スイス日記 2020.01.08
この日は移動日!
重いスーツケースは送ってしまっているとはいえ、前日のリヨン旅行でチョコとか買っちゃったし、そもそもスケート靴はあるし何気に重くなった荷物を持っての移動となりました。
泊まっていたホテルが朝食付きだったんですけど、昨日は朝早すぎるし、どうせパンとチーズしかないから別にいいか…と思ってパスました。
しかしこの日朝食会場に向かってみると、スイスの朝食なのになんかいいにおいがする!!!
たまごもソーセージも美味しいよ!
ローザンヌに行く前に立ち寄りたいところもあったので朝ごはんを食べ終わったらさっそく出発!
と、思っていたのですが、なんと荷造り最終段階になって部屋のテレビのリモコンが見つからない!
サイドテーブルにもベッドの下にもバスルームにも、もちろんクローゼットにもない。
…もしや、知らぬ間に荷物の中に詰めた…?
うりゃあ!とキャリーケースの中の荷物をあけて再度確認。ない。
ボストンバッグの中身も全部取り出してバッグを逆さにして振ってもない。
テレビからは陽気なさとし(ポケモン)の声が。
もう一回部屋をはいつくばって探してみたけど無い。
金庫の中にも冷蔵庫の中にもお風呂の中にもない。
素直に無くしたって言ってチェックアウトしてしまおうかとも思いました。追加料金請求されるだろうけど、リモコンってそんなに高いものなのか?と思って。
しかし、ここはスイス。何がいくらぐらいするのかわかったもんじゃない。(のちに買ったマイクロUSBも安いのが無かったし)
キャリーケースとボストンバッグの中身を再度全部取り出して、逆さに振って確認。ポケットも全部確認。
ない。
途方に暮れるころにはポケモンも終わってました。
辺りを見回すと部屋の中はぐっちゃぐちゃ。
チェックアウトの時間も迫ってきています。
謝って弁償するにしてもとりあえず部屋は綺麗にしておこうと思って荷物を詰めなおして散らばったものを片付け始めました。
すると、ベッドメイクの際にころんと床に転がるものが…。
リ モ コ ン だ
さんっざん這いつくばって床を探したりしてたのに、なんとベッドの上にありました。
ほっとはしたけど朝からぐったり…。
もう寄り道する気力も時間もなくなったのでそのままローザンヌに向かうことにしました。
そんなわけでローザンヌ駅到着!
翌日からLausanne2020(ユースオリンピック)が始まるところだったので、街のいたるところでポスターや何やら準備しているところをお見かけます。
今年の夏は東京でもそんな感じになるのかなぁ。(ローザンヌだったらワクワクするけど東京は全然ワクワクしない)
ローザンヌに立ち寄ったのはチョコを買いたいから(笑)
帰国後すぐに某イベントに参加する予定になっていたのでそこでのプレゼント用にスーパーのチョコでも日本で売ってるチョコでもないチョコを買おうと思っていたんです。
それにはそう、Blondelしかないでしょう。
Blondelの位置は確かRiponne-M. Béjart駅とLausanne-Flon駅の間のはず…と思い込んで地下鉄でRiponne-M. Béjart駅までいきました。今地図で確認したら確かにLausanne-Flon駅より上だけど割とすぐ近くだったからそこで降りればよかっただけだったのに!
荷物が重かったからなるべく坂を上りたくなくて坂の上の方の駅まで行ったのでした。
そしたら迷った。
ローザンヌは坂の多い街。
坂の多いって言ってイメージする坂の多い街よりもさらに急こう配の坂が多い街だと思ってもらって間違いないです。しかも単純に長い坂が続くとかじゃなくて石畳がうねってるような急な起伏が至る所にあって登っては降り、登っては降り、の繰り返し。
だから道に迷うとホントツライ!しかもキャリーケース+ボストンバッグが重い!
↑この道はなだらかなように見えるんですけどね…。
何とかようやくBlondelに到着しました。
特にお目当てのチョコがあるわけじゃないんだけどどれを買っても美味しいからいろいろ選んで買いました。
自分用にはコーンフレークのチョコ掛け?を3つ買っただけだけど、贈答用という名目があれば色々買えるぜ!
↑柚子入りダークチョコレート。直訳すると「黒ゆず」
名前が面白かったんで買ってみました。味見したけど美味しかったよ。ちなみに白とミルクはありません。黒のみ。
↑お店の中、改装して超きれいになっていたのでスーツケース持って行っても全然大丈夫でした。でも昔の雑多な感じも好きだったけど。
すぐ近くのサンフランソワ広場ではたぶんパブリックビューイングかな?の準備がいろいろされていました。屋台とかも出る広場だから夜にホットワインとか飲みながら見るんだろうなぁ。
↑駅のホームにももちろんポスターが。
Lausanne2020のパンフとかがあったら欲しいなぁと思ってたんだけど、競技会場の案内のパンフがちらっと置いてあるだけでした。一応持って帰ってきたけど欲しい人いないよね?
そこから後はひたすらベリンツォーナを目指します。
今回はチューリッヒ乗り換えにはせずルツェルンで乗り換えのルート。
電車に乗ってると車内放送や車掌さんの言葉もフランス語→ドイツ語→イタリア語に代わっていって不思議な感じがしました。
そんなこんなでベリンツォーナ到着!
スイスなのにイタリア語だしイタリア文化色が強い感じです。
ホテルはそれなりのお値段のところにしたんだけどドライヤーが壁にホースついてるような昔のタイプでしかもホースが割れて壊れてました。
もちろんバスタブなしのシャワーのみ。湯沸しポットもないシンプルなお部屋です。
夕方近くに着いたのでこの日はショーの会場の下見だけしに行くことにしました。
すみません、スイスに入ってからショーの会場の位置を調べたので全然行き方も何もわかりませんでした。
ホテルからは徒歩で10~15分ぐらいだとのことだけど、こっちの人とはリーチの差があるので真に受けるわけにはいかないのです。
もちろんバスもないとのことでげんなりしたけど、よく考えたらダボスでも徒歩でそれぐらい歩いたなと。しかも雪道を。それに比べれば軽い軽い!
↑遠くの山は雪だけど街には全然降ってませんでした。
↑割と…というかほとんど人気のない道を歩いてると不安になるけど一応ポスターがありましたので道は間違っていないはず。
↑いえーい!会場到着!
うん、閑散としてるね!
帰り道、ライトアップされたカステルグランデが。
カステルグランデの説明はこちら。
世界遺産にもなってたって知らなかった!
https://www.myswitzerland.com/ja/experiences/unesco-bellinzona-castles/