版を見つけました!こっちのほうがかわいい!
オーブン、と言っても火力は蝋燭なのでBBQなどでも使えます。(風がなければ)
私が持っているものはこのフライパン?みたいなところが横長の1枚の鉄板なんですよね。持ち手もこんなにかわいくないし。
ほんとのラクレットオーブンも日本にも売ってるから買いたいけど、大人数で食べるんじゃなかったらこれぐらいで十分かな。
帰りの機内食はなんとカレー!!
チューリッヒの有名なお店のカレーなんだって。ステファンも行ったことあるかなぁ?
そして最後にスイスチョコを頂いて今年の度も終わり。お疲れさまでした!
旅の後、ステファンがこの時のArt on Iceを持ってステファンがArt on Iceから卒業したって聞いてびっくりしたし寂しかったけど、ステファンがそこにいる限り何度でもスイスイは足を運ぶよ。これからもよろしくお願いします!!!
スイス日記2019 完
スイス日記 2019.02‐9
さて、久々のオリンピックミュージアムです。(更新も久々…)
来る展示が少しずつか大幅に変わっていたりしてそんなに館内が広々としてるわけなじゃいはずなのにちょっと迷う…。(順路が日本ほど親切に書かれているわけではないので)
このオリンピックミュージアムの敷地の入り口に噴水があるのはよく知られていますが(ステファンたちもここで記念写真撮ったりしてるし)、入ってすぐ左手に顔はめパネルがあるのをご存知でしょうか?
↑インスタ映えスポット
前回来た時にはサッカー選手の写真の顔はめ。今回は各種オリンピックマスコットのイラストの顔はめパネルでした。しかし今年は一人で来ていたので顔をはめた写真は撮れず…。近くの団体さんにシャッター押してって頼めばよかったなぁ。
でも顔はめの写真でないからこそこうしてブログにもアップできるというもの…。災い転じて福となす?
このミュージアムのお庭には数々のオリンピックにまつわる展示品が置かれていたり刻まれていたりしていてお庭を見て回ったりするだけでも楽しいです。
ミュージアムに続く階段にも年代と名前が刻まれていて、「なんかの飛距離の記録かなぁ?」なんて思ってみていました。
↑年代が進むにつれて上の方に刻まれていく。幅跳びとか三段跳びとか棒高跳びの記録かと思っていました。
↑しかし長野の「M, Ito」で「ん?」と…。
↑各オリンピック聖火リレーのアンカー。点火者の名前でした。最新の名前はもちろん平昌オリンピックの「Y. Kim」。
↑そして聖火台。前回紹介したオリンピックミュージアムのマグネットはこの聖火台がモデルでした。クオリティ高い。
建物の入り口にはどーんと走り高跳びのバーが。ステファンもここの前でジャンプした写真撮ってたよね?撮ってなかった?(うろ覚え)
入り口でスイスパスを見せて早速入館。一目散に目的地に向かいます。
はい、ここ。ドーン!!!
ええ、もちろんステファンの「四季」のゼブラ衣装です。
ちょっとねー、ステファンの体形に合わせた特注トルソーとか作ってもらえてないから(羽生結弦展で羽生君の衣装展示をするときに使われたのは特注のトルソーだったそうですね!さすが!)メンズトルソーだと結構きっつきつに着せられてしまうのです。
去年久々にこの衣装を着てた時に衣装がちょっとぶかぶかに見えたのは、痩せたってこともあるだろうけど、このトルソーが原因でちょっと伸びたのでは…と勝手に疑問視しています。
↑脇腹のスワロが好きすぎて死ぬほど写真撮りました。
前回見に行った時にはステファンの隣はジョアニーの衣装しかなかったんですが、ターニャ&マックスのソチオリンピックで金メダルとを取ったときのSP仮面舞踏会の素敵衣装が展示されていました。この衣装ホントに綺麗&かっこいいから大好き。
↑ジョアニーの衣装も健在。
は~、ため息が出るような細かい装飾で美しすぎるターニャの衣装。このプログラム大好きだったから衣装だけでも見れて幸せ。(願わくば生でもう一回見たい。見たけどまた見たいの)
↑逆にマックスの衣装はマックスの大きさに比べてちょっとトルソーが小さい…。
↑年代別に展示されていたので離れたところにあったカタリーナ・ヴィット様の伝説のカルメンのお衣装。この時のヴィット様があまりにも美しかったのでそれを見て以来私のフィギュア沼住人生活が始まったのでした。
角度を変えてもう一度。
↑腕の逆Yのところだけ見るとピエロ衣装っぽいけど気にするな!
これ以上は変態っぽいので掲載を控えさせていただきますwww
他のフロアには体感型ゲームもあったりしました。
薄々感づいてはいるでしょうが(いや、はっきりと知ってたらすみません)、私は運動神経がとにかく悪いのでゲームも大の苦手です。バランス感覚も柔軟性も動体視力も反射神経も、ついでに物覚えも悪い!!!
案の定チャレンジしたゲームはことごとく惨敗…。誰に負けたかって話じゃないものももちろんありましたが…。オリンピックに出る人たちってホントスゲーな!!!
↑うまくバランスを取って中にある球を動かしていく。
↑クレー射撃体験。
最後にミュージアムショップでリクエストされていたバルセロナオリンピックのマスコットグッズを購入してミュージアム見学は終了。
↑ぬいぐるみもいっぱいあったけど持って帰るの大変だからピンバッヂだけ。クワッチなどの人気のぬいぐるみは無かった。
のーんびり回っていたからか気づくと結構な時間がたっていて、外に出るとすでにうっすら夕焼けが見え始めていました。
夕方のレマン湖もまた美しいのでこのお庭からお庭からしばらく夕日を眺めてセンチメンタルな気分になったりもしていました。は~、帰りたくないな~。
そうは言ってもこの日の夜にもショーはあるし、前々日にZurichから送ったスーツケースもピックアップしなきゃいけないし、ってことでいったんホテルに帰ります。また戻ってくるからね!
↑駅の天井。いろんな国の人々がばらばらに更新しています。オリンピックの閉会式の様子なのかな?
Lausanneの駅でスーツケースをピックアップして宿に運びます。
………超大変だった…。
ホントは木の階段だから気を付けてゆっくり持ち上げながら登らなきゃいけなかったんだろうけど、「ゆっくり静かに持ち上げる」なんてことしたら体のバランスを壊して自分が転げ落ちてしまいそうだったので、申し訳ないけどがんがんそこいらじゅうにぶつけながら登ってしまいました。登る途中でほかのお客さんともすれ違い、「頑張ってね!」と励まされる。きっとこの人も苦労したんだろうなぁ…。
ようやくスーツケースを部屋に入れて荷物整理を。ついでに残りの食料も取り出して簡単にお夕食。
日本を出る時には「絶対スイスで無駄金使わないぞ!」と思っていていろいろ工夫して食料持ってきたのに、なんだかんだでパンとかオレンジジュースとかチョコレートとか買い食いしちゃったりしたので何気に持ってきたあれこれは食べきれませんでした。(そのあと会社で食べました)
ショーに行く準備を整えていざ出陣。
夕方のLausanneはまた雰囲気を増して美しいです。
さっき買ったけど写真撮るの忘れていたんで一応またBlondel前で写真撮ってみました。うーん、観光客~!
↑これがアジアンテイストチョコのあれこれ。奥の緑のマーブルなのが謎の味でした。
↑さっき買ったナッツのチョコがけ。大好きな味です。
ちなみにBlondelのチョコレートではないですが、ステファンが一番好きなのは「キャラメリゼされたアーモンドが入ったビターチョコ」なんだそうです。甘いのが好きなのにミルクチョコじゃなくていいのか?と確認すると、中身がキャラメリゼされて甘くなってるからチョコはビターの方がいい感じになるんだって。それってグリコのアーモンドピークじゃね?と思ったけど実際お店で該当のチョコを買ってみたら、さすがにアーモンドピークとはちょっと違いましたwww
ローザンヌ駅から一駅移動したPrilly-Malley駅が今夜のショーの会場です。私が見れる最後のArt on Ice、思い切り楽しむぞー!
スイス日記 2019.02‐8
2月12日
Champéryからおっはようございまーーーーーーーーーーす!!!!!!(天の声)
夜明けのChampéryはほんっとに綺麗!
なんでこんな早起きしてるのかって?
たぶんChampéryにいるというシチュエーションに自分で興奮しすぎて眠れなかったのだと思われます…。この日またショー見るのに…。
それと、移動した先のLausanneにももちろんスポーツセンターはあるのでそこでも滑ろうと思ってちょっと早めにChampéryを出ることにしていたのでした。
この宿では今回の旅で唯一朝ごはんがついていたので調子に乗ってもりもり食べてしまいました。盛り方超雑ですんません。
日本でもホテルの朝食の時コーヒーか紅茶か聞かれることがあるけど、それ以外って選べるのかなぁ?(無料でってことね。オプションでなら選べるところもあるだろうけど。あとセルフのとこのほうが選択肢が多かったりするときあるよね。)
スイスのホテルはもちろん朝からchocolat chaudを頼んでもOK。たぶんスペインとかフランスとかでもOKだから他の国々も??
もちろん私は毎回chocolat chaudをチョイスしています。
9時台の電車に乗ろうと思っていたので早めに朝食を食べ終えて身支度。あわただしい滞在になってしまったけど今度こそはもっとゆっくり来たいな~。
最後にもう一度お別れを言いにリンクへ。ショーは夜なんだから朝からゆっくりここで練習してからLausanneに向かっても十分間に合ったんだけど、Lausanneに行くのも久しぶりだし、オリンピックミュージアムにも行きたいし(スイスパスがあったから)、何よりLausanneのリンクでも滑ってみたいしってこともあったのでここでの朝練はパスすることにしました。
まだ製氷したてのリンクはキラキラ輝いていて本当に綺麗でした。
↑コーチはこっち側から練習見てる。
お隣のジムで筋トレやってた人たちとも手を振ってお別れ。
きっとまた来るからね!今度はもっとスケートもうまくなってバックですいすい滑れたり華麗にターンなんかもできるようになってるはず!(?)
無人のリンクで滑っても謎の変死体になることがないように一生懸命練習してリベンジするぞーーーー!!!
てな訳であっという間にLausanne到着です。
何回も何回も何回もこのMontreux~Lausanneの電車に乗っているのに、毎回座るポジション間違えて景色のいい写真撮りそびれます。この日はいい天気だったのになあ。
↑懐かしの懐かしのLausanne駅!
今回の宿はケチケチ根性で繁華街のお安いお宿に。鉄道の駅から地下鉄で少し登ったRiponne-M. Béjart駅。
この駅を出たところにあるRiponne広場では2015年に国際オリンピック委員会ローザンヌ設立100周年のイベントで特設リンクが設置されてステファンが演技を披露していました。
ホテルのお部屋は簡素だけどツインで1万円しないって激安じゃね!?と思いましたが、それもそのはず。部屋は4階ですがエレベーターなし…。
まだ駅からスーツケースをピックアップしてきてないから今ある荷物だけなんとか入れたけど、階段も普通の家の中の木造階段なのでスーツケースガンガン運べなさそうで先が思いやられる…。
お部屋に荷物を置いてスケート練習用の荷物を作っていると…な、なんと(私にとって)必需品をChampéryに忘れてきたっぽいことが判明!
スケート靴を履く時に靴紐を固く結ぶ必要があるのですが、その時に靴紐を引っ張る用の金具をなくしてしまっていました…。もちろんこの金具がなくても履けないわけじゃないですけど、指も太くてまだ履きなれない私には無理なんです…。
そんなわけで予定をLausanneゆっくり散歩に変更。こんなことならChampéryで練習してから来ればよかった…と思いつつ久しぶりのLausanneの街を楽しんみたいと思います。
↑Lausanneは本当に坂が多い!山のふもとってことなんだけど、神戸の旧居留地みたいな感じじゃなくて街中がうねってる感じなのです。
↑教会の屋根には金色の小鳥のオブジェが。可愛い。
ホテルからLausanne駅まで向かう途中でお土産屋さんに入店。
私は旅行で知らない土地に行くたびに記念としてその街の観光マグネットを買って集めています。その街のスノードームとかその街のペナントか集めてる人と同じ同じ。(今もペナントってあるのかなぁ?)
ご当地マグネットでも自分の中で勝手に決めた基準があって、それに沿ったものだけを買うようにしています。可愛さランキングで買ってるわけではないのです。
①国名じゃなく都市名(あるいは観光地名)が書かれている。
↑可愛いけど国名。
②風景を含めてその土地っぽい構図のもの。(パスタのみとかチーズのみは無し)
↑都市名だけどチュロス…。建物も描かれているからぎりぎりセーフ。
③人物が主張しすぎてないこと。
↑人物主張してるけど観光名所だからむしろポイント高い。
④余計なものがついてないこと。(温度計とか)
↑可愛いのに温度計はいらないのよ~。
⑤より狭い地域のマグネットのほうがポイント高い。(ウィーンのマグネットよりシュテファン寺院のマグネットのほうがレア度がある)
↑作りも精巧で素敵。
↑でも観光名所な分こちらも高ポイント。
⑥作りが精巧だとなお高ポイント。
↑作りこまれている!
↑ざっくりした感じ。
↑立体で作ってください…。
可愛さランキングだったらスペインの闘牛のマグネットもめっちゃ可愛いし、イタリアの本物のオイルが入ったオリーブオイル瓶のマグネットとかのほうがミニチュア好きの血が騒いで買いたくなるんだけど、それを買いだすときりがないので各都市1~2種類程度で我慢!
↑可愛さランキング上位。
そんな自分基準で集めたマグネットを家の冷蔵庫の脇に貼っていって徐々に増えていくのを楽しみにしたりしています。風水的には冷蔵庫にそういうのべたべた貼るのって運が悪くなるらしいけど。(今は家族も旅行に行くたびにお土産で買ってきてくれたりしているのですが、その自分基準が浸透してなくてしっちゃかめっちゃかになっています)
でも、今まで何度もLausanneには行っているのに、Lausanneでお土産屋さんに入ったことがなかったからLausanneのマグネットを買ってなかったんだっていうことを2年前ぐらいに気づきました。遅い。
初めてLausanneに来てから早〇年…。いざ出陣じゃー!!!
…び、微妙…。
Lausanneマグネットは何種類かあったんだけど全部なんか微妙なデザイン…。素敵な街Lausanneだからマグネットも素敵に違いないと期待しすぎた???これならChampéryマグネットのほうがまだいい感じだったな…。
でも、Lausanneにあるオリンピックミュージアムのマグネットがめっちゃ自分基準の高得点を得てるから総合得点としてLausanneは高得点としよう!
途中ショコラティエのBlondelによってスライスナッツのチョコ掛けを3個おやつに購入。お散歩しながらぽつぽつ食べます。
Blondelではなぜかオリエンタルブームらしく、ショーケースの上には新作のオリエンタルフレーバーチョコがずらり。ほうじ茶味は日本でもたまに見るけど、ゆずのチョコ掛けゆず胡椒味とか謎のものもありました。緑っぽいものがあったから抹茶かなと思って食べさせてもらったけど全然違った。何味なのか尋ねると「日本のものでしょ?」って店員さんに言われたけどなんか聞いたことない名前だったから日本のものではないような気がする…何だったんだろう?
ちなみに「じゅ ぷ ぐ て?」(Je peux gouter?)と言えば好きなものを味見させてくれます。味見もけちけちしてないので味見だけでおなかいっぱいになることも。
Lausanne駅からは地下鉄に乗り一気に湖のほとりまで下ります。
終点はOuchy-Olympic駅。オリンピックミュージアムにはここからゆっくり歩いて5分ぐらい。
↑次のオリンピックまでのカウントダウンかな?
↑駅前にある古城ホテル。外見は素敵だけど中は…?
↑前回来た時にここのクレペリエでガレットを頂きました。うまうま。
気持ちいい晴天の湖畔をぶらぶらしながらオリンピックミュージアムへと向かうのでした。