スイス日記 2019.02‐5
2月11日
おはようございます!5時起きでチェックアウトです!
スーツケースを送り出したので持っていく荷物は簡単キャリーケースに詰めたスケート靴とボストンバッグに入れた2泊分の荷物だけ。だけって言っても結構重いけど。
名残惜しい愛すべきホテルとのお別れ…( ;∀;)
お世話になったフロント係の皆様は誰もおらず、初めて見る早朝の係?のお姉さん。
チェックアウト時にお姉さんに言われます。
「あなた、傘を返してませんよね?」
そう、昨日雨が降っていてホテルで傘を借りたのです。(折り畳み傘持ってたけどスーツケースに入れて送っちゃったので)
でも、ショーが終わって帰ってきたときにフロントに係の人が誰もいなかったのでそのままホテルの傘置き場に刺して返却したつもりになっていました。あれ、有料だったんだ…。
事情を説明したらわかってもらえてチャージされませんでしたが一瞬焦りました(・・;)
良い子のみんな!借りたものは置きっぱにせずにちゃんと返そうね!
このホテルにはシャトルバスがないのですが、近くのホテルから無料の空港行きシャトルバスが出ているのでそちらから乗り込みます。このシャトルバスが1時間に一本しかないのでちょっと早起きせねば、だったのです。
空港に着いたら切符売場へ。
今回は3日間フルで移動するのでスイストラベルパスを購入。
今まではチューリッヒ→ローザンヌ、2日開けてローザンヌ→ダボス、2日開けてダボス→チューリッヒと移動することが多かったので、1か月間の有効期限内で使用する日を自由に選べるフレックスパスを買うことが多かったのですが、今回はまとまった3日間で移動をするのでフレックスパスよりもうちょっとだけ安いトラベルパスにしています。
これを持っていればスイス国内のほぼ全部の鉄道乗り放題。途中下車も全然OK。さらに各種博物館や美術館もタダになったりします。(提携してるところはね)
計算によると、チューリッヒ空港→シャンペリー、シャンペリー→ローザンヌ、ローザンヌ→チューリッヒ空港だけの移動ならスイストラベルパスを買わなくてもいいんだけど、ショーの会場の駅の往復もあるし、オリンピックミュージアムに行くつもりだったし、気まぐれに途中下車とか行先変更したくなっちゃうかもだし…と思ってパス買っちゃいました。
でもパスはそれなりのお値段がするので、例えばチューリッヒ周辺の都市に観光に行くとかレマン湖の付近をうろうろする程度なら買わなくていいと思います。ご利用は計画的に。
ついでに窓口でシャンペリーまでの時刻表を頂きます。
SBBのサイトで見てもわかりますが、時刻表には乗り換えのホームまで書かれています。便利ですね。
長旅の前にちょっと食糧調達。駅のCoopでチョコクロワッサンとパン・オ・ショコラ(どっちもチョコパンやん)、それとオレンジジュースのでかいボトルを購入。
ちょっとフレッシュオレンジジュースも買ってみたかった!でも安価で量も欲しかったからボトルを選んでしまった!次こそはフレッシュにチャレンジしたい!
7時台のローザンヌに向かうジュネーブ空港行き電車に乗り込んでいざ出発!さよならチューリッヒ!
電車に乗り込むと、空いてないことはないけど割といっぱい。ちょうど通勤の時間にぶつかっているからかな?空港の一つ先のチューリッヒ中央駅からどっと人が乗ってきたので、空港駅から乗って席が確保できていたのはラッキーでした。ちゃんとテーブルがある席だったし。
チューリッヒ空港からジュネーブ空港までの途中駅はチューリッヒ中央駅、ベルン、ローザンヌ、ジュネーブのみ。ぶっ飛ばします。
スイスの鉄道には電源があるので長時間のスマホいじりやPCいじりもなんのそのです。しかしWi-Fiを持ってないからスマホは役に立たないので今回はPCで撮った動画の整理をしたりしていました。ときどき車窓の景色を眺めながらね。
スイスの首都、ベルンも通過したころ、気づくと窓の外は一面の雪景色。東海道新幹線に乗っていて名古屋を過ぎたころに気づくと米原あたりで雪まみれになるのと同じような感じです。(ローカルネタ)
しばらくは雪景色をご堪能ください。
そしてこの辺りから電車のアナウンスがドイツ語からフランス語に代わります。ぽっしぇなれー、ろざんぬ。(Prochain arrêt, Lausanne.)
東海道新幹線と同じで(しつこい)、突如雪景色は終わります。
見えてくるのはレマン湖と一面のブドウ畑!
ローザンヌからモントルーに続くラヴォー地区のブドウ畑は世界遺産にも登録されています。この日はローザンヌでも雪が降っていたりして天気が悪かったからあんまりフォトジェニックじゃないですけど、晴れた日には輝くレマン湖と広大なブドウ畑の景色はとっても美しいです。
スイス人は日本人に比べて20倍ぐらいワインを飲むとのことです。感覚的にはドイツ語圏はビールとワイン派が拮抗。フランス語圏では圧倒的にワイン派が多いとのことで。産地もフランス語圏の方が多いみたいです。
スイス含めたヨーロッパの多くの国ではワイングラス一杯ぐらいまでなら飲酒してからも運転していいそうで、ステファンも昔そう言って呑んでいました。もちろん飲んだら運転しない方がいいし、そうして欲しいところです。ちなみにその時にはステファンはちゃんとタクシーで帰っていましたよ。
「僕のところ(出身地方)のワインだよー」と言ってお勧めされたのが「Fendant」の白ワイン。すっごくいっぱい作られてるみたいで、スイスワインの中でもリーズナブルに飲めます。
日本には入ってくることが少ないスイスワインですが、専門店があるので通販は可能です。(今Fendantは在庫切れだけど…)
そしてようやくローザンヌ駅到着!
ここでBrig行きに乗り換えて、更にAgileから山岳列車に乗りシャンペリーに向かうのですが…!(続く)