La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

フランス日記2

フランス2日目。
この日はあいにくの曇り空。
時差ぼけのため早く起きてしまったのでしばしぼけっと目の前の海を眺めていました。
前の晩到着した時には暗くてわからなかったのですが、南国情緒溢れる概観になっていたんですね…。





朝食会場は1階の外側にあるテント内で。
屋根とかシーリングファンとか色々素敵な感じです。
テント内にも小さい椰子の木っぽいのが置いてあったりして、リゾート気分を盛り上げてくれます。


1階のロビー。
紫のソファーが超可愛い!
うちにも欲しいと思ったけど、我が家にいきなり紫のでかいソファーが置かれたりしたら違和感しかない。
でもここのロビーにはマッチしていて素敵でした。



ご飯を食べたら早速お出かけです。
と、その前にホテルの外観を撮影。



↑白いお城みたいねー。

この日は午前中にオプショナルツアーを入れていたのでその出発時間までご近所を探索。
まずはお隣のマセナ美術館。でも今日は外側から覗くだけね。



そしてニースのランドマーク的なホテル、ネグレスコ。


私たちが泊まったホテルのレストラン、Le Siecle。
この日の夜に食べに行きました。それはまた後ほど。


この日のオプショナルツアーはエズ村&モナコ半日観光。
もちろん普通の旅行会社のツアーなので他の旅行者と同乗になってもおかしくなかったんですがこの日はたまたま私たちしか参加者がいなかったので専属添乗員付きみたいな感じになっちゃいました(笑)
小さなバンに乗って早速エズ村までのドライブに出発です。

しかし村に着くまでほとんど写真撮れませんでした…。
ニースからモナコへ向かう道はざっくり言って山沿いの上中下の道に分かれているとのことで、電車が通ってるのは中だったかな?下だったかな?忘れちゃったんですけど、エズ村がある駅から実際エズ村に行くのは相当登山しなきゃいけないから電車で行くのはちょっと大変みたいです。
しかしこの道は「ニーチェの道」と呼ばれていて哲学者のニーチェが毎日この道を歩いていたそうな。足腰強くなっただろうな…。

オプショナルツアーじゃなくてもニースから普通にエズ村に行くバスがあるそうなので、観光に行くならそれを利用した方がよさそう。
とりあえず車はエズ村のふもとの駐車場に停車。そこから坂を上ってエズ村に向かいます。



↑エズ村に向かう坂道の途中にも可愛いホテルがあったりします。

エズ村は岩山の上にある小さな村で、鷲の巣村とも呼ばれているところです。
詳しくはこちらに説明が。
http://www.bonvoyage.jp/commune/Eze/ 
http://www.bonvoyage.jp/basic/Eze/ 
山の上だとは聞いていたけど、ホントに断崖絶壁に近いぐらいの急斜面で高所恐怖症の人は下を覗けないかも…。


村の入り口…かな?ここから石壁のこじんまりした村が始まります。
敷地はゆっくり歩いても20分もかからずにぐるっと回れるぐらいかな?
一番の見所はJardin Exotique(熱帯植物公園)からの眺めだと思うので、ゆっくり階段を上って村の頂上へ!


↑階段と狭い路地が続く村の中。

↑建物がいちいち可愛い


↑石垣からちょっと下を覗くと物凄い高低差です…。

村の中には割りとたくさんお店などあって、カフェやお土産やさん、アートギャラリーなんかもありました。
ここの小さな工芸品屋さんで手作りのワインオープナーを購入。(空港で買ったワインをあけるため/笑)


↑シュールな噴水

村の頂上にある熱帯植物公園は有料ですがせっかくなので入ってみることに。
サボテンが所狭しと生えているのは植物園なのでいいんですけど数々の女神像がそこに点在しているのがまた謎めいた感じでした。


↑あいにくのお天気で…。
晴れてたら本当にCote d'Azurが一望できて素敵だったんですけど。
↓こんな風にね!


植物園の天辺は見晴台ってことなのかな?オープンスペースになっていました。
そしてそこにまた女神像たちが…。




↑ここの女神像たちはみんなスレンダーなボディをしておりました。

植物園から下ってくると教会らしきものが見えたので早速向かってみました。


↑時間もあまりなかったし、中に入っていいかわかんなかったのでぐるっと建物を眺めただけになっちゃったんですが、ガイドを見ると祭壇画やだまし絵が見所だったとのこと!入ればよかったよ!


お土産やさんと植物園に時間を取りすぎて他は駆け足になっちゃったのですが、とりあえずエズ村を堪能して次の目的地のモナコへ。
モナコはもちろんフランスとは別の国なので一応国境があるわけです。が、車で通り過ぎるだけなのであっという間に入国。

↑一応国境の目印

モナコと言えばカジノとカーレースとグレース・ケリー
と、言うわけでその3点が観光のポイントだったみたいです。
グラン・カジノ、大公宮殿、モナコ大聖堂が下車しての見学となり(グラン・カジノは写真撮っただけ)、あとはガイドさんがモナコグランプリのレースコースをドライブしながら解説するという流れでした。
…このドライバーさん、多分レース好きだな…というぐらいレースのことは細かく説明してくれたような気がするんですが、実は私はあんまり車に興味がないので車種とか色々説明されても右から左に抜けて行っただけなのでした…。


モナコのカジノで遊ぶなら1億円が1万円ぐらいに思えるようにならないとね…。
この辺はもちろん夜の方がライトアップなんかもされて煌びやかでよさげなんですが、夕方~夜にかけてモナコに行くなら正装して行かねばならんとツアー案内にも書かれていたのでびびった私は午前中のツアーにしたのでした…。


モナコも旧市街をぶらぶら歩いたりしてみたかったんですけどいかんせん午前中だけのツアー…。
旧市街は駐車場だけ利用して(厳密に言ってそこが旧市街だったかどうかは不明なのですが)、大公宮殿と大聖堂を徒歩見学するのみとなります。
でも衛兵交代の時間に合わせたツアーなのでそれだけはばっちり見てきましたけどね!

モナコは敷地が狭いところなので、「土地を持つ」という概念がないそうです。
だから家を買う=マンションの一室を買うということなんだそうで、それを転売したり又貸ししたりすることも一般的なことだそうで。
日本は都会はともかく、やはり家を買う=土地を買うという意識が一般的には高いんじゃないかと思うのでモナコのような「家」の概念を、特に父はなかなか理解ができなかったようです。(古い人間ですからね)
ちなみにモナコのマンション、一般的な広さのもので約6億円だそうです…。

そんなわけでかどうかはわからないけど、駐車場は地下奥深くに作られていました。

↑洞窟みたい

↑地下駐車場の壁に写真が…

地下駐車場の壁に飾られていた写真が撮られた場所が、ここ、モナコ大聖堂です。
今の大公殿下の母上、故グレース・ケリー妃がご成婚された場所で、お墓もここにあります。


↑とっても厳かな雰囲気



↑グレース公妃のお墓には常にお花が

モナコ大聖堂のすぐ脇には国会議事堂と最高裁判所があります。
この二つの建物の間を通り抜けると大公宮殿の広場に出ることができます。

↑左が国会議事堂で右が最高裁判所

↑特に最高裁判所がお気に入りv
可愛い建物だけど一般公開はしてないんですって。

大公広場には常に観光客がいっぱい。
お昼の衛兵交代の時間だったので私たちも列に並んで見学しました。



↑この道を通ってゲートのところで交代

大公宮殿の側には大砲のオブジェが。(多分本物だけど)
ここからの眺めも素敵でしたけど停泊しているクルーザーの金額とか停泊料とか卑しいことしか頭に思い浮かばない自分が情けなくなりました。


↑ベンチの足も大砲の弾!

モナコグランプリの時期は1週間の停泊料が1000万円…

↑衛兵交代が終わって通行止めを解除する警察官。衛兵よりも警察官の方がかっこよかったのは秘密。

帰りはサン・マルタン公園を通って帰りました。
大公宮殿に続く道の一段下にある公園なんですが、緑豊かで散歩するのはとっても気持ちよかったです。
実は大公宮殿に続く道の途中には実際公族の方々がお住まいのお屋敷があるのですが、プライバシーを守るためにそのお屋敷の周辺は撮影禁止になっているのです。(高い垣根があったり、警備の人が注意していたりします)でもその道から一段下がっているこの公園からそのお屋敷の写真撮ったりするのは全然咎められないからみんなここから撮ってるんだって(笑)





公園を抜けると崖の上に大きな建物が。
モナコ海洋博物館です。
この日も学生らしき人たちがたくさんいて賑わっていました。
ツアーには含まれてないし、時間もないのでもちろん中には入っていないのですが、もし時間があったとしても入らないでしょう…。だってこのポスターになってるくらげの写真だけでびびってるぐらい水族館嫌いだから…。


↑入り口前には大だこ様だい!


↑キュートなイエローサブマリン。しかしこれに乗って海底にもぐる所は想像もしたくない。

あとは車の中からモナコの市内をレースコースに沿って見学して終了。
お昼過ぎぐらいの時間にニースのホテルに戻ってきたのでした。