La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

スイス日記 2019.02‐7

2月11日

いよいよChampéry街歩きです。

すごく小さく可愛い街だっていうことですが、リンク周辺は割と閑散としているのですが…。

宿の人に「どっかお土産買えるところありますか?」と聞いてみたら「あっちに教会があったと思うけどその周辺に行けば買えるわよ」とのことで。

でも来た時吹雪いてたから教会とか全然見えてなかったんだよね…。

そのことをそのまま言ったらまだ雪が降り続いてて寒いのに建物の外に出て道案内してくれました。部屋着のままで。お、お手数をおかけします…。

 

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↑リンク周辺はこんな感じ。

道路は車通りがあるから除雪されてるけど、それ以外のところは人通りも少ないので足跡もついてないです。

 

 

駅からリンクまではまっすぐの一本の幹線道路。その辺りは多少安い宿とかがある程度でご飯を食べるようなところものなくちょっと閑散としています。

でも、その道から横に伸びている坂道を上ると先ほど教えてもらった教会もあるメインの賑やかな通りに出るのです。


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↑坂の上の方には大きなホテルなどもあります。

とりあえず教会を目印にして坂道を登っていきます。

 

 

こういう街の作りに見覚えがありました。Davosです。

Davosも駅を出てすぐ目の前にある通りはそこまで賑やかな感じではなく、ところどころ宿がある程度。そしてその道をひたすら進んでいくと会場であるリンクに到着するのです。

Davosの場合は駅をはさんで左右に山がそびえていて片方がスキー場、片方が宿泊施設と繁華街という感じなのですが、駅のある通りから一段高くなっている通りがメイン通りとなているところがすごく似てるなと思いました。スキー場はどこもそんな感じなのかなあと思ったけど、よく考えたらMontreuxもLausanneも駅の周辺よりも少し離れているところの方が賑やかかも。

 

雪の坂道を上ると一気ににぎやかに!全然別の街みたいです!

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↑いきなり可愛いレストランが出現!
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↑観光案内所に聞いたらすぐお隣がおみやげ屋さんでした。
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↑目指していた教会。目印になってくれてありがとう!


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そういえばお昼ご飯食べてなかったや、と思い出して手軽にカフェへ。しかし貧乏なのにカフェなんかに入っちゃったから腹にたまらないものしか買えず…。
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↑腹にたまらないランチ


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↑しかもカフェを出てからクレープ屋さんを発見!こっちにすればよかった〜涙

でも時間限定のクレープ屋さんだったので買うにはもうちょっと時間つぶしが必要だったみたい。


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↑-2℃。さっきは出吹雪いてたとは思えないぐらい温かかったけど気温だけ見ると一応マイナス。


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ゆっくり歩いても30分もかからずに華やかな通りは終了。駅前にあるゴンドラ乗り場の真下を通って下の道へ下ります。


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駅前には2020年ユースオリンピックのお知らせがあったりしました。Champeryもカーリングの会場になっているみたいです。

一応「Lausanne 2020」ってことですが、もちろんすべての競技をLausanneだけで開催するわけじゃなくてレマン湖の周りの都市あたりでいろーんな競技をやります。(一部なぜかSt. Moritz)

フィギュアスケートはLausanne開催だし、そもそもステファンは招致委員だったし、絶対にどっかで滑るはず!(断言)

2020年のオリンピックは東京でも開催されるみたいだけど、きっと私はLausanneに見に行くような気がする…。

 

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そういえばスケートのリンクの隣にカーリング用のリンクが施設にありました。練習してる人もいて、初めて生カーリングを覗き見させてもらいました。

練習と言っても本気のチーム練習じゃないっぽかったですけど。冬の間に二子玉川でもカーリング体験の機会があったのにしなかったのはもったいなかったなぁ。

 

夕方にリンクに再び行ったら今度は先客がいました!

しかし、4人の若者がリンクの真ん中でホッケーをしていたのでリンクには入らずベンチで待機していました。

しばらくすると、そのうちの男の子が「もしかして空くのを待ってるの?待ってないで入ってきなよ!」と声をかけてくれました。いや、そう言われてもホッケーのパックが結構ビュンビュン飛んできたりしてたから危ないやん。「まだスケート始めたばかりで下手だからさ…」というと、「じゃあ僕たちが端っこに行けば大丈夫?」と聞いてくれました。「そんなの悪いからいいよ」というと「全然問題ないから大丈夫!」とサムズアップ。さわやかだぜ…。

しかし端っこに行ってくれたところでパックが飛んでくることには違いないんだけどさ…。でもわざわざスペース空けてくれたから取り合えず私も反対側の端っこで練習することにしました。

 

するとすぐにちっちゃい子供とおじいさんとおばあさん、それと子供のお父さんだと思われる一家がやってきました。

子供たちは初めてのスケートらしくて補助器具あり。おばあさんとお父さんはベテラン。そしておじいさんはみんなをベンチで見守るコーチ?

最初は補助器具を使っていても旨く滑れなくて泣いていたちびっこもしばらくたつと補助器具でホッケーのパックを飛ばしたりして楽しそうに遊び始めました。リアルハイパーホッケー

 

やっぱりリンクに人がいるとちょっとほっとする。(パックは飛んできて危ないけど)

思いっきりいっぱいひょうたんの練習しました。

ちなみに今、新横浜のリンクでグループレッスンを受けていますが、まだヘルメットは外せないし何でもないところでこけたりもするけど、ひょうたんだけはちょっと褒められるようになりました。


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この日の晩御飯はピッツェリアへ。

なぜなら、宿に湯沸かし器がなかったから持ってきた食糧食べれず…。

旅行に来る前、旅先でレストランに入るのは1回だけ!と心に決めていました。節約のために…。

Zurichで一回入ったからもう私のレストラン入店権は残ってなかったんですけどね!ピッツェリアならリーズナブルなはずだから許して!と誰に許しを乞うてるのかよくわかりませんがよくわからないまま入店。
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↑メニューを見るとLa Quatre Saisonsの文字が!これはステファンファンとしては頼まねばならぬ。

しかしLa Quatre Saisonsって変な書き方じゃないかと思うんだけどこれで正しいのかそれともそういう慣用句でもあるのかよくわかりません。誰か教えて。


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↑これがその「四季」。ゼブラ柄じゃない…←あたりまえ。

 

ご飯も食べてようやくこの長い一日も終わり。

翌日にはまた移動です。Champeryから離れるのさみしい~~。

しかし翌日にはまたLausanneのリンクで滑るんだ!と心に決めていました。この日までは。

スイス日記 2019.02‐6

2月11日

Lausanne駅について、ここでBrig行きの電車に乗り換え。

 

ここで復習してみましょう。

Zurich駅で頂いた乗り換え案内はこれです。

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Lausanne駅での乗り換え時間は10分。余裕です。よく知ってる駅だし。ホームも5番線から3番線だからそんなに離れてないし。

 

Aigle駅での乗り換え時間。6分。通ったことはあるけど、下車したことがない駅だからやや不安です。ホーム番号1番線から11/12番線…めっちゃ遠そう。

でも乗り換えやすいように荷物も少なくしてるし、そんなに時間かからないでしょう。たぶん。

 

 

ところが!雪のせいかBrig行きの電車の到着が遅れてる!

その遅れ、4分!

 

 

 

4分ぐらい遅れたからって大したことないやん、と思うでしょうが、Aigleから乗り込むChampéry行きの電車は1時間に1本の運行なんです!

Aigle駅はCoopぐらいしかない田舎駅だし(失礼!)、そんなとこで電車に乗り遅れたらどないせえっちゅーねん!

 

ハラハラしながら4分遅れのBrig行きの電車に乗り込み、時計と見比べてずっとハラハラしていました。

この日は天気も悪かったのでいつもはきらめくレマン湖もどんより…。大好きなVeveyやMontreuxの景色もカメラに収めることもせず。ただひたすらAigle駅がどんな様子なのか駅に止まるごとに検索を試みました。(大きな駅にはフリーWi-Fiがあるので)

しかしわずかな停車時間では駅構内の様子は分からず…。

 

そうこうしているうちにAigle駅に到着!ダッシュで降りて11/12番ホームを探します!

Lausanneから乗ってた車両が結構端っこの方で、とりあえずホームの真ん中付近まで急ぎます。

名前からすると1番線ホームのはるかかなた!でもそんな大きな駅じゃないからいったいどこ!?

地下の通路に案内があるはず!と思って階段を目指してダッシュ

 

しかし、はっと気づくと1番線のホームの向かい側に小さな電車が止まっています。

行先を見ると「Champéry」の文字が! 

 

そう、11/12番線は山岳列車のホームで、1番線のお隣だったのです。

急いで飛び乗り着席。ほっと一息…。

そういえばチューリッヒ中央駅でもローカル電車は特急のホームとは違って、なんかまとまってホームがあったなぁ…と今更ながら思い出しました。

 

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AigleからChampéryまではおよそ1時間。

安心して眠くなってしまっていますが、ゆっくりと進む山岳列車の車窓からの景色を楽しもうと思いました。

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 ↑Champéryは右上ね。


このころから徐々に雨はやみはじめ、すこーし晴れ間が見えてきました。

ZurichやLausanneとは違ってのどかな田舎の風景…。

ステファンの故郷であるSaxonはここからそれほど離れていない場所ですが、新興住宅地なので今はたくさん家があったりします。でも子供のころはもしかしたらこんな風景だったのかもしれないなーと思いながらこの牧歌的な風景を楽しんでいました。ぴーすふるやでぇ…。

車内もあったかくて長閑だと睡魔が…うとうと。


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↑のどか過ぎ…。

 

しかし、山岳列車だって聞いてたのにずーっと平地ののどかな風景だし、全然雪も降ってないし、もしかして今年はChampéryも雪が降ってなかったりするのかな?と思っていました。

それもそのはず。AigleからMontheyの駅までは普通の私鉄ローカル線なのでした。だからMontheyまでの電車だったら1時間に1本とかじゃなく、もうちょっと本数はあったみたいです。

このMontheyでスイッチバックするとそこから本格的な山岳列車に早変わりして、急な山道をどんどん上っていくのです。


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↑あっという間に街が眼下に!
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↑だんだんやばみが。

 

さっきまで温かくてうとうとしちゃうぐらいだったんですけどね!

山の天気は分からんものだなぁ。急に雪が降る場所に突入しました。

 

でも、雪山さ加減で言えばDavosの方が雪深い感じ。標高の問題なのかな?

 

 

そしてようやくChampéryに到着!!!

雪、もちろん降ってます!!!

だいたい予想はしてました。私が冬にヨーロッパに行って雪にぶち当たらないことってないんですもん。先週まで全然降ってなかったっていうウィーンでも寒波にあたって街で遭難しかけるし、Davosでも行った時、「雪が多いところだけどこんなにすごいのは何年かぶりよ」って言われるし、フィンランドに行った時はショーに出演するはずのステファンたちが雪で足止め食らってて開演が遅れるし、Montreuxでは噴水も湖も凍ってるし。
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↑人々が平気そうな風に見えるから大した事なさそうだけど割と吹雪いています。
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↑これに乗ればChampéry観光とかできたのかなぁ?ちょっと乗ってみたかった。

 

おっきいスーツケース持ってこなくてマジ良かった~。雪道だから転がすのも一苦労どころか重労働になるところでした!

このChampéryでしか使わないのに「フィンランド旅行でも平気」と靴屋の店員さんに太鼓判を押された超ごついスノーブーツを飛行機に乗る時からはいてきたので(スーツケースに入らないので)転ぶことも全然ありませんでした。むしろC'mon 雪道!

でも小さいキャリーケースとはいえ、吹雪の中ではまっすぐに進んでくれることはなく、ひいひい言いながら雪道の中を歩きました。

 

まだ宿にチェックインできない時間なので荷物だけ預けて早速リンクへGO!
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↑Palladium de Champéry.

一般滑走の時間は曜日によっても週によっても違うそうなんで行く前に問い合わせた方が無難です。料金は滑走料金だけなら6CHF。安い!

貸し靴借りなかったけど、借りる場合は5CHFだよ。

 

とりあえず靴履く前にリンクをチラ見。無人…。

日本のリンクのように係の人もいないので本当に無人です。氷に跡がないから朝の製氷の後、誰も滑ってないように見えます。
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早速ロッカールーム(?)で靴を履きます。

ロッカールームっていうか、ロッカー全然ないんですけどね!

この時は無人だったので、荷物を一体どうしたらいいのか参考にするものもなく、とりあえず南京錠付きのキャリーケースを持っていたのでそこに他の荷物も詰めてそのまま置いておきました。

後から来た時には人がいたので様子を見てみると、この部屋に荷物を置きっぱなしの人もいればリンクのそばのベンチに持っていく人もいてまちまちな感じでした。正解は???ですが、このPalladium de Champéryを訪ねる時には身軽な感じでリンクに行くほうが無難かなと思いました。
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↑ほんっとになんもない。

 

また、この部屋の電気はセンサーで自動的に点灯/消灯するもののようなので、部屋に入れば自動的についてくれるんですが、逆に部屋にいてもセンサーの届く範囲内で動いていないと勝手に消えてしまいます。

まだこの時には靴を履くのにめっちゃめちゃ時間がかかっていたので(今でも20分ぐらいはかかる)ベンチに座って靴を履いてると片足履くのに3回ぐらい電機が消えてしまったりしました。その度に中央のテーブルの付近までけんけんして行って大きく手を振ったり踊ったりして電気をつけていました。別に踊る必要はないんだけど。

 

 

靴を履いて、無人のリンクにIN!

貸切料金払ってないのに貸切だなんて都内だったら考えられない!

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↑ウェーイ!M☆U☆J☆I☆N!
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↑バックの練習もし放題!
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↑真ん中まで躍り出た!
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↑いつまでも無人…。

 

 

調子に乗って滑り出しましたが、ふと思いました。

 

「私、ここで転んで倒れたらしばらく発見されないのでは?」

 

その考えが頭に浮かんだ時から急に無人すぎるリンクが怖くなっちゃって、さっきまでなんちゃってバックひょうたんとかしてたのに急にフォアひょうたんだけを繰り返すようになりました…。

だってさ、倒れて発見されずに謎の東洋人死亡とかになっちゃったらリンクの問題とかにもなっちゃうかもだし、それにステファンにはChampéryにいつ行くとか行って何するとか伝えてあったから東洋人死亡のニュースを耳にしたら私だってばれちゃうじゃん!しかも海外旅行傷害保険入ってないし!

 

そんなことをグルグル考えながら1時間ぐらいひたすらひょうたん。絶対に転んで死ぬもんか!

 

でも後で気づいたんだけど、リンクの横にはガラス窓で仕切られてる陸上トレーニングルームがあるし、その上にはミーティングルームもあって割と常に人がいたんですよね。リンクの方を見てるかどうかは別として。

特にトレーニングルームでランニングしてたお兄さんは私がトレーニングルームの近くで滑ってたりしてたまに目が合うと手を振ってくれたりしてたから、リンクの中央で倒れてたりしても気づいてくれたかも…。死角にさえならなければ。

 

だんだん足がしびれてきたので(靴を履くのが下手なのでよくそうなっていた)、いったん練習を切り上げて観客席に移動してみることにしました。次にChampéryでショーがあったときにどこに座ればいいかチェック!

 

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写真では遮るものがなさそうに見えるけど、それは立って写真を撮ったから。

観客席に座った感じでは…一番前でも一番後ろでも超見づらいよ!!!

いや、あえて言うなら後ろの方が見やすいかな…?最前列だと手すりも邪魔だし客席自体が邪魔してリンクの手前側が全然見えない。後ろになればなるほど角度がついてまだましになる感じ。客席側とは反対側のロングサイドで演技してくれないとなかなかキッツい感じでしたね。

 

明るいうちに観光に行こうとリンクからしばし離れます。

宿もチェックイン時間より前だけど入れるとのことで荷物を運びこんでほっと一息。

今回は4人部屋のドミトリーを予約していたんだけど、ラッキーにも同室の人はおらずお部屋独り占めw


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荷物を軽く整理して、街歩きに出かけます!

スイス日記 2019.02‐5

2月11日

おはようございます!5時起きでチェックアウトです!

スーツケースを送り出したので持っていく荷物は簡単キャリーケースに詰めたスケート靴とボストンバッグに入れた2泊分の荷物だけ。だけって言っても結構重いけど。

 

名残惜しい愛すべきホテルとのお別れ…( ;∀;)

お世話になったフロント係の皆様は誰もおらず、初めて見る早朝の係?のお姉さん。

チェックアウト時にお姉さんに言われます。

「あなた、傘を返してませんよね?」

そう、昨日雨が降っていてホテルで傘を借りたのです。(折り畳み傘持ってたけどスーツケースに入れて送っちゃったので)

でも、ショーが終わって帰ってきたときにフロントに係の人が誰もいなかったのでそのままホテルの傘置き場に刺して返却したつもりになっていました。あれ、有料だったんだ…。

事情を説明したらわかってもらえてチャージされませんでしたが一瞬焦りました(・・;)

良い子のみんな!借りたものは置きっぱにせずにちゃんと返そうね!

 

 

このホテルにはシャトルバスがないのですが、近くのホテルから無料の空港行きシャトルバスが出ているのでそちらから乗り込みます。このシャトルバスが1時間に一本しかないのでちょっと早起きせねば、だったのです。

 

 

空港に着いたら切符売場へ。

今回は3日間フルで移動するのでスイストラベルパスを購入。

今まではチューリッヒローザンヌ、2日開けてローザンヌダボス、2日開けてダボスチューリッヒと移動することが多かったので、1か月間の有効期限内で使用する日を自由に選べるフレックスパスを買うことが多かったのですが、今回はまとまった3日間で移動をするのでフレックスパスよりもうちょっとだけ安いトラベルパスにしています。

これを持っていればスイス国内のほぼ全部の鉄道乗り放題。途中下車も全然OK。さらに各種博物館や美術館もタダになったりします。(提携してるところはね)

計算によると、チューリッヒ空港→シャンペリー、シャンペリー→ローザンヌローザンヌチューリッヒ空港だけの移動ならスイストラベルパスを買わなくてもいいんだけど、ショーの会場の駅の往復もあるし、オリンピックミュージアムに行くつもりだったし、気まぐれに途中下車とか行先変更したくなっちゃうかもだし…と思ってパス買っちゃいました。

でもパスはそれなりのお値段がするので、例えばチューリッヒ周辺の都市に観光に行くとかレマン湖の付近をうろうろする程度なら買わなくていいと思います。ご利用は計画的に。

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ついでに窓口でシャンペリーまでの時刻表を頂きます。

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SBBのサイトで見てもわかりますが、時刻表には乗り換えのホームまで書かれています。便利ですね。

 

 

長旅の前にちょっと食糧調達。駅のCoopでチョコクロワッサンとパン・オ・ショコラ(どっちもチョコパンやん)、それとオレンジジュースのでかいボトルを購入。

ちょっとフレッシュオレンジジュースも買ってみたかった!でも安価で量も欲しかったからボトルを選んでしまった!次こそはフレッシュにチャレンジしたい!

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7時台のローザンヌに向かうジュネーブ空港行き電車に乗り込んでいざ出発!さよならチューリッヒ

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電車に乗り込むと、空いてないことはないけど割といっぱい。ちょうど通勤の時間にぶつかっているからかな?空港の一つ先のチューリッヒ中央駅からどっと人が乗ってきたので、空港駅から乗って席が確保できていたのはラッキーでした。ちゃんとテーブルがある席だったし。

チューリッヒ空港からジュネーブ空港までの途中駅はチューリッヒ中央駅、ベルン、ローザンヌジュネーブのみ。ぶっ飛ばします。

スイスの鉄道には電源があるので長時間のスマホいじりやPCいじりもなんのそのです。しかしWi-Fiを持ってないからスマホは役に立たないので今回はPCで撮った動画の整理をしたりしていました。ときどき車窓の景色を眺めながらね。

 

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スイスの首都、ベルンも通過したころ、気づくと窓の外は一面の雪景色。東海道新幹線に乗っていて名古屋を過ぎたころに気づくと米原あたりで雪まみれになるのと同じような感じです。(ローカルネタ)

しばらくは雪景色をご堪能ください。

そしてこの辺りから電車のアナウンスがドイツ語からフランス語に代わります。ぽっしぇなれー、ろざんぬ。(Prochain arrêt, Lausanne.)


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東海道新幹線と同じで(しつこい)、突如雪景色は終わります。

見えてくるのはレマン湖と一面のブドウ畑!

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ローザンヌからモントルーに続くラヴォー地区のブドウ畑は世界遺産にも登録されています。この日はローザンヌでも雪が降っていたりして天気が悪かったからあんまりフォトジェニックじゃないですけど、晴れた日には輝くレマン湖と広大なブドウ畑の景色はとっても美しいです。

スイス人は日本人に比べて20倍ぐらいワインを飲むとのことです。感覚的にはドイツ語圏はビールとワイン派が拮抗。フランス語圏では圧倒的にワイン派が多いとのことで。産地もフランス語圏の方が多いみたいです。

スイス含めたヨーロッパの多くの国ではワイングラス一杯ぐらいまでなら飲酒してからも運転していいそうで、ステファンも昔そう言って呑んでいました。もちろん飲んだら運転しない方がいいし、そうして欲しいところです。ちなみにその時にはステファンはちゃんとタクシーで帰っていましたよ。

「僕のところ(出身地方)のワインだよー」と言ってお勧めされたのが「Fendant」の白ワイン。すっごくいっぱい作られてるみたいで、スイスワインの中でもリーズナブルに飲めます。

日本には入ってくることが少ないスイスワインですが、専門店があるので通販は可能です。(今Fendantは在庫切れだけど…)

yama91swisswine.com

 

そしてようやくローザンヌ駅到着!

ここでBrig行きに乗り換えて、更にAgileから山岳列車に乗りシャンペリーに向かうのですが…!(続く)


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スイス日記 2019.02‐4

2月10日

一睡もせずに朝を迎える…。

もちろんこのまま起きてたりしたら確実にショーの間に寝る。

そんなこと許されないのでがっつり寝たいんだけど、そうできない事情が二つ。

①スーツケースを駅からローザンヌに送る手続きをしに空港かOerlikonの駅まで行く。

②届かないローザンヌ分のチケットをどげんかせんといかん。

 

駅の受付時間が9時からであることと、昨日フロントのお兄さんが聞き出してくれたチケットサイトの営業時間が10時からだっていうのもあり、10時まで荷物の仕分けをしつつ部屋で待機。

10時になった途端にスーツケースを持ってフロントにGO。チェックアウトの人で混んでないといいな〜。

 

 

フロントに降りると、最初に受け付けてくれたお姉さんが。幸いにも他のお客さんがいなかったのですんなり話しに行けました。

しかしお姉さんのお答えは…「ごめんなさい。今の段階ではできることはないわ…」と…。うん、そうですよね…。

私も諦めモードなので「席わかってるから安いチケット買い直して元の席に座ろうと思います。だから大丈夫です。本当にありがとうございます」と言うと、お姉さんは「そんな、買い直すなんて!きっとお金払わなくてもいい方法があるはず!チケットサイトにメールしてみたりした?」とむしろ私より熱くなってくれました。

しかし、チケットサイトへのメールはすでに昨日お兄さん方が散々連絡先メールアドレスを探してくれたのに見つからなかったのでした…。私が受け取ったメールも自動返信メールだからそこには返信してもダメだし。

でも熱くなってくれた気持ちが嬉しいので「わかった。トライしてみるね!」と言ってフロントを後にしました。

 

メール問い合わせか…と、Oerlikonの駅までえっちらおっちらスーツケースを運びながら考えていたのですが、そこでいきなりピカーンと閃きました!

閃いたって言うか忘れてた自分がアホすぎたんだけど。

 

チケットサイトじゃなく、Art on Iceの事務局本体に事情を説明すればなんかうまい方法を教えてくれるかもしれない!

 

なんで最初からそうしなかったんだろう…と自分の馬鹿さ加減を呪いながら事務局にメールを打ちました。Wi-FiがないからSwissotelのロビーで。

ショー開催期間の真っ最中だし、いろんなことに忙殺されてるだろうし、なんせ今日曜日だし、すぐに返事をもらえるかどうかわからないけどすがるような気持ちで送りました。

 

 

それからOerlikonの駅に向かい、駅から駅までの宅配便、ラゲージサービスを利用して不要な荷物をローザンヌに送りました。

このラゲージサービスは、19時までに駅に送りたい荷物を持ってきて手続きすれば、翌々日の9時以降にはスイス国内のサービスに対応している駅に荷物を送ってくれると言うもの。

チューリッヒローザンヌは乗り換えもないからただローザンネに行くだけなら送る必要もないんだけど、翌日はシャンペリーに一泊する予定だったので、シャンペリーで必要なものをボストンバッグと小さなキャリーケースに入れて不要なスーツケースは送り出したのでした。

シャンペリーまでは乗り換えもあるし、辿り着いても雪まみれらしいからスーツケースきっと邪魔になるはず、と思ってね。

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↑このためにスーツケースに入るサイズと軽さの簡単キャリーケースを買ってあったのです。バッグインバッグならぬスーツケースインスーツケース。

 

 

無事にスーツケースを送り出し、いったんまたSwissotelのロビーへメールチェックに。

すると、驚きの速さでArt on Ice事務局から返信が!!

『なんてこった!チケット売り場に来てくれたらチケット再発行するよ!(超意訳)』

なんと!受付時間内にHallenstadion のチケット売り場に行けば再発行してくれるとのこと!

早速オープンと同時に行きます!と返信し、ホテルのロビーで時間を潰してからHallenstadionへ。(買い物でもして時間をつぶしたいところだけどあいにくこの日は日曜日なのでお店が閉まっているのです)

窓口に行くと「あなたceb★ (仮名)さんね?」と、名前入りの封筒を渡してくれました。

 

 

ここに、ついにチケット入手に至れり。

(日本語おかしい)

 

 

 やったーーー!やったーーーー!やったーーーーーー!!!

万歳三唱が(私の心の中で)響き渡ります。

 

しかしずっと不安に思っていたことが解決したので一気に眠気が…。早くベッドに戻らなきゃ!

 

昼公演を観るかどうか迷ってたけど、今見ても寝るだけだから一目散にホテルに戻ります。

フロントにいるお姉さんに報告しようと思ったけど、その時間はちょうどチェックアウトのお客さんたちが3組ぐらいいたのでうとうとしながらロビーで待ってました。

お客様が途切れたのを確認してお姉さんに報告とお礼。「一体どうやったの!?」とびっくりはしてたけど、手に手をとって一緒に喜んでくれました。ほんっっっっとうにありがとうございました!

 

部屋に戻って夜公演に間に合うようにアラームをかけてベッドにバタン。おやすみなさい。

 

 

 

目が覚めて昼公演の様子をチェック。

すると、この日の昼公演でキャストの写真撮影が終了したとの報告が!!!な、なにい!

写真撮影の様子を近くで見たいからわざわざ千秋楽にステージ寄りの座席を取ったのにー!!ステージ近くの座席なら写真撮影終わった後呼べばステファンが近くに来てくれる(こともある)のにーーー!!!っていうか写真撮影自体見たかったのにーーーー!!!(涙)

そんな姑息な目論見も虚しく、チューリッヒ公演千秋楽へ。

 

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↑ステージ寄りの座席


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↑もちろんちゃんと見えるんだけどさ。

 

まあ無事手に入れたローザンヌ公演の座席が真ん中ぐらいだったからいいんだ!(強がり)

チューリッヒ公演は大盛り上がりのまま終了し、興奮のままホテルへ戻ると初日に知り合った中国から見にいらしてたステファンのファンの方とお会いしたのでそのまま夜中までおしゃべり。

さーて、この日のお題は「近年のステファンのプログラムってどうよ?」「なぜにこれほどまで中国で羽生君が人気なのか?」「新しいステファンファンは両国通じて〇〇のプログラムが好き」の三本です!

楽しい話は尽きないけれど、翌日にはまた5時起きで次の目的地、シャンペリーに出発です。

 

スイス日記 2019.02‐3

2月9日

あまり寝てないけど、この日は行きたいところがあったし、翌日には早くもスーツケースを宅配に出す手続きをしなければならないのでだらだらする間もなく活動開始です。

 

この日は日中にやりたいことがあったので昼公演は見ずに夜の公演だけ見ようと決めていました。

部屋で荷物を整理していると別のホテルに宿泊中のお友達から連絡が。彼女たちも昼間は観光とお食事に行くそうなので、途中までにはなっちゃうけどご一緒させて頂くことになりました。

 

…そして、チケット業者からのメールはまだ届いていません…。

でも朝の時間はホテルのフロントもとっても忙しそうなので、また夕方ぐらいに時間が空いたころに相談しようと思い、ボストンバッグに荷物を詰めてホテルを後にしました。

 

待ち合わせはSwissotel。Oerlikonの駅前にあるホテルなので私が泊まっていたホテルからはトラムで向かう必要があります。いや、歩いても行けるけどさ。30分ぐらい歩けば。

11番のトラムに乗り込み、Art on Iceの会場であるHallenstadionの前も通ってOerlikonの駅で下車。

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Oerlikonの駅舎はこんな外観。古くてかわいい感じがしますが、写真に写ってないところなんかにはSpringliの新しいお店が入っていたりします。

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小さくてかわいい駅です。チューリッヒ空港から一駅。次の駅がチューリッヒ中央駅になります。

 

 

Oerlikonの駅前という便利な立地のSwissotelは以前私も宿泊したことがありますが、4年ほど前に改装工事をしていたのを覚えています。

その後、私は別のホテルに泊まるようになったから知らなかったのですが、改装した後の新しいロビーはこんな感じ。↓

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↑奥に謎のチーズオブジェ。


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↑現代美術館みたいなロビーです。

ロビーが改装中だったのは知ってたけど、部屋も改装したのかなぁ?部屋は工事して名買ったっぽかったけど。

このロビーから朝食会場に向かう途中の地下にトイレがあったのを思い出したので行ってみたのですが、鍵がかかっていました。もしかして宿泊者しか使えないの!!??せちがらくない???(でもロビーでWi-Fi使えたからせちがらくない)

 

 

Swissotelのロビーでお友達と合流し、さっそくまたトラムに乗ってチューリッヒ中央駅へ。そちらでまたお友達のお友達と合流して、私を含めて5人で旧市街のほうへ観光とお食事に行きました。

私はチューリッヒに何度も来ているのに1回ぐらいちょろっと観光しただけなのでほとんど土地勘がなかったのですが、合流した皆さんは「あっちのお店がかわいかった」「こっちに行くとおいしいお店がある」などチューリッヒを熟知!パイセン!ついていきやす!

 

そしてスイスグッズのお店見学を経て、お勧めのラクレットチーズフォンデュのお店に到着。
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↑牛。


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↑数少ない外食の機会に名物を両方一気にいただけるのはありがたい!

ラクレットはともかく、チーズフォンデュはやっぱり一人で食べるよりみんなと食べたいものなので大勢でわいわい行けてよかったです。

 


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↑5人で行ったのでラクレット3人分、チーズフォンデュ2人分を頼んでみんなでシェアしました。

これは目の前に置かれたラクレットオーブン。


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↑奥にはチーズフォンデュも!

スイスのチーズフォンデュは具材がパンしかないと思っていましたが、このお店では温野菜の盛り合わせとかお肉とかも追加することができました。

スイスで野菜を食べる機会があんまりないので(じゃがいもは除く←じゃがいもは野菜か?)迷わずお野菜を追加。


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ラクレットはプレーンチーズ、スモークチーズ、チリ(?)チーズの3種類をオーダー。これはプレーンのお皿。

ラクレットにはトマト、ピクルス、らっきょ?、ミニコーン、マッシュルーム、洋ナシ(!?)がついています。これらに溶かしたチーズをかけて食べるのですが、洋ナシ…チャレンジしなくてごめん…。でも帰ってきてから姉に聞いたら「白ワインと洋ナシにチーズ合わせるのはほかの国でもよくある」と言われて「…」と無言になりました。

 

一人一品頼まなきゃならないお店だったからいろいろ頼んだけど、じゃがいもとパンとチーズで結構おなか一杯になってむしろオプションで付けた温野菜が食べきれない羽目に!

でもみんなで一緒にわいわい食べたご飯はほんとに美味しかったです。ありがとうございました!

 

 

ここで私は次の予定のために皆さんとお別れ。ちょっぴり道に迷いながらトラムの駅を目指します。


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↑ここのお店は可愛いスイスグッズが売っていた模様。買わなかったけど。


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↑小雨が降ってきていたので写真がどれもこれも暗いんですが、旧市街からチューリッヒ中央駅に向かう道程です。

 

 

みんなと別れて向かった先は今回の旅の目的の一つである「海外のリンクでスケートを滑る」の目的のためのアイスリンク!

Hallenstadionのすぐ隣にはMesseがありますが、そのお隣がEisbahn Oerlikon、スケートリンクです。ここはArt on Iceの初日のずーっと前に早々にヴォロトラ夫妻がスイス入りした際に遊びに来ていた場所の一つみたいです。動物園とかいろんなとこアンジェリカちゃんと一緒に行っていましたよね。


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↑入り口で入場料を払います。今回はマイシューズを持ってきていたので滑走量だけで8CHFでした。114円≒1CHFだから900円ちょっと?スイスの物価の高さを考えると日本なら500円以下で入れる感じです。


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↑ロッカールーム。こちらのロッカーには鍵はついていません。鍵は自分で南京錠を持ってきてかける感じかな。今回持ってくるのを忘れたので貴重品だけ身に着けて鍵のないロッカーに他の荷物を入れておきました。別になんか取られるようなことはなかったけど、いろんな人が利用する施設ですし、ちゃんと自分のカギを持ってきておいた方が無難ですね。

 


屋内リンクに入ろうとしたら10歳ぐらいの女の子に「今は上級クラスの人たちが練習してるのよ!あなたはあっち!」と外のリンクに行けと注意されてしまいました。

「写真だけ撮りに行ってもいいのかな?」と聞くと「それは別にいいんじゃない?」とのお答えだったのでスタンドの方へ。マックスがターニャ達が遊んでるところ眺めていたところぐらいに行ってみました。
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↑どうやらシンクロの練習中らしかったです。

 

「あなたはあっち!」と言われたこっちは屋外リンクでした。

こはちびっこから友達同士で遊びに来てる人やら一人で練習しに来てる人やらが来ていて賑やかでした。賑やかと言っても都内のリンクなんかとは比べ物にならないぐらいすきすきだったので滑りやすかったですけどね。

ただ、日本でよくあるリンクと違って左回り、とかそういう制約は特になさげで割とみんな縦横無尽に滑っていました。


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ちょーっと雨上がりの屋外リンクなのでリンクの端っこの方には水たまりが…。

海外旅行傷害保険に入ってこなかったし、ヘルメットを借りそびれたので慎重に滑りました。

ちなみにヘルメットをかぶってないときには事故防止のためにも髪は頭の後ろでお団子を作ってクッション代わりにするとかニット帽をかぶるとかした方がよいとのことなので、お団子はできなくても(不器用すぎて)後ろ一つ縛りにしてこちらのニット帽をかぶっています。ニット帽超絶似合わないけど。

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↑こ、このロゴマークは…‼‼‼


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ひたすらひょうたんを繰り返し黙々と滑る怪しい東洋人でしたが、この時点で私の靴はすでにちょっと派手な感じになっていたので、滑っていたおばさまに「あなたの靴クールね!」と声をかけていただいたりしていました。えへへ。

 

もちろんせっかく持って行ったからマイシューズで滑っていたんですが、なんとここの施設の貸し靴はGRAF‼‼靴持って行ってたけど貸し靴借りてはいてみたかったなぁとか思ってしまいました。
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↑「もう滑るのやだ!」とか言って靴を脱いじゃったちびっこの貸し靴を撮らせてもらいました。


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結局2時間ぐらい滑ってリンクを後にし、お土産を買うためにCoopへ。

今回は極力お土産も買わないぞと心に決めていたので会社と家とホームリンクの方々にだけちょろっとCaillerのミニチョコ詰め合わせを買いました。いろんなメーカーもがいっぱいあるけどやっぱりCaillerのチョコが一番好き。いつかチョコレートトレインに乗ってCaillerのチョコレート工場に見学に行きたいです。(そのためにもぜひステファンにチョコレートトレインのシーズン中にショーを開催してもらわねば…‼‼‼)

 

 

いったんホテルに戻って荷物を置き、改めてフロントへ…。

夕方のこの時間はやはりチェックインの手続きも一段落してフロントは空いていました。

昨日話を聞いてくれたお兄さんがいたので声をかけると「メールは来た?」と。首を横に振ると改めてチケット購入時にやり取りしたメールやチケットサイトのログイン先の情報を確認して情報を整理したうえで電話連絡してくれました。

が、しかし!ここでフロントのお兄さんも憤慨することに!

チケットサイトに書かれている営業時間は午後10時まで。現時点で午後5時。しかしすでに本日の営業を終了しているとのこと!え!なんで!??

お兄さんも「ここにこうやって書いてあるのに!なんで奴らは仕事してないんだよ!」と怒っていました。さすがサービスを生業としてるホテルマン…。

不安そうにしていると、「普通はネットからチケットをプリントできるはずだから探すよ!」とチケットサイト内を色々いじくって探してくれました。

そうこうしているとホテルのほかのスタッフの方々も集まってきてくれて、長身男性3人が顔を突き合わせて相談してくれています。

なんかもう、この時点で「そんなに必死になってくれなくてもいいよぉ。多分サイトからプリントするのは無理だし、最悪座席位置はわかってるから安いチケット買ってそこに座るよ…」と思ってたけど、あまりにも喧々諤々話し合ってくれてるから言い出せず…。

メールボックス内をもう一度探しに行ってくれたり、郵便の追跡を試してみてくれたりして考えられることを色々やってくれました。

最後にもう一回チケットサイトに電話してくれて、翌日の営業時間を聞き出してくれました。でも翌日は日曜日なので昼間のわずかの時間しか営業していません。

「この時間なら営業してるみたいなんだけど、でも…」と言い淀みます。どうやらお兄さんは夜番なのでその時間には勤務してない、と。

「いつここを離れてしまうの?」と聞かれ「月曜日の早朝には」と答えると、頭を抱えて「明日の昼番の同僚にちゃんと頼んでおくから」と言ってくれました。

ここまでで約1時間。もう涙出てくるぐらいありがたくて「だんけしぇーん」としか言えなかった自分が情けなかった。

 

 

そしてその日の夜の公演ではステファンがC2Cで飛び出るところのほぼ真後ろ。

手すりがちょっと邪魔だけどステファンがサロメさんと一緒に出てくるところから見れたからラッキー。
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さらにはこの日の夜はアフターパーティーにも参加したわけだけど、アフターパーティーのステファンは半分仕事で半分プライベートなので割愛。ただ、アフターパーティーは別にファンサのための場ではないのでステファンに何にも対応してもらえないこともあるんだけど(ステージにすら上がらないこともある)、この日はちょこっとでも対応してくれてありがたかったです。感謝。

この日の夜は一睡も眠れなかったので翌日の昼間を棒に振ることに…。

Art on Ice 2019@Zurich Hallenstasion

2019年のArt on IceのテーマはTime to Time。

スチームパンクの世界観で作られた数々の舞台装置、衣装、照明、映像などで不思議な世界へ誘います。

 

2年間Art on Iceを見に来てなかったわけですが、そんな私には結構ガラッとショーの印象が変わった感じでした。それは良くなったとか悪くなったということではなく、方向性が変わったというか。

以前のショーもスケーターだけでなくステージ上のミュージシャン、ダンサー、映像と見どころは万歳だったけどそれでも主役はやっぱりスケーターという感じでした。特にステファンなどスタースケーターがやっぱり主役で。

それが今年は誰が主役のショーかと言われたら「ショー自体が主役」と答えたくなるような演出に変わっていました。

 

前々回ぐらいから設けられてるらしい明確なテーマとそれに沿った演目と演出。

正直、スチームパンクっていう言葉自体そんなに前から知ってたわけじゃないんですが、ちょっと前に「ニノさん」で「スチームパンクを世に広めたい」っていう人を見て、「ああ、こういうジャンルってスチームパンクっていうんだ」って知ったところでした。タイムリーだね。

 

そんなテーマに沿って繰り広げられる群舞多めの演出。Art on IceのFacebookには出演が告知されていたのに公式web siteには全然名前が載らなかったElladj Balde、Misha G、Ivan Righini君ですが、Art on Ice群舞スケーターに交じって大活躍でした。ほとんど出ずっぱりと言っていいじゃないかという感じで何度も何度も登場して、そしてただの群舞の一人としてじゃなくてちゃんとソロナンバーやソロの見せ場がたんまりある。はっきり言って、彼らのファンのほうがこのショー見てて楽しいんじゃない???といったぐらい。MishaのLove Yourselfの振付が可愛い。

vimeo.com

 

ミュージシャンも以前は後半にメインのミュージシャン、前半はちょっとパワーダウンしちゃうかな?って感じの数人のミュージシャンで請け負うことが多かった気がするけど(Leona Lewis2cellosだった年はスーパー豪華だったけど、それでもやっぱりLeonaだけをスーパースターだって紹介する演出だった)、今年は前半がスイスの超人気アーティストのStefanie Heinzmann、後半がステファン・ファンにはYou’re Beautifulでお馴染みのJames Blunt

 

私はStefanieさんを全然知らなかったし、Art on Iceの前にミュージシャンの予習なども全然しないのでStefanieさんがどんな声でどういうジャンルの歌を歌うミュージシャンなのかも知りませんでした。ただArt on Ice公式web siteに乗っている顔写真しかみてなかったので、何となく写真のイメージだけで勝手にカントリー歌手っぽいとか思っていました。

……すまん、全然違った。あのアラレちゃんめがねに騙されてた。

Stefanieさんはソウル・ポップミュージシャン。ボンテージ風な衣装に身を包んで、力強くハスキーな声で歌う姿は超かっこよかったです。

特に登場の演出がかっこよくてうぉぉぉぉぉ!!!ってなります。

ステファンがStefanieさんとコラボする曲はC2C。ステファンはロングサイドのショート寄りぐらいの位置の柵の上からリンクに飛び込んて登場!衣装は2部のプログラムで使う衣装のベストを脱いだだけのひらひらドレスシャツ!曲には全然合ってないけどまあよし!

youtu.be

↑リンクに飛び込む前のスタンバイ中を激写

 

曲がノリノリなのでステファンの演技ももちろんノリノリ風。こういう曲調出の滑りだとあのゼブラっぽく見える金色のVersace(だったかな?)のシャツが脳裏によみがえります。

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↑ゼブラに見えるけど明確なゼブラではない。

でも私が見た回は残念ながらジャンプがあれれ?って思うことが多くて、後で感想を聞かれたときに言葉に詰まりました。とっさに「スーパークールで素敵だったよ!」とか言えればいいのに。

 

そう、今回のショーは舞台装置やら大道具やらめっちゃめちゃ豪華で(飛行船や天井からつり下がっているステージまで出現!)いつものショーよりお金かかってるなー!という印象があったんだけど、実はミュージシャンもスケーターもほとんどお着替えがなかったり、パンフや無料配布物のお土産がなかったり、いろいろ削れるものはがっつり削った印象。オープニングとフィナーレの衣装とか、確かに意味不明な衣装もたくさんあったけど(紫の妖精さんとか…)何気に楽しみにしてたんだけどな。

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↑紫の妖精さん

 

Tatiana Volosozhar & Maxim TrankovのLittle Universも本当に二人の世界にぴったりはまった曲。二人の魅力はともすれば「女性を輝かせるための男性」、あるいは「二人それぞれが主役」になりがちなカップル競技において「二人で一つ」であることだと思う。二人でやることなんだから当たり前のことなのかもだけど。ユニゾンっていうよりも溶け合っている感じ。もちろんダイナミックな投げ技は彼らの持ち味だけど、それら無かったとしてもうっとりと浸れるペアです。

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後半はいよいよJames Bluntの登場。

ピアノ、ギターを巧みに操り、切なく優しい歌声で泣かせてくれます。

もちろん代表曲のYou’re Beautifulも披露。でもこれはステファンではなくAljona Savchenko & Bruno Massotの平昌オリンピック金メダルペアが。

この2人の何がすごいって、完全にAljonaがペア界のリビングレジェンドで凄いんだけど、それに短期間でついていけて国籍まで変えて支えていけたBrunoってまじ凄くね!?ってこと。Aljonaが動きたいように、美しく見えるように、支え続けるBrunoマジI K E M E N☆

youtu.be

 

 

ステファンはGoodby My Lover。とても気持ちの入ったエモーショナルな演技。

(しかし衣装がショーのテーマには沿ってるんだろうけどここのプログラムには全然合わさって無さげなところが口惜しい…)

途中ベンチに座って恋人へのメッセージをノートに書くという演技があり、その内容がスクリーンに映し出される。(もちろんステファンの字じゃないけど) 電車にのって出発する(愛する人と別れる?)前に愛する人への愛の言葉を綴る。

その後心臓(ハート)に手を置いて大切に気持ちを込めながら滑り、振り切るようにGoodby My Loverというサビの歌詞のところでアクセルを2回。このぐっと想いを込めるような振付のところが特に好き。

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 スタースケーターがメインのショーじゃないと書きましたが、ショーのトリがスケーターじゃないところでもそれが表れてたと思います。ちなみに過去私が見ていた数年は全部後半の大トリはステファンでした。

今年の最後のプログラムの見せ場はなんとサーカス!CIRQUE ELOIZEの掌の上でバク宙するという人間離れした技で度肝を抜かされます。

こういうところもスタースケーターが抜けた後のArt on Iceをどう盛り上げていこうかという工夫の表れなのかなとステファンの発表があった後には思ったりしました。

オリバーさんとステファンたちが前々からたくさん話して相談しあってArt on Iceの方向性を何年も模索してきたのかなとか考えてしまいました。

 

そしてフィナーレ。すべてのスケーターやダンサーの群舞があり、一発芸(?)を見せてくれるのは日本のショーと一緒です。

最後はステファンのクワドチャレンジとスピンで〆。

このスタイルがどう変わっていくのか、来年のArt on Iceを楽しみに待ちたいと思います。

 

youtu.be

 

スイス日記 2019.02‐2

2019年2月8日

 

ホテルを出る前にメールをチェックすると(今回はWi-Fiを持って行ってなかったのでWi-Fiスポットでないとネットが使えない)まだチケット関連のメールは届いていない…。

念のためホテルのフロントのお姉さんにまだメールが届いてないことを伝えて、メールが届いたらどうしたらいいのかを再確認しようとフロントに降りるとすでに担当が交代していました。

夜のフロント係のお兄さんに先ほどのお姉さんとのやり取りを説明して、どうしたらいいのか確認したかったんだけど、と言うと先ほどのフロントのお姉さんにわざわざ電話して聞いてくれました。

するとお姉さん的には「すでにメールが送られてないのはなんか対応がおかしいんじゃないか?チケット業者はすぐに送るって言ってたのに!」とのことだったようで。

お姉さんに電話してくれたお兄さんも「メール届いてないかどうかもう一回確認してみて。届いてないようなら1日だけ待ってみて。明日になっても届いてないようなら僕がもう一回電話して『今この電話がつながってる間にメール送れ!』って言ってあげるから」と言ってくれました。ううう…ありがたすぎて涙が出るよ…。

(関係ないけどここのホテルのフロントの男性は全員たぶん190cm超えてると思われる長身でかっこいいんだけど、154㎝の私はいつもガリバー旅行記に舞い込んだ気分になります)

 

 

ホテルを出て会場に向かうにはトラムを3駅分乗るか徒歩。一回ホテルを出てCoopに買い物に行ってホテルに戻ってさらに会場に行くには微妙すぎる時間だったので(ホテルの近くにはMigrosもあったけどCoop派なのです)今回は徒歩で向かうことにしました。

この日のショーは当日券で一番安い天井席を買おうと決めていました。着いたばかりでボーっとしてるし、上からのんびり観賞しようと。

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入り口横にあるチケット売り場で売り子さんと相談しながら席決め。空いてる席を見せてもらえるのでその中から選べます。天井席だけどほぼロングど真ん中が開いていたのでそこをゲット。

ついでにチューリッヒ千秋楽のチケットもゲット。この日だけは最前列にしようと決めていたので狙っていた場所の最前列を無事購入。

 

 

開演まで時間はあったんだけどホテルに戻るには中途半端な時間だし、今から買い物に行ってショーの帰りに大荷物持って帰るのも嫌だし、ロビー開場はしてるし、ってことで結局さっさと会場入りしてしまいました。

すると会場内にはフリーWi-Fiが!ラッキー!

そこでTwitterを見てみると、今年のArt on Iceではパンフレット売りがないとのツイートが!なんと!どうりで売り子さんたちを見かけなかったはずだわ!

後でわかったけどショー終わりに配布していたチョコレートも今年は配布無しでした。去年の分もLindtのリンドールに変わってしまっていて味気ないなぁ(リンドール自体はめっちゃ旨い)と思っていたけど今年はさらに存在自体がなしになっているとは…とほほ。

(以前はその年のポスタービジュアルがパッケージになっていた板チョコだったのです)

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↑歴代板チョコの一部

 

パンフレット購入のための現金も残しておかなくていいみたいだし、お腹も空いたし食べちゃえ!ってことで会場でいつものぶっといソーセージとやたらと固いパンのセットを購入。今年はちゃんと魚肉っぽくない味のやつを買えました。美味しかった!

ロビーでは今年は物販を見つけられず。いつもは出演ミュージシャンのCDとか置いてあったのになあ。配信が主流だからわざわざCD置いたりしないのかな。

それでも何かしらロトっぽいものや衣装の展示があったりしてロビーは超賑やか!ワクワク気分が盛り上がってきます!

 

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↑スタンド席に向かう階段

 

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↑ミシンの宣伝のための衣装展示???


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↑たぶんなんか当たるロト。

 

天井席に行く前にちょこっとショート側からのぞき見。何年か前からチューリッヒ公演ではリンクが池みたいにちょっといびつな形になったのです。なんでだろ?

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いよいよショー開始!今日の席は天井席!

今年初のArt on Ice、わくわくが止まりません!

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私はArt on Iceを天井席で観賞はしたことなかったんですが、以前グリュッター先生が「今日は僕は一番上の席から見たんだけど、ほんとに豆粒みたいだったよ!」と仰っていたので豆粒ステファンを覚悟していました。

でも天井席でも豆粒って程ではありませんでした。傾斜がめっちゃめちゃきついので前の人の頭が被ることもなく視界はクリア。豆粒さ加減で言えば新潟の朱鷺メッセの一番後ろの方が豆粒レベルは高いと思いました。遠浅の会場だと豆粒になっちゃいますよね。

 

ショーについては次の日記で別に書きます。

 

日本のショーでも同じですが、通路側じゃなくて中側の座席に進むには当然座っている人たちにちょっとよけてもらわないと進めません。

その狭い座席の間をビールとかシャンパンとかポップコーンとかアイスとかいろんなものを手にもって進むからめっちゃ危険!(笑)案の定ビールこぼされてるし!(笑)

みんな結構呑みながら見てるんですよね~。映画見に来るぐらいの気軽さで。前の方の席の人でも人によってはもちろんお高そうな毛皮の人もいますけど、たいていカジュアルな感じでワイワイ見に来ています。すっごい豪華なショーではあるけどそんな敷居が高い感じではなく、若い子がポップコーン片手に見てたりカップルがイチャイチャデートで来ていたりしています。

今はなくなっちゃったけどSt. MoritzでのArt on Iceにはさすがに超お金持ちがたくさん見に来ていたので高級毛皮だらけだったみたいですけど。

 

ショー終わりにトラムでホテルまで戻ろうとしていたら同じホテルに先にご宿泊中の友達と遭遇。やっぱり約束してなくても必ず知り合いに会うwww

おしゃべりしながらトラムに乗ってたら乗り過ごしそうになって慌てて下車。割とすぐ着いちゃうのでおしゃべり危険なのです。

 

この日は疲れていたし旅の最初にガツンと寝ておきたいのでさっさと就寝……のはずがなかなか眠れず。翌日また眠気をまとって行動することになるのでした。