La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

ひとりスイスおかわり日記3

窓を開けるとそこは雪国だった。





そんな文学的なかほりは必要ないんですが。
昨日の夜からなんとなーく天気悪いなとは思っていましたが、翌朝まさか雪が積もっているとは!
レマン湖の辺りはあんまり雪が降らないって聞いていたのに!と思っていましたが、よく考えたらMartignyはレマン湖のほとりでもなんでもないんでした。
ホテルに冷蔵庫がないので買ってきた牛乳やなんかを窓の外に置いておいたら微妙に凍りかけでした。うまい。


雪が降ってなかったらふらふら観光にでも出かけようかなと思っていたんですが、近所のスーパーに行っただけでもうこりごりだと思いました。
だって、道路がものすっごい水溜りになってるんだもん!!!
横断歩道を渡るたびに絶対に避けて通れない広さの水溜りに必ずはまるので、飛び越えようと頑張っても毎回毎回ブーツが水に浸って浸水の危機に!
今回荷物をなるべく減らそうと、代えの靴をまったく持ってきていなかったのでこれは本当につらかった!やっぱり2月にスイスに来る時には絶対スノーブーツ必要!と思いました。
せっかくMartignyもクリスマスマルシェが開催されてるみたいだったのに、それも多分雪のせいでお店が全部閉まってました。ううう…。
とりあえずホテルの近くのMigroに行って、フードコートでいろいろ買ってみたりしました。クリスマス用の商品がいっぱいあってそれはそれで結構楽しかったです。チキン美味しかったし。(写真撮り忘れた)

いい頃合になったのでMartignyの駅に向うと、駅の看板が素敵なことに。



La RevueとAOIが隣り合わせに飾られていました。もうこの看板だけでどんぶり飯3杯はいけるね!


Casino de Saxonについてドリンクをオーダーしようとした時、今まで全然存在に気づかなかったポスターが目に入りました。

…いつの間に?前からあったっけ?
前からあったんだったら自分の目はよほど節穴なんだなと思いました。

多分2005年に世界チャンピョンになった時のだと思うんですけど。
しかし自分のポスターが貼られてるバーで飲む気分ってどうなのかな。気恥ずかしくなったりしないのかな。ならないか、ステファンなら。

ステファンのポスターを肴にLa Revueのフローズン(とはいえ、凍ってなかった)を頂きました。


開場時間になったので行ってみると、やはり雪の影響は随所に見られました。
テントの中の通路は↓こんな風におがくず?的なものが敷かれているのですが

それが土嚢で仕切られていました。

土嚢の脇はもう水溜りです。

テントの中の床(最前列の目の前)は草なのですがそこは一応なんともなっていませんでした。


この日は千秋楽の前日ということで、チケットは最前列を取っていなかったのですが、後ろの方でステファンがPaparazziを歌う時に近い場所がいいなと思って探すとステファンが歌う通路から3つぐらい離れたところに席があったのでそこを購入してみました。(最前列より10CHFぐらい安い)
後ろの方で見たことはなかったのでどんな感じかなと思っていたのですが、通路脇の席はテントを支える柱が視界に入ってしまって見えないところもやっぱりたくさん有りました。やっぱり10CHF安いだけのことはある。
でもちょうど客席にいるSandrineさんの後姿がよくわかる席だったので、舞台中どんな動きしてるのかよくわかって楽しい席でした(笑)舞台でステファンが歌ってる時とかノリノリだし(君の瞳に恋してるの時、ステファンが最初Sandrineさんの方角を向いて歌いだすようになっていて、Sandrineさんがそれを見てキャーキャー言って手を振るっていう感じになってました)、アプリコットのことを熱弁してるのが超おっかしくって爆笑してしまいました。

そして肝心のステファンPaparazziですが、確かにPaparazziポイントの近くの席を狙って買いはしましたが、まさか通路から3つずれた席だったにも拘らずその私の右側(通路側)2席分が演出のために空けられていた席だったとは。(私の隣だけではなく、2席分前の列から全部空けられていた。よく考えたらそこにお客さんを座らせても柱に被ってほとんど見えない)
だからホントにPaparazziポイントがすぐ脇すぎて、暗闇の中ステファンが入ってきたと同時に手を振られてしまいました。(すでに発見されていた)
まあそのおかげで(?)マイク越しじゃなくて生声でのPaparazziを堪能させて頂きましたけどね…。

そういや、その舞台の柱ですけど、その柱に照明なんかももちろんくっついていたんですが、そこが雪のため雨漏りしていて、漏電したりしやしないかとハラハラしてしまいました。
実際やっぱりこの雪での雨漏りや電気系統の整理がとっても大変だったとのことで、ショーが終わった翌日には撤収作業をしなければならないのにそれも出来るかなぁと心配されていました。(実際何とかできたみたいですけどね)

そしてこの日は…前回のSandrineさんの客弄りに引き続き、今回はラクレットを配るヤンさんに当てられてしまいました。やっぱり目が合ったからヤバイとは思ったんですが。
そしてまんまと「ステファン・ランビエールのために日本からやってきたファンです」と言われてしまい、またしても客席から笑い&拍手が…。ホント、勘弁してください。そしてステファンもそれを見て笑ってないで下さい。(出番じゃない時には結構衣装のまま客席に座って舞台見てた)
しかしラクレットは美味しく頂きました。これが今回唯一のスイス料理らしいものを食す機会だとは。


この日は以前のスイス旅行で知り合いになったスイス在住のステファンのファンの方にお会いできたのでホテルまで車で送ってもらえてほんとに助かりました。だって雪降り続けてるんだもん。
ステファンにも無事にお土産を渡すことが出来てほっと一息。
お土産の内容を周りのスタッフに嬉々として説明していたのが大変可愛かったです。 
ちなみに紅しょうがはさすがにスイスにはなくて、「白いのしかない」と言っていました。いや、紅しょうがは赤いしょうがが生えてくるわけじゃないのよ…。