La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

Art On Ice@Shanghai Mercedes-Benz Arena

6/18、19と上海で開催されたArt On Iceを見に行ってきました。

19日の公演は生放送で放送されると聞いたので18日を中心に動画も撮影してきました。Art On Iceは撮り放題なのが嬉しいところ。
既にTwitterで紹介しましたけど、ここでもどうぞ~。

Opening

Bring Me To Life

Rachmaninov Prelude g minor

Finale


ラフマはピアコン2番だって最初に聞いてたからものすっごく期待してたんだけど(大好きな曲だから)後で違う曲だって聞いてアレレと思いました。
でも前奏曲はそれはそれで怪しくて物凄くカッコイイ。曲も凄味があって手に汗握る感じです。
衣装も後ろ襟とかまでこっててカッコいいんだよね!肩パットがないからちょっとスタイル悪く見えるってことだけ残念なんだけど、ストイックな軍人っぽくて素敵…!!!
こういうので滑るんだったらいつかメフィスト・ワルツでも滑って欲しい!


動画を見ておわかりの通り、リンクの中にピアノが置かれていて、ピアノを使わない時にはそれに台がかぶせられてダンサーや歌手のステージになります。
正直、超見づらい…。
まあちょっと後ろの席だったら別に死角になることも無いんでしょうけど。
今回最前列(と、言ってもアリーナはないので2階席なんですが)だったのでどうしてもピアノ奥が死角になってBMTLの最後のステップ中のジャンプが見えずに若干イラッとしました。

最前列で思い出した!中国では競技会の時なんかでも平気で後ろの安い席を買いながら前の高い席に移動してくる人がいるとは聞いていましたが、実際私の隣に座っていた子がそうやってました!普通に最前列に座っていたからあ~、やっぱりどこの国でもみんな最前買うもんなんだなと思っていたらその席に本来の券を持っている人(日本人のステファンファンだった/笑)がやってきて係員に注意されて後ろに戻っていました。でもしばらくしたらまた前に来て空いてる最前列に座っていました。
まあ最前列が開いてるって言うのも悲しい出来事ですが…。
客の入り的には非常に微妙。ガラガラとは言わないけど7割…ぐらいな感じかな。それも相当値崩れしてたみたいだし。やっぱりまだまだ中国ではフィギュアスケートのショー自体はマイナーイベントですね。それでもショー飽和状態の日本よりましなのか。

スイスのAOIと違ったのはLang Langが前半から出てきたこと。私はてっきりステファンが前半のトリだと思っていたのでうっかりぼんやりしていて出番をチェックするのを怠っていましたよ。だから前半の中途半端なときにBMTLが始まっちゃってビックリしました。

ステファンはもちろん中国でも大歓声ではあったのですが、やっぱりお国柄か演技で盛り上がっていたのはペアでした。ペア3組も出てましたからね!しかも3組が全部世界選手権表彰台メンバー!ものすごく贅沢!


そして印象的だったのはステファンと同じぐらい声援があったエマでした(笑)エマも2007年以降競技会には出てないし、ショーもそんなに頻繁に出ている感じじゃないのに人気衰えないんだなーと思いました。パープルレイン、マジ凄い(←いろんな意味で)
エマの演技の最中、突然演技を中断して靴を脱ぎ始めたのでアクシデントかなと思いました。だって靴脱ぐのに超モタモタしてたしLang Langのピアノもつなぎの為っぽく繰り返し演奏されてたし。更に靴を脱いだ後Lang Langのピアノの周りに歩いてやってきてそこでバレエダンス。でもそのダンスがピアノ周りでちょこっとだけだったからホントに「どうしようもなくなってちょっと踊りに来ました」的だったからなおさらアクシデントだと思ったんですよね。そしたら翌日も同じ様子だったので演出だったんだとようやくわかりました。だって中断した時超客席もざわめいてたし、エマが戻ってきた時拍手も起こっちゃったんですもん。わかりにくい演出だわー。

2日目は放送された通り、パン・トンの氷上プロポーズがありました。とっても感動的なシーンだったので立ち会えてよかったなと思ったんですが、実はあんまりちゃんと見れてないんですよね…。なぜなら袖で控えてるステファンの方ばっかり見ちゃってたからさ…。
袖で立ってる時なんか揉み手みたいに見えてたんだけど、ずっとフラワーシャワー用の花びらを持っていたのね。後ろにはけてからシッカリトン兄さんとパンちゃんにお祝いハグしていました。
最後にはける時には普通にスケーターで入り口にはけようとしたところをLang Langに呼び止められて2人で寄り添ってミュージシャン側の出入り口からはけて行きました。

以上、上海AOIショーレポでした。