La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

フランス日記7

フランス4日目。
僅か3泊4日のニース滞在でしたが短いなりに精一杯楽しみました。
もうちょっとさらに暖かい時期(ワールドの頃とかさ…)だったらもっとビーチでまったりしたりしても良かったかもしれないけどね。
でもそれはまた次回のお楽しみと言うことで。
父ものんびりした雰囲気と明るい海がとっても気に入ったようで(あと単純にタバコに緩いところとか…)、また来年来ようと言い出したりしてました。ま、元気でいてくれたらね。

ホテルからタクシーでコートダジュール空港に向かったのですが、タクシーの運転手さんにフランス語で行き先を告げると「韓国人ですか?」と聞かれました(笑)日本人だと通常は英語で言われるからなんだって。
ちなみに「Je voudrais aller a ●●」(●●へ行きたいんですけど)は今回の旅行でめっちゃくちゃ使ったフランス語でした。普段のスイス旅行ではめったに使わないんだけど。なぜならあまりタクシーを使うことがないから…。
今回は疲れたらすぐタクシーに乗っちゃったりしたので使う機会が多かったのでした(笑)



コートダジュール空港内のKIDS用施設。シマウマ!

そしてばびゅーんとパリにひとっとび。
今回無理やりつけた1泊パリ観光です。パリの滞在時間は約30時間!
慌しいパリ編のスタートです!

まずはパリでお世話になるホテルに到着。
今回のホテル選びのポイントも「喫煙できる部屋があるかどうか」(そして忘れてたけど等級は4っ星相当って言ってたんでした。だからニースでもパリでも少しグレードを下げればもっと喫煙可能なところは多いのかも)。
パリのホテルはパリ・オペラ座とマドレーヌ寺院のちょうど真ん中ぐらいの立地になりました。
パリ市内の建物は当然ですが保護対象になっていて、外観を変えたり取り壊したりすることを禁じられています。
そのため、古い建物の中をまるっとくりぬいて近代的なオフィスやホテル、住居などに変えてるんだって。
今回のホテルもそんな建物の一角にありました。物凄く巨大で変な形の建物の一角がホテルになっています。

↑ながーーーーい建物の途中から途中までがホテル。

↑入り口はここ。お隣は夜はクラブ営業してるようなおしゃれカフェ。

ホテル内部は本当に近代的なシティホテルでした。
ニースの中身もクラッシックなホテルとは大違い!
お部屋はとっても広くて、どうやら長期滞在用のアパートのような部屋でした。キッチンもついていて、お皿はもちろん電子レンジもお鍋もケトルもぜーんぶそろっていました。
フランスにちょっと長い間いるならこういうところに泊まれば便利だな…と思いましたが、ホテル代がニースのホテルよりも高いぐらいだったのでとても自力で長く泊まるなんてことはできないと思いました。




とりあえずホテルで一息ついたら早速行動開始!
なんせ時間がないですからね。見れるところを見ておかないと!
この日の天気はあいにくの雨!でもホテルの傘を借りて元気に出発です!

とりあえず何はともあれL'Avenue des Champs-Elysees(シャンゼリゼ大通)に行きたいというご要望によりそちらを目指すことに。
と、その前に進行方向とは逆になるけどせっかくご近所なんだからと言うことでl'Opera(オペラ座)をチラ見してきました。

↑豪華!今回中に入らなかったことをちょっと悔やんでいます。

そしてシャンゼリゼ大通に向けて改めて出発。
まず通りかかったのはEglise de la Madeleine(マドレーヌ寺院)。
ちょっとみた感じ教会には見えないんですがれっきとしたカトリックの教会です。




ギリシャ神殿みたいなつくりだけど、レリーフなんかは「最後の審判」や「十戒」なんかが書かれているんだそうですよ。

マドレーヌ寺院から歩いてすぐに見える広場はPlace de la Concorde(コンコルド広場)です。
いや、マドレーヌ寺院を背にしたら正面に広場が見えるんですけど、この広場が広大すぎて行けども行けども近づけない!(笑)
このコンコルド広場はフランス革命時にマリー・アントワネットの首をギロチンで跳ねた場所で、その他にも1200~1300人もの人々がここで命を落としたそうです。その当時は噴水が血で染まったとか何とか…。


そしてこの広場からシャンゼリゼ大通がスタート。
華やかなイメージのシャンゼリゼ大通ですが、コンコルド広場脇のスタート地点はまだ両脇がガランとしていて寂しい感じ。


↑ここでお腹がすいてしょうがなかったのでクレープ買っちゃいました。

Le Grand Palais(グラン・パレ)とPetit Palais(プチ・パレ)の辺りから段々それっぽい(?)感じの通りになってきてFranklin D. Roosevelt駅を超えるとようやく「Aux Champs-Elysees~♪ Aux Champs-Elysees~♪」と歌いたくなるような光景を目にすることができました。いや、実際歌いましたけれども。


↑遠くに凱旋門発見!

↑マカロンで有名なLadureeシャンゼリゼ店。
中ですんごい並んでた上にマカロン特別好きなわけじゃないから買わなかったけど。

Louis Vuittonシャンゼリゼ通り本店。お土産用にお財布でもないもんかと思って立ち寄ったけど日本人らしい買い物客でごった返していたので早々に出てきちゃいました。

そしてシャンゼリゼ通りの突き当たり、Arc de triomphe de l'Etoileエトワール凱旋門)がいよいよ近くなってきました!


凱旋門に行くには地下道を通っていかねばならず、その入り口が自分たちが通っていた道とは逆側にあったので道路を横断。その途中に正面から激写!と思ったけど斜めになっちゃった。


凱旋門とその向こう側、ちょうどシャンゼリゼ通りの続きのような道Av. de la Grand Armeeに向かうための地下道です。凱旋門の上に上るためのエレベーターもこの地下道に受付があります。でも障害者用なんだそうだ。
一応交渉してみたんだけど乗れなかった…。さすがに階段で登る気力も体力もなかったので今回は下からの見学だけに留めました。


地下道から出るとそこはほとんど凱旋門の真下でした。
エトワール凱旋門のエトワールとは「星」と言う意味で、凱旋門の上から見下ろすと凱旋門から延びる12本の通りが星のような形に広がっているところからのその名前がつけられたそうです。
この凱旋門も例によって例のごとくナポレオンの命によって建設が始まったそうなのですが、完成したのはナポレオンが亡くなった後で、生きてる間には門の下を通れなかったそうです。





↑完全に真下!


凱旋門には第一次世界大戦で亡くなった無名戦士のお墓がありました。

凱旋門を堪能しすぎて忘れてたけど夕方からはオプショナルツアーに申し込んでいたのでした。
とりあえずタクシーに乗ってホテルまで戻り、そこからツアーの集合場所に向かいます。
そのツアーの集合場所は…

↑Musee du Louvre(ルーヴル美術館)!

集合場所はルーヴルなんですがこの日はルーヴルには入りません。
ここからバスに乗ってセーヌ川ナイトクルーズ&夜のパリ観光ツアーに出かけます。