La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

フランス日記10 《Musée du Louvre特別編2》

とりあえず絵画でどうしても見たかった2点を見終わったのでフロアを変えて彫刻を見に行きました。
目的はもちろん「ミロのヴィーナス」です。

↑途中でイタリアの女子グループがわいわいしているところに遭遇したのですが、なんと彫刻に向かってジャンプしてハイタッチを試みていました。いや、いくら柵がないからって自由すぎるだろ。

そして迷うことなく目的の場所へ!

アフロディーテ、通称「ミロのヴィーナス」

曲線美とはこういうものだ!と言わんばかりの美しいカーブ。
「ミロのヴィーナス」の周りは柵ありますが360度ぐるりと回りこんで見ることができます。
後姿がまた色っぽくて素敵でした。チラリズム万歳。


↑美しいお背中!

他の彫刻もエロくて美しい作品がたくさん!(一部例外あり)
特に古代ギリシャの神々をモチーフにした作品に心ときめきました。


アテナ、通称「ヴェッレトリのパラス」」
そもそもアテナは色気のない女神なのでしょうがない。写真見返しても男か女かわかんないような顔してるしさ。(アップだったらちゃんと女っぽいとわかるんだけど)

暖炉の上の飾り…?

白鳥を虐待するキューピッド…ではないはずだけどそうとしか思えない。
そもそもキューピッド(エロス)って割と悪戯好きな小生意気なガキだった気がする。

アルテミスと雌鹿
アルテミスも色気のない女神代表のような子ですが、何気にオリンポス十二神の中で一番好きです。
せっかくできた彼氏(オリオン)を兄の策略で自分で殺しちゃうなんていう不憫な子ですよ。

女性像の柱!

瀕死の奴隷」Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni(ミケランジェロ・ブオナローティ
このアングルからだとよくわからないんですが、この奴隷の足元の固まりは猿の彫刻なのです。
なんじゃかんじゃ言って、画家&彫刻家で一番好きなのはミケランジェロなんだよな~と再認識。(いや、だからといってこのエロい奴隷が好きってわけではないんですけど)
他にも好きなアーティストは多いけど、その中でもこの作品が好き!って言うものの点数がミケランジェロが一番多い気がする。彫刻はもちろん「ピエタ」(ポエタにあらず)だし、システィーナ礼拝堂の天井画と「最後の審判」は圧倒されて言葉も出ませんでしたわ。

これも展示品なんだけど何のゲートだったか忘れちった…。

「アムールとプシュケ(エロスの接吻で目覚めるプシュケ」Antonio Canova(アントニオ・カノーヴァ)

途中から自分たちがいったい今どこにいるのかわからなくなってきて同じところをぐるぐる回ったりしてしまいました。(広すぎるわ!)
ルーヴル美術館は元々中世からある要塞だったのをフランスの王様たちが改築(増築?)して建てた宮殿なのですが、3世紀ぐらいに渡って長々と造っていたので(気の長い話だ…)ころころ作り手も変わり、その時の設計の流行が色々取り入れられたみたい。



宮殿だからこんなに豪華なのねー。


なんかの神殿模型だったのに忘れちゃった…。ゼウスかポセイドンかな?

またガラスピラミッドから外に出てくると、どっと歩き疲れた感が。
とりあえず座り込んで一服(父だけ)することに。
いい天気になったので外で日向ぼっこするのも気持ちいいです。観光客もそうじゃなさそうな人もたくさん水辺に座り込んで休憩していました。



さらばルーヴル!

今回見れなかった地下のスフィンクスと逆さピラミッド、「岩窟の聖母」「洗礼者ヨハネ」「ハムラビ法典」「ホルス神」「聖母子と洗礼者ヨハネ」はまた次回訪れる時のお楽しみにしたいと思います!その時に貸し出されたりしてないでね!