La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

スイス日記 2019.02‐3

2月9日

あまり寝てないけど、この日は行きたいところがあったし、翌日には早くもスーツケースを宅配に出す手続きをしなければならないのでだらだらする間もなく活動開始です。

 

この日は日中にやりたいことがあったので昼公演は見ずに夜の公演だけ見ようと決めていました。

部屋で荷物を整理していると別のホテルに宿泊中のお友達から連絡が。彼女たちも昼間は観光とお食事に行くそうなので、途中までにはなっちゃうけどご一緒させて頂くことになりました。

 

…そして、チケット業者からのメールはまだ届いていません…。

でも朝の時間はホテルのフロントもとっても忙しそうなので、また夕方ぐらいに時間が空いたころに相談しようと思い、ボストンバッグに荷物を詰めてホテルを後にしました。

 

待ち合わせはSwissotel。Oerlikonの駅前にあるホテルなので私が泊まっていたホテルからはトラムで向かう必要があります。いや、歩いても行けるけどさ。30分ぐらい歩けば。

11番のトラムに乗り込み、Art on Iceの会場であるHallenstadionの前も通ってOerlikonの駅で下車。

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Oerlikonの駅舎はこんな外観。古くてかわいい感じがしますが、写真に写ってないところなんかにはSpringliの新しいお店が入っていたりします。

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小さくてかわいい駅です。チューリッヒ空港から一駅。次の駅がチューリッヒ中央駅になります。

 

 

Oerlikonの駅前という便利な立地のSwissotelは以前私も宿泊したことがありますが、4年ほど前に改装工事をしていたのを覚えています。

その後、私は別のホテルに泊まるようになったから知らなかったのですが、改装した後の新しいロビーはこんな感じ。↓

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↑奥に謎のチーズオブジェ。


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↑現代美術館みたいなロビーです。

ロビーが改装中だったのは知ってたけど、部屋も改装したのかなぁ?部屋は工事して名買ったっぽかったけど。

このロビーから朝食会場に向かう途中の地下にトイレがあったのを思い出したので行ってみたのですが、鍵がかかっていました。もしかして宿泊者しか使えないの!!??せちがらくない???(でもロビーでWi-Fi使えたからせちがらくない)

 

 

Swissotelのロビーでお友達と合流し、さっそくまたトラムに乗ってチューリッヒ中央駅へ。そちらでまたお友達のお友達と合流して、私を含めて5人で旧市街のほうへ観光とお食事に行きました。

私はチューリッヒに何度も来ているのに1回ぐらいちょろっと観光しただけなのでほとんど土地勘がなかったのですが、合流した皆さんは「あっちのお店がかわいかった」「こっちに行くとおいしいお店がある」などチューリッヒを熟知!パイセン!ついていきやす!

 

そしてスイスグッズのお店見学を経て、お勧めのラクレットチーズフォンデュのお店に到着。
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↑牛。


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↑数少ない外食の機会に名物を両方一気にいただけるのはありがたい!

ラクレットはともかく、チーズフォンデュはやっぱり一人で食べるよりみんなと食べたいものなので大勢でわいわい行けてよかったです。

 


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↑5人で行ったのでラクレット3人分、チーズフォンデュ2人分を頼んでみんなでシェアしました。

これは目の前に置かれたラクレットオーブン。


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↑奥にはチーズフォンデュも!

スイスのチーズフォンデュは具材がパンしかないと思っていましたが、このお店では温野菜の盛り合わせとかお肉とかも追加することができました。

スイスで野菜を食べる機会があんまりないので(じゃがいもは除く←じゃがいもは野菜か?)迷わずお野菜を追加。


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ラクレットはプレーンチーズ、スモークチーズ、チリ(?)チーズの3種類をオーダー。これはプレーンのお皿。

ラクレットにはトマト、ピクルス、らっきょ?、ミニコーン、マッシュルーム、洋ナシ(!?)がついています。これらに溶かしたチーズをかけて食べるのですが、洋ナシ…チャレンジしなくてごめん…。でも帰ってきてから姉に聞いたら「白ワインと洋ナシにチーズ合わせるのはほかの国でもよくある」と言われて「…」と無言になりました。

 

一人一品頼まなきゃならないお店だったからいろいろ頼んだけど、じゃがいもとパンとチーズで結構おなか一杯になってむしろオプションで付けた温野菜が食べきれない羽目に!

でもみんなで一緒にわいわい食べたご飯はほんとに美味しかったです。ありがとうございました!

 

 

ここで私は次の予定のために皆さんとお別れ。ちょっぴり道に迷いながらトラムの駅を目指します。


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↑ここのお店は可愛いスイスグッズが売っていた模様。買わなかったけど。


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↑小雨が降ってきていたので写真がどれもこれも暗いんですが、旧市街からチューリッヒ中央駅に向かう道程です。

 

 

みんなと別れて向かった先は今回の旅の目的の一つである「海外のリンクでスケートを滑る」の目的のためのアイスリンク!

Hallenstadionのすぐ隣にはMesseがありますが、そのお隣がEisbahn Oerlikon、スケートリンクです。ここはArt on Iceの初日のずーっと前に早々にヴォロトラ夫妻がスイス入りした際に遊びに来ていた場所の一つみたいです。動物園とかいろんなとこアンジェリカちゃんと一緒に行っていましたよね。


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↑入り口で入場料を払います。今回はマイシューズを持ってきていたので滑走量だけで8CHFでした。114円≒1CHFだから900円ちょっと?スイスの物価の高さを考えると日本なら500円以下で入れる感じです。


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↑ロッカールーム。こちらのロッカーには鍵はついていません。鍵は自分で南京錠を持ってきてかける感じかな。今回持ってくるのを忘れたので貴重品だけ身に着けて鍵のないロッカーに他の荷物を入れておきました。別になんか取られるようなことはなかったけど、いろんな人が利用する施設ですし、ちゃんと自分のカギを持ってきておいた方が無難ですね。

 


屋内リンクに入ろうとしたら10歳ぐらいの女の子に「今は上級クラスの人たちが練習してるのよ!あなたはあっち!」と外のリンクに行けと注意されてしまいました。

「写真だけ撮りに行ってもいいのかな?」と聞くと「それは別にいいんじゃない?」とのお答えだったのでスタンドの方へ。マックスがターニャ達が遊んでるところ眺めていたところぐらいに行ってみました。
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↑どうやらシンクロの練習中らしかったです。

 

「あなたはあっち!」と言われたこっちは屋外リンクでした。

こはちびっこから友達同士で遊びに来てる人やら一人で練習しに来てる人やらが来ていて賑やかでした。賑やかと言っても都内のリンクなんかとは比べ物にならないぐらいすきすきだったので滑りやすかったですけどね。

ただ、日本でよくあるリンクと違って左回り、とかそういう制約は特になさげで割とみんな縦横無尽に滑っていました。


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ちょーっと雨上がりの屋外リンクなのでリンクの端っこの方には水たまりが…。

海外旅行傷害保険に入ってこなかったし、ヘルメットを借りそびれたので慎重に滑りました。

ちなみにヘルメットをかぶってないときには事故防止のためにも髪は頭の後ろでお団子を作ってクッション代わりにするとかニット帽をかぶるとかした方がよいとのことなので、お団子はできなくても(不器用すぎて)後ろ一つ縛りにしてこちらのニット帽をかぶっています。ニット帽超絶似合わないけど。

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↑こ、このロゴマークは…‼‼‼


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ひたすらひょうたんを繰り返し黙々と滑る怪しい東洋人でしたが、この時点で私の靴はすでにちょっと派手な感じになっていたので、滑っていたおばさまに「あなたの靴クールね!」と声をかけていただいたりしていました。えへへ。

 

もちろんせっかく持って行ったからマイシューズで滑っていたんですが、なんとここの施設の貸し靴はGRAF‼‼靴持って行ってたけど貸し靴借りてはいてみたかったなぁとか思ってしまいました。
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↑「もう滑るのやだ!」とか言って靴を脱いじゃったちびっこの貸し靴を撮らせてもらいました。


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結局2時間ぐらい滑ってリンクを後にし、お土産を買うためにCoopへ。

今回は極力お土産も買わないぞと心に決めていたので会社と家とホームリンクの方々にだけちょろっとCaillerのミニチョコ詰め合わせを買いました。いろんなメーカーもがいっぱいあるけどやっぱりCaillerのチョコが一番好き。いつかチョコレートトレインに乗ってCaillerのチョコレート工場に見学に行きたいです。(そのためにもぜひステファンにチョコレートトレインのシーズン中にショーを開催してもらわねば…‼‼‼)

 

 

いったんホテルに戻って荷物を置き、改めてフロントへ…。

夕方のこの時間はやはりチェックインの手続きも一段落してフロントは空いていました。

昨日話を聞いてくれたお兄さんがいたので声をかけると「メールは来た?」と。首を横に振ると改めてチケット購入時にやり取りしたメールやチケットサイトのログイン先の情報を確認して情報を整理したうえで電話連絡してくれました。

が、しかし!ここでフロントのお兄さんも憤慨することに!

チケットサイトに書かれている営業時間は午後10時まで。現時点で午後5時。しかしすでに本日の営業を終了しているとのこと!え!なんで!??

お兄さんも「ここにこうやって書いてあるのに!なんで奴らは仕事してないんだよ!」と怒っていました。さすがサービスを生業としてるホテルマン…。

不安そうにしていると、「普通はネットからチケットをプリントできるはずだから探すよ!」とチケットサイト内を色々いじくって探してくれました。

そうこうしているとホテルのほかのスタッフの方々も集まってきてくれて、長身男性3人が顔を突き合わせて相談してくれています。

なんかもう、この時点で「そんなに必死になってくれなくてもいいよぉ。多分サイトからプリントするのは無理だし、最悪座席位置はわかってるから安いチケット買ってそこに座るよ…」と思ってたけど、あまりにも喧々諤々話し合ってくれてるから言い出せず…。

メールボックス内をもう一度探しに行ってくれたり、郵便の追跡を試してみてくれたりして考えられることを色々やってくれました。

最後にもう一回チケットサイトに電話してくれて、翌日の営業時間を聞き出してくれました。でも翌日は日曜日なので昼間のわずかの時間しか営業していません。

「この時間なら営業してるみたいなんだけど、でも…」と言い淀みます。どうやらお兄さんは夜番なのでその時間には勤務してない、と。

「いつここを離れてしまうの?」と聞かれ「月曜日の早朝には」と答えると、頭を抱えて「明日の昼番の同僚にちゃんと頼んでおくから」と言ってくれました。

ここまでで約1時間。もう涙出てくるぐらいありがたくて「だんけしぇーん」としか言えなかった自分が情けなかった。

 

 

そしてその日の夜の公演ではステファンがC2Cで飛び出るところのほぼ真後ろ。

手すりがちょっと邪魔だけどステファンがサロメさんと一緒に出てくるところから見れたからラッキー。
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さらにはこの日の夜はアフターパーティーにも参加したわけだけど、アフターパーティーのステファンは半分仕事で半分プライベートなので割愛。ただ、アフターパーティーは別にファンサのための場ではないのでステファンに何にも対応してもらえないこともあるんだけど(ステージにすら上がらないこともある)、この日はちょこっとでも対応してくれてありがたかったです。感謝。

この日の夜は一睡も眠れなかったので翌日の昼間を棒に振ることに…。