La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

Stéphane Lambiel Fan Meeting Tour日記1

11月28日~12月2日に開催された日本旅行企画の「Stephane Lambiel Fan Tour」に参加してきました。
ここではそのツアー中の日記を書いて行きたいと思います。あくまで日記的なものなので、ツアーレポとしては期待しないでくださいまし。

さて、ツアーですが、今年はステファンの初舞台「La Revue」




の初日を見に行くのがメイン?だったのでそれに合わせた日程が組まれたため、なんと「月曜出発、金曜帰り」という週末休みの社会人にとっては鬼のような日程でした。週末を前後に挟んでの平日のみだなんて!
そんな日程でヨーロッパに行くのはあまりにももったいないので、少し割増になってでももう少し長くいたいと思い、前後の日程を伸ばして土曜日初の日曜日帰りにできないかと相談しました。しかしやっぱり旅行会社からの回答はXでした。去年は行き帰りの飛行機を変えた人がいたのになんで今年はダメなのー?
でも行きの飛行機を変えることはできないけど延泊は可能とのことだったので2日間だけ帰国日程を延ばしてもらうことにしました。もちろんより多くのステファンの舞台を見るためです!ショーのチケットと延泊用のホテルは事前に日本で取っておきました。

今回のツアーで宿泊したホテルはLausanne駅前にあるホテルで、数年前はAOIのオフィシャルホテルだったそうです。ステファンももちろん泊まったことがあると言っていました。ツアーのみんなが帰った朝、一人でホテルで朝ごはんを食べている時にホテルの従業員さんと話をしたところ、彼女ももちろんステファンのことを知っていてステファンが泊まったときにサインを書いてもらったと言っていました。お子さんが3人いるのでそれぞれ分3枚も(笑)彼は国民的ヒーローだって言っていました。しかもすごくハンサムだし!って。そうか…そういう立ち位置なのか…と改めて思いました。
実はファンミのの時にもまさにファンミ中にスイスのファンの人がステファンを訪ねて来ちゃったんですよね。それも2回も!サインください!って。びっくりしたなぁ!

話は戻りますが、ツアーの2日目、舞台の初日の日は午後から彼の故郷のSaxonを訪れました。Saxonは新興住宅地だそなので特に田舎田舎しているわけじゃない普通の郊外の住宅地って感じです。ま、ちょっと山が近いのと電車の本数が少ないのがネックなぐらいかな?ご飯食べるところもちゃんとあるし。

ファンミを含めたツアーの内容についてはどこまで書いていいのかわからないのでオープンになっているところを書きますと、Saxonではステファンの元ファンクラブの創設メンバーの方にお会いして、子供の頃の話や現役時代の話を聞いたりしていました。子供の頃はおとなしい子だったそうですよ!(ドウシテコウナッタ)
でもおとなしいけど情熱は子供の頃から持ち続けていたそうで。ちなみに話を聞いた場所はステファンが子供の頃に通っていた小学校の跡地で、今は市役所になっている建物でした。


今は人口も減ったので幼稚園と小学校が合同になっているそうです。



その後、Martignyに移動し、ご飯を食べたあといよいよ観劇です。






日本旅行さんが取ってくれた席は1列目!私はその中でも一番端っこだったのですが、出入りする通路もよく見えてバッチリでした。ただ、椅子が超グラグラして壊れやしないかとドキドキしていました。



劇場はメイキングの写真を見てもわかるとおり、原っぱに足場を組んで建てられたもので、なんと最前列の床はそのまま草でした!なんとなく牧歌的な匂いが…(笑)通路を挟んでお隣さんにフランス語で話しかけられ、超絶たどたどしい、超初心者的なフランス語で若干会話しました。でも通じてほんとに嬉しかった!
また、私の後ろの席のおじさんはSwiss TVのプロデューサーさんだそうで、国内の舞台はほとんど見に来るんだと言っていました。しかも去年3ヶ月ぐらいかけて日本中を旅していたとのことで、相当コアな場所も知っていましたよ。前にスイスに来たときに道案内してくれた男性も日本の練馬区に滞在していた頃があると言っていたし、海外から来るみなさんは結構意外なところに行っているもんだなと思いました。 

舞台についてはほとんどリアルタイムでつぶやいていたかな?びっくりしたのは私が座った席がちょうど最初にステファンが歌う「君の瞳に恋してる」の歌いだしからサビぐらいまでの視線位置になるらしく、ずっとこっち方向を見ながら歌っているので、自分を見ているわけじゃないとわかっていながらも超絶居た堪れない感じでした…。3公演目からは全体的に立ち位置が変わっていたけど、最初の1、2回がほとんど同じぐらいの席だったからうっかり視線攻撃を2回も受けてしまい、かなりHP減りました。
舞台自体がとても小さいのでステファンが側転的なことをやったり飛び跳ねたりするとそのままはみ出しちゃうんじゃないかと若干ハラハラしたりもしました。そういや、そのオープニングでステファンが登場する前、ヤンさんがステファンのモノマネをしているんですが、若干内股で髪かきあげて、やっぱりアハンアハン言っていました。あ、やっぱりそこなんだ(笑) 

ステファンの出番の中で特に好きなのはステファンがバイオリニストで出演するもの。ほとんどセリフがないからわかりやすいということもあり。
話の流れとしてはこんな感じ。
バタバタした準備の中、3人のバイオリニストとマエストロが位置につきます。演奏するのは「春」。
指揮者がまさにタクトをふろうとしたところ、間の悪い司会者が客席に案内のコールをし始めます。改めて仕切り直しをして演奏し始めると、最初はうまくいっていたのに指揮者が指揮をやめても一人自分の演奏に陶酔したバイオリニスト(ステファン)が指揮も見ずに勝手に気持ちよさげに演奏を続けます。
はっ!とそのバイオリニストが気づいたときにはマエストロは当然怒っており、バイオリニストを立たせると思いっきり殴りつけます。ステファン、転がる勢いで椅子に倒れこみます。
そして改めて演奏を再開。この時からずっとステファンがビクビクした顔してるんですよね。(カワイイ)
そして次の演奏を始めようとしたその瞬間、また間の悪い司会者が案内のコールをします。でもさすがにちょっと気まずいと気づき、若干尻窄み。そして新たな演奏が始まると、今度は別のバイオリニストが途中からポップなアレンジで勝手に弾き出します。それに気づいたステファンの驚きと心配の表情ったら!(笑)
案の定、そのバイオリニストは指揮者に思いっきり頭突きを食らわされるのですが、その時もステファンは椅子に座ったまま頭突きの瞬間びくっ!!!っと体を震わせます。セリフ無い分、体と表情で演技してて、本当に役者さんみたいだった!
そして3回目、また演奏をしようとしたときに司会者が声を上げ、今度はその司会者が指揮者にしばかれて再起不能に。そして3度目の演奏を始めると、今度は3人目のバイオリニストがぜんっぜんボロッボロの演奏をし始めます。実はこのバイオリニスト、準備の段階で駆り出された急ごしらえのバイオリニストだったのです。指揮者は指揮棒を叩き折り、とんでもない演奏を続けるそのバイオリニストににじり寄ったとき…ほかの二人のバイオリニストが立ち上がり、援護するように踊りながらポップな感じで弾き始めます。(ここのダンスの場面、大好きv)指揮者を翻弄しながら弾き続け、いつの間にか指揮者に対して殴る蹴るの暴行。ついには指揮者を床に沈め、みんなで飛び上がってハイタッチ!
そしてようやく暴君から解放され、自由を手に入れたバイオリニストたちはいそいそと着席をして今度こそ楽しんで演奏を始めたんですが、指揮者を失った演奏はてんでバラバラで、曲が全く成り立たないものになってしまったのでした…。
おしまい。
こんな感じのお話でした。燕尾服のステファンが超可愛いのです!

舞台のフィナーレで全員が一本ずつバラの花を持って出てきてお客さんに渡したんですが、これは初日だけだったようで、ステファンはツアー参加者全員分の花を持って出てきてひとりひとりに手渡してくれました。本当にサプライズだったので一瞬何やってるのかわからないぐらいでしたよ!
お花は本当に捨てられないのでやっぱりスーツケースにそのまま詰めてもって帰ってきちゃいました。


とりあえずみんな幸せ気分いっぱいでツアー2日目は終わりました。