La raison pourquoi je vais pour le voyage

旅行とフィギュアスケートの観戦&鑑賞記録

フランス日記11

ルーヴルを堪能した後は特に予定を決めるわけではなくセーヌ川沿いをブラブラしたりしてみました。
前の晩に船から見学したところを改めて歩いてみることに。
ルーヴルのカルーゼル広場を出てすぐのPont du Carrousel(カルーゼル橋)は渡らずにそのままルーヴル建物沿いにQuai Francois Mitterrand(フランソワ・ミッテラン通り)を通って歩きました。
すると対岸に見えてきたのはInstitut de France(フランス学士院)です。


フランス学士院の目の前の橋がPont d'Art(ポン・デ・ザール)。
恋人同士が錠前を橋のフェンスにくっつけて鍵を川に投げ捨てて二人が離れることがないように願うと言う処。
一応錠前くっつけるのは禁止らしいんだけど、橋の上で錠前売ってたよ(笑)

↑橋を渡るとフランス学士院。

↑所狭しと!(神社のおみくじみたい)

↑こっから川に鍵を投げ捨てるわけですね。

↑こちらはルーヴル側。この橋は歩行者専用なのかな?

ポン・デ・ザールを渡ってから川岸に降りてみました。船がたくさん止まっているんですが、小さいけど観光用っぽいのもあり。この辺からもうちょっと川沿いじゃない方に進むといわゆるSaint-Germain-des-Pres(サン・ジェルマン・デ・プレ)と言われる地域になります。
サン・ジェルマン・デ・プレはパリの知的中心地と言われていて、作家や画家さんなんかが多く集まっていた地域なのでした。哲学者のサルトルボーボワールが愛を語り合ったりしたLes deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)やLe cafe de Flore(カフェ・ド・フロール)などの有名カフェもこの辺にあります。
その他にもたくさん小洒落かカフェやお店が立ち並んでいるそうで、今回遠くから眺めるだけになってしまいましたが次回パリでゆっくりする機会があったら是非入り浸ってみたいものです。


↑絵の販売スタンド

次の橋、Pont Neuf(ポン・ヌフ)にやってきました。
ここを渡る途中にIle de la Cite(シテ島)があります。
ポン・ヌフは映画で見たはずだけどどんな橋だかすっかり忘れていました。
橋っぽいと言うよりも普通に道路っぽい感じ。


ポン・ヌフからシテ島の先端の公園に下りる事もできそうですが今回は降りず。
公演とは逆側の道路からシテ島に上陸?しました。


↑向うに見える橋はさっき渡ってきたポン・デ・ザール。


↑橋を横断してシテ島内部へ。

シテ島に足を踏み入れた途端私の脳内は河惣益巳先生の「ツーリング・エクスプレス」でいっぱいになりました。
もちろんパリなんだから他の場所だって作品の中にたくさん出てきてるんだけど、正直言って読んでいる段階では土地勘も何もあったもんじゃないから名前が出てきてもほへーっと思ってるだけで、それがパリのどの辺なのか具体的に想像したこともなかったんですけど、エドが若い頃(?)に勤めていたパリ警察と、フランと結婚式を挙げたノートル・ダム寺院だけは(その事件性からか)場所を把握していたのでした。(あとフランが住んでいたマンションが最高級住宅地のサン・ルイ島にあることは覚えていた)
エドみたいな警察官がいるかしら…と心ときめかせながら(別にエドがタイプなわけではない)パリ警察辺りをうろうろ。旅行者じゃなかったら不審者として職務質問されてもおかしくない感じでした。


↑やたらと島内の写真を撮りまくった。

ちょっと歩き疲れた&お腹もすいてきたのでカフェへ。
ここでもちょっと「テレビフランス語講座」気分を味わおうと試みました。
1シーズン前(知花くららさんが出てたやつ)のテレビフランス語講座でパリに仮住まいをしている主人公が友達とご飯を食べに行った時にサラダだけを頼んでいたのですが、そこで出てきたサラダがボリューム満点でそれだけでお腹一杯になりそうな感じだったのでそれをまねてサラダと、あとパリといえばと言うことでカフェ・オ・レをオーダーしてみました。(しかし父はここでもパスタ…)


↑手前がサラダ。チキンとほうれん草のサラダだったんだけど、それにバゲットもついていて確かにボリューム満点!野菜がたっぷり食べれて嬉しい食事になりました。

そして休憩したカフェからもうワンブロック進むと、ついに見えました!Cathedrale Notre-Dame de Paris(ノートルダム大聖堂)!
先にあげた「ツーリング・エクスプレス」のエドとフランの結婚式のシーンでも出てくるし、まあそうじゃなくてももちろん有名なヴィクトル・ユゴーの「ノートルダム・ド・パリ」(ディズニー映画で言うと「ノートルダムの鐘」)の舞台でもあります。
ちなみに映画と原作の小説では全然話が違います。私は先に映画を見ていたので、原作のストーリーを知った時にはちょっとショックでしたわ…。(でも作者がヴィクトル・ユゴーな時点で想像できそうなものではあったけど)


普段割りと入るのに並ばなきゃいけないみたいなんですけど、この日はあっさり入れました。
特に催し物もしてなかったからかな?

中は大きい聖書の世界が描かれたステンドグラスが連なる作りになっています。
手持ちのiPhoneカメラではステンドグラスがあんまり綺麗に撮れなくて残念。
っていうか、この写真だとどこに何が描かれているのかさっぱりわからない!




ちなみにもちろん例の鐘のある鐘楼にも登ることができるんですが、へたれ二人組の私たちはチャレンジする気にもなりませんでした。だって絶対凱旋門より高いもん。
でもガーゴイルを間近で見てみたかったなぁ…。


聖歌隊の席の辺りにはキリストの一生を描いたレリーフ
ただの絵じゃなくて立体になっているのが面白い。



まだまだ続くステンドグラス。
しかしやはり残念な写り。





多分近所の小学校とかなのかな?
社会見学っぽい小学生がわらわらと集まっていたので何かと思ったらこのノートルダム大聖堂とその周辺のミニチュアがおいてあり、そこで先生がなにやら説明をしていました。まあ当然さっぱりわかりませんでしたけど。


私自身は全然キリスト教的神様を信じていないタイプですが(どっちかって言うとトイレの神様の方が信じているタイプです)、この「我らの貴婦人(マリア)」を200年もの歳月をかけて作った人たちの気持ちが胸にしみて厳かな気持ちになってしまいました。


↑出口のところで記念メダル買いました。

建物から出てからもしばしボーっとしてしまうぐらい圧巻の建物というのもめったにないんですが、ここはホントにそんな感じ。建物の凄さと言うよりもその雰囲気?に圧倒されました。しばらく目の前の広場に座り込んでしまいましたよ。

↑多分パリ市警の建物のシルエット…。

最後にもう一度大聖堂を見上げて、また来るよと誓いました。
その時には鐘楼にチャレンジしようかな。(足腰鍛えておいてね)

そろそろ時間も迫ってきたので、最後のパリ観光を楽しんでから空港に移動することになります。

フランス日記10 《Musée du Louvre特別編2》

とりあえず絵画でどうしても見たかった2点を見終わったのでフロアを変えて彫刻を見に行きました。
目的はもちろん「ミロのヴィーナス」です。

↑途中でイタリアの女子グループがわいわいしているところに遭遇したのですが、なんと彫刻に向かってジャンプしてハイタッチを試みていました。いや、いくら柵がないからって自由すぎるだろ。

そして迷うことなく目的の場所へ!

アフロディーテ、通称「ミロのヴィーナス」

曲線美とはこういうものだ!と言わんばかりの美しいカーブ。
「ミロのヴィーナス」の周りは柵ありますが360度ぐるりと回りこんで見ることができます。
後姿がまた色っぽくて素敵でした。チラリズム万歳。


↑美しいお背中!

他の彫刻もエロくて美しい作品がたくさん!(一部例外あり)
特に古代ギリシャの神々をモチーフにした作品に心ときめきました。


アテナ、通称「ヴェッレトリのパラス」」
そもそもアテナは色気のない女神なのでしょうがない。写真見返しても男か女かわかんないような顔してるしさ。(アップだったらちゃんと女っぽいとわかるんだけど)

暖炉の上の飾り…?

白鳥を虐待するキューピッド…ではないはずだけどそうとしか思えない。
そもそもキューピッド(エロス)って割と悪戯好きな小生意気なガキだった気がする。

アルテミスと雌鹿
アルテミスも色気のない女神代表のような子ですが、何気にオリンポス十二神の中で一番好きです。
せっかくできた彼氏(オリオン)を兄の策略で自分で殺しちゃうなんていう不憫な子ですよ。

女性像の柱!

瀕死の奴隷」Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni(ミケランジェロ・ブオナローティ
このアングルからだとよくわからないんですが、この奴隷の足元の固まりは猿の彫刻なのです。
なんじゃかんじゃ言って、画家&彫刻家で一番好きなのはミケランジェロなんだよな~と再認識。(いや、だからといってこのエロい奴隷が好きってわけではないんですけど)
他にも好きなアーティストは多いけど、その中でもこの作品が好き!って言うものの点数がミケランジェロが一番多い気がする。彫刻はもちろん「ピエタ」(ポエタにあらず)だし、システィーナ礼拝堂の天井画と「最後の審判」は圧倒されて言葉も出ませんでしたわ。

これも展示品なんだけど何のゲートだったか忘れちった…。

「アムールとプシュケ(エロスの接吻で目覚めるプシュケ」Antonio Canova(アントニオ・カノーヴァ)

途中から自分たちがいったい今どこにいるのかわからなくなってきて同じところをぐるぐる回ったりしてしまいました。(広すぎるわ!)
ルーヴル美術館は元々中世からある要塞だったのをフランスの王様たちが改築(増築?)して建てた宮殿なのですが、3世紀ぐらいに渡って長々と造っていたので(気の長い話だ…)ころころ作り手も変わり、その時の設計の流行が色々取り入れられたみたい。



宮殿だからこんなに豪華なのねー。


なんかの神殿模型だったのに忘れちゃった…。ゼウスかポセイドンかな?

またガラスピラミッドから外に出てくると、どっと歩き疲れた感が。
とりあえず座り込んで一服(父だけ)することに。
いい天気になったので外で日向ぼっこするのも気持ちいいです。観光客もそうじゃなさそうな人もたくさん水辺に座り込んで休憩していました。



さらばルーヴル!

今回見れなかった地下のスフィンクスと逆さピラミッド、「岩窟の聖母」「洗礼者ヨハネ」「ハムラビ法典」「ホルス神」「聖母子と洗礼者ヨハネ」はまた次回訪れる時のお楽しみにしたいと思います!その時に貸し出されたりしてないでね!

フランス日記10 《Musée du Louvre特別編1》

ついにやってきました!Musee du Louvre(ルーヴル美術館)です!
ツアーでやってこないと入場するのに列に並ばなければならないとガイドブックには書いてあったんですが割りとすんなり入れました。ガラスのピラミッドの入り口から地下に入り、ひろーいロビーでまずはルーヴルの無料ガイドマップをゲットしました。もちろん日本語版もありです。
日本から持ってきたフランスのガイドブックにももちろんルーヴル特集が組まれていて「効率よく回るには…」みたいな案内が書いてあったりしたんですが、これが全然役に立ちませんでした。なぜなら展示品の展示場所がめいっぱい変わっていたから!(そんな古いガイドでもなかったんですけどね)
1週間通っても全部見切れないという噂のルーヴル美術館
とりあえず見たいものを絞り込んでそこを見に行く途中で見れるものを見る作戦で行くことにしました。
父が見たいのは「モナ・リザ」と「ミロのヴィーナス」。
私が見たいのは「皇帝ナポレオン一世と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」と「サモトラケのニケ」。
全部Aile Denon(デゥノン翼)側にあるようなのでそちらの入り口から入ってみることにしました。
ルーヴル美術館は大雑把に言うとUの字(もしくはAの字?)になっていて、Uの先端部分がSully Wing(シュリー翼)、Uの長い棒のかたっぽがAile Richelieu(リシュリュー翼)、そしてもうかたっぽがAile Denon(デゥノン翼)となっています。
今回私たちがいけたのはAile Denonのそれも1階~2階部分の一部とSully Wingの極ごく一部だけでした。それでも歩き疲れてちょっとへとへと(体力無し)。


↑ピラミッドの中から見たシュリー翼。

Denon翼の入り口から入るとすぐに「ミロのヴィーナス」と「モナリザ」は案内板が立っていました。
あらら、案外入り口近くに展示されてんのね、と思ったらそういうわけではなく、いたるところに「モナリザはこっち→」みたいな案内が。近い場所にあるわけじゃなく、単にその作品を目当てにしている人が多いから最初から表示してあるのね。

私が見たかった「サモトラケのニケ」は難なく見れました。
モナリザはこちら→」に沿って歩いていくと大階段にぶち当たり、その先にはどーーーんと「サモトラケのニケ」が。
まさに「ルーヴルキターーーーーーーー!!!!」と言う感じがしました。

↑階段の突き当たりに聳え立つ!

↑ニケの前には人だかり!

サモトラケのニケ
このニケはステファンやマックスが大好きなNIKEの語源となっていて、あのNIKEのマークもこの翼を元にデザインされているそうですよ。

サモトラケのニケを思う存分眺めた後はDenon翼の長い廊下を通りながら部屋へ。
廊下も全部展示品で埋め尽くされてるからもう休まる暇もない!
(その割に展示室の中に座ってくつろげるスペースとかあるんだけど)


私の好きなルネッサンス期の絵画もこの辺にあります。

↑「バルバドーリ祭壇画」Fra Filippo Lippi(フィリッポ・リッピ)

↑「パルナッソス」Andrea Mantegna(アンドレア・マンテーニャ)

そして廊下の中腹に展示室への入り口がありました。そこにふらりと入ると(順路というものがないので廊下を歩きながら気になるところを一個一個覗いて行くのです)でいきなりのご体面!

フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像」(モナ・リザ)Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ

この作品だけ展示方法も特別扱いで、展示室の中に特別に壁が作られ、そこにガラスケースに入った状態で飾られています。さらにその前には半円状にロープが張られて近づけないようになっていました。
映画「The Da Vinci Code」の中での「モナ・リザ」は確か壁に飾られていたと思うけど…。
しかし何年か前に見に行ったという人に聞いたらその時にはガラスケースには入ってなかったといっていました。ここ数年でセキュリティが厳しくなったんでしょうかね…。

↑ズームで撮ったからぶれちゃました。

モナ・リザ」が展示されている展示室を通り抜けてまた廊下へ。
でもこちらの廊下は最初に通っていた廊下とは別の廊下(Denon翼の短い方)。展示室を二つの廊下が挟んでいるという作りで、どっちの廊下にも当然のように作品が展示されているから廊下を通って展示室があるからそこに入って、ぐるっと展示室を一周して元の廊下に戻って…という風に見ていくと展示室の向こう側にある廊下を見逃してしまうことに。
もちろん展示室を全部見てから最後に向こう側の廊下だけを見に行くというのも手ですけどね。

↑廊下の天井すら豪華!

さて、「モナ・リザ」が展示してある部屋には実はめっちゃでかい絵画もいくつか展示されていてその迫力に驚かされます。「モナ・リザ」はめちゃめちゃちっちゃい絵なのにその存在感に驚かされますが。

カナの婚礼」Paolo Veronese(パオロ・ヴェロネーゼ)
モナ・リザ」が展示されている展示室に入ってすぐ振り向くと入り口がある壁一面にどーんと展示されています。
大きさが666×990cmなので長さ約10メートル!iPhoneカメラだと引いて撮ってもおさまりきりません!

モナ・リザ」の部屋から出て廊下の壁にいきなり名画が。
ここの廊下一角は本当に豪華絢爛でした。ここに飾られている絵画一枚日本に持ってくるだけで展示会が企画されるであろう名画ばかりでくらくらしました。


オダリスク」Jean-Auguste-Dominique Ingres(ドミニク・アングル)

「洪水の情景」Anne-Louis Girodet de Roussy-Trioson(アンヌ・ルイ・ジロデ・ド・ルシー=トリオゾン)

そしていよいよどーーーーん!!!
見たかった 「皇帝ナポレオン一世と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」 (ナポレオンの戴冠)とご対面!
ご対面したいけど絵がでかすぎて一番引いてみても目の端から端で全部一気に見れるかというと無理!
(何故こんなでかい絵画を廊下に展示するのだ…)

 「皇帝ナポレオン一世と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」 (ナポレオンの戴冠) Jacques-Louis David(ジャック=ルイ・ダヴィッド)

これも610×930cmの巨大な絵です。 iPhone横にしても入りきらないよ!

諦めてメインのところズームで撮ったりしてました。
ちなみにこの絵を描いたダヴィッドはナポレオンのお抱え画家さんで(主席画家!)、多分誰もが目にしたことがある馬に乗っているナポレオンの絵「サン・ベルナール峠を越えるナポレオン・ボナパルト」を描いた人です。

そして同じ廊下にこちらも展示されていました!(豪華すぎるわぁ…)

7月28日-民衆を導く自由の女神」Ferdinand Victor Eugene Delacroix(ウジェーヌ・ドラクロワ
(これは逆にちょっと引きで撮りすぎた)


スフィンクスの謎を解くオイディプス」 Jean-Auguste-Dominique Ingres(ドミニク・アングル) 

…なんか、途中で絵画に酔って来ました。
だって右を見ても左を見ても上を見ても全部名画ばっかりなんですもん。
トイレに入ってようやく一息つけたぐらいでした。うっぷうっぷ。
ちなみに当然ルーヴルにもカフェがあったので入ってみたかったんですが、ちょうどお昼時だったこともありかなり待ち時間がありそうだったので今回は諦めることにしました。



彫刻編へ続く


フランス日記9

フランス5日目。
この日がフランス最後の日です。
夜のフライトなのでそれままでの間ギリギリまでフランスを堪能しようと思っていました。

が、実は前日のバス観光ツアーが思いのほか遅い時間までかかって、結局ホテルに戻ったのは夜11時過ぎ…。
さすがに父も疲れがたまっていたのか、朝9時に予定していたルーヴル美術館鑑賞ツアーはキャンセルして朝はゆっくりしようということで、二人して倒れるようにして眠りについたのでした。

それでもやっぱり時差の関係か、興奮しているからか、寝すぎることなく目が覚めたので、ツアーには間に合わないけどブラブラ散歩しつつルーヴルに向かってみようかということになりました。

今回オプショナルツアーを多用したのは、正直言って私一人では不慣れ(フランス初めてだし!)な場所をわがままな老人二人(当初は母も来る予定だったので)を連れて回るのは大変だということで無駄なく連れてってもらえるツアーを利用しようと思ったわけで。
ルーヴル行っても多分効率よく回ることはできないだろうなとは思っていたんですが、とりあえず入るだけ入ってみようや、ということで向かうことになったのでした。


↑部屋の窓から見た風景。椅子がおいていあるところはお隣のカフェですが、夜にここでお茶だけしました。

↑瓶入りヨーグルト。メチャうま!

↑パリに来たからにはクロワッサン!

時間に追われることもなくなったのでホテルの近所からのんびり散策しました。
ホテルは前日の写真でも紹介したようにながーい建物の一角になっているのですが、そのながーい建物はただ縦に長いだけじゃなくUの字状態になっていてUの一番奥はちょっとしてた広場になっています。そこの周りにはカフェ、オフィス、そして劇場があったりしました。
ここの近くを散策すると、これ以外にも劇場らしきものがちらほらあって、下北沢みたいな感じかしら?と思ったりしました。



↑中庭の騎馬像

↑騎馬像がいたるところに!

↑ここも小劇場のようでした

↑パリのレンタサイクル(?)は電動自転車!

そしてホテルのわき道から大通りに出ると、そこはパリ・オペラ座の脇でした。
脇から見ても超立派な建物だぜぇ…。
パリ・オペラ座の中をのぞいてみたいなと思って入り口に近寄っていったら物凄くたくさん怪しい集団(学生風だけど多分スリ)がよってきたので早々に逃げてきました。ルーヴルの周りにも同じようなのがいっぱいいました。
やっぱり観光地にはいっぱいいるんだなぁ…。




前の晩もパリ・オペラ座から歩いてルーヴルに向かったんですが、その時にはAv. de l'Opera(オペラ通り)をまっすぐ歩いていったので、この日はそのルートとは別ルートで向かうことにしました。
パリ・オペラ座からRue de la Paix(ラ・ペ通り)を通って向かう先はPlace Vendome(ヴァンドーム広場)です。
ヴァンドーム広場はCatherine Deneuveの主演映画「Place Vendome」で名前だけは聞き覚えがあったんですが、実際どういうところなのか全然知りませんでした。(実は映画も見てないしさ)
なんじゃかんじゃいろんな歴史があるみたいですが(大雑把過ぎる)、今はとりあえず高級ブランド店と高級ホテルに囲まれた広場ですわ。

Cartier

↑Mellerio dits Meller

↑…からの、ヴァンドーム広場


BVLGARI

コンコルド広場に比べたらこじんまりした広場ですが、その周りはぐるりと高級ホテルと高級ブランド店が取り囲んでいます。Hotel Ritz Paris、Hotel de Vendome、Hotel Park Hayatt Vendome、Van Cleef & ArpelsChaumet、Maoboussin、Boucheron、Valentino…まあそんなようなところです。
このヴァンドーム広場の宝石店についての豆知識的なミニコラムがあったのでちょいとご紹介。
ヴァンドーム広場の5つのジュエラーたち
すみません。グランサンクって言葉自体知りませんでした。


↑この円柱の天辺にはナポレオン像があるんですが、この像自体2回ぐらい倒壊させられちゃって、今の像は19世紀の後半に再建されたんだそうです。人に歴史あり、じゃなくて広場に歴史ありありです。

ヴァンドーム広場を抜けるとホテルの合間にお土産やさんがあったりしたのでふらりと立ち寄りました。
すると本当に偶然ながらそこは日本人の方が経営しているお土産屋さんでした。
そこで超ベタな「PARIS」のロゴ入りエッフェル塔キーホルダーや凱旋門柄灰皿、カフェのギャルソンマグネットなど購入。光るエッフェル塔は実はちょっと欲しかったけど置き場所に困るので買いませんでした。

ヴァンドーム広場からRue de Castiglioneを通ってRue de Rivoliに突き当たるとそこはもうJardin des Tuileries(チュイルリー公園)です。
が、しかし美しい庭園横を素通りして、その真横にある目的地、ルーヴル美術館に向かうのでした。




フランス日記8

ツアー待ち合わせ場所のルーブル美術館からバスでースタートして向かった先はLa tour Eiffel(エッフェル塔)。
エッフェル塔のふもとにある船着場からセーヌ川ナイトクルーズが始まります。
(しかしあいにくの雨)



船に乗り込むとガイドのお姉さんが説明をしてくれます。
この可愛いお姉さん、フランス語、英語、イタリア語でそれぞれ注意事項を話してくれます。さすがです。


↑しかしお姉さんの説明中にも気ままな乗客は勝手に席を立って写真撮影です。自由です。

↑まずはPont Alexandre Ⅲ(アレクサンドル三世橋)。
グラン・パレ&プチ・パレと、ナポレオンが眠るLes Invalides(アンヴァリッド)を結ぶ超豪華な橋。
1900年のパリ万博にあわせて建設されたそうです。


↑これが何の建物だったのかよくわからない…。立派だったのに。

↑左手にルーヴル美術館が見えてきました。

と、ここで右手を見るとドーンとMusee d'Orsay(オルセー美術館)が見えてきました。
今回、月曜日がオルセー美術館の休館日だということで見に行くことはできませんでしたが、オルセー美術館と言えば私が始めて覚えたフランス語の例文「Je voudrais aller a la Musee d'Orsay, demain?(明日オルセー美術館に行きたいんだけど?)」のオルセー美術館
印象派の作品が多く展示されているとのことで(実はあまり興味がないんだけど)、次回パリを訪れた際には言ってみたい美術館です。改修されて見やすくなったみたいだしね!




ルーヴルは物凄く長いので姿が見え始めてからメインの建物までたどり着くのに時間がかかります。



いよいよ夜もふけてきて、この辺から本当に何を撮っているのかよくわかんなくなってきています。
とりあえず通り過ぎちゃったけどこれはInstitut de France(フランス学士院)。
この建物の目の前の橋がPont des Arts(アール橋)。カタカナで書くとポン・デ・ザール。
ここの橋のフェンスに恋人たちが錠をくっつけて鍵を川に捨てちゃうというのが流行っているんだとか。日本の番組とかでも見たことありました。翌日徒歩で行ってみたんですけど、確かにたっくさん錠がくっついていましたよ!


次の橋は映画で有名なPont Neuf(ポンヌフ)。日本語にすると「新橋」…。(いや、「新しい橋」ですけどね)



「新しい橋」という意味のこの橋ですが、実は現存するパリの橋の中で最も古い橋なんだそうです。
映画「Les Amants du Pont-Neuf(ポンヌフの恋人)」は正直全然好きな映画じゃないけど、この映画の中の台詞が引用された高田祐子先生の漫画「無限の中の一度」は大好き!(しかしamazonでも画像すらないよ)

ポンヌフの直前で川が二股に分かれます。
川の真ん中にIle de la Cite(シテ島)があるからです。


(しかしシテ島側の座席じゃないので全然シテ島は撮れてない!)

↑左奥にチラッと見えてきているのは…

Cathedrale Notre-Dame de Paris(ノートルダム大聖堂)です。
1163年から約200年かけて建設されたローマ・カトリックの大聖堂。
翌日行ってガッツリ見てきたので感想はそちらで。(っていうかこのときほとんど見れなかったよ!)


ここからは本当に周りが真っ暗で、ライトアップの加減も微妙になってきているので何がなにやら…という感じです。
とりあえずシテ島を通り過ぎ、最高級住宅地であるile Saint-Louis(サン=ルイ島)を超えたところでUターン。


↑Pont Marie(マリー橋)。この橋の下で願い事をすると叶うというのでガッツリ欲望の赴くままに願い事をしてきました。まだ叶っていませんが、叶ったあかつきにはマリー橋の上で祝杯でも上げてこようかと思います。






↑すみません、何を撮ろうと思ったのか全くわかりません。と、言うかむしろいったい何なのかわからずにライトアップされたものを撮っていた気がします。

多分ようやくポンヌフまで帰ってきた…と思う。



ぜんっぜんわからん…。
むしろこの写真見て何なのかわかった人、連絡下さいってレベルです。



そしてようやくエッフェル塔に戻ってきました!
サーチライトがかっこよく光っています!


立派に光るエッフェル塔ですが、なんだか違和感を感じていました。
実は私、勝手にエッフェル塔も東京タワーと同じく赤だと思っていたんです。(写真でも何度も見たことあるはずなのに!)
だから金色のこの塔を見てなんかおかしい…と思っていました。東京タワーに比べて光り方も地味だし。
と、そんな失礼なことを思っていたのですが、

1!


2!


3!

時報の合図と共に一気にキラキラとエッフェル塔が輝き始めました!
ホントにまばゆい光でうわーーー!!!と船の中の人々も一斉に盛り上がりました。
このイルミネーションは日没後1時間ごとにキラキラになるそうです。
私が見た時間は多分20時か21時かな?

http://www.youtube.com/watch?v=ys_CUPsxHnU&feature=youtu.be&a 
エッフェル塔のイルミネーションを携帯で撮ったけどうまくこのブログに貼り付けられない)

ここでクルーズは終了。
お次は光り輝くエッフェル塔の内部に潜入します!


エッフェル塔は夜になっても観光客でいっぱい!
私たちは観光ツアーなので受付自体はスムーズに行ったんですが、それでも中のエレベーターは激混みでした。
一般客の方々はそのエレベーターに行く前に長蛇の列に並ばなければならないようで…。
夜でこれだったら昼はもっと凄いことになってるのかな。(でもきっとスカイツリーには及ぶまい…)

エレベーターに乗り込んで展望台に向かいます。
展望台に向かう途中にレストランがあるのでそこで降りる方々もたくさんいました。
このレストランでのお食事つきのツアープランもあったし、ツアーじゃなくても普通に日本からも予約していけるみたいだから次に(スポンサーと)パリに行くことがあったら行ってみたいな。



エッフェル塔からみた夜のパリはキラキラしていたけどハデハデしいわけでもなく。
優雅に美しかったです。



エッフェル塔での時間はそんなに長く取っていなくて、エレベーターで昇って展望台をぐるっと回ってお土産屋さんをちょこっと見たら終わり、ぐらいな感じでした。
それでもちょっと余裕を持って集合場所に行こうと急いだんですが、やっぱり下りエレベーターも激混み。
エレベーターを2基ほど見送らなければ乗れなくて、集合時間に遅れてしまう~~~!!と大変焦りました。


エッフェル塔の下から激写!

何とかギリギリ集合時間に間に合ったのですが、なんと私たちの他、日本人観光客しか集まってない(笑)
結局お腹がすいたので屋台でホットドッグとコーヒーを買ったんですが、その屋台でも相当並んだのに、買い込んでバスに戻ってもまだ戻ってきてない乗客が多数いたのでその後も結構待ってました。
ちぇっ、それならホットドッグじゃなくてもうちょっと美味しそうなもの買ってくればよかったよ。

エッフェル塔の感想としては…立派だけどやっぱりタワーは東京タワーが一番!(おいっ)

ようやく戻ってくるべき乗客が全員戻ってきたようで、それからはパリの街の主要観光地を車窓観光となりました。
が、実は写真が一枚もない!!!
外は雨、そして夜、さらには窓側の席を父に譲ったため、あんまり外の景色見えてなかったんですよね…。 

さらに言えば…実は寝ちゃった!(笑)
一応回ったところはここ ↓ らしい。
ルーブル美術館 / ノートルダム大聖堂 / ソルボンヌ大学 / パンテオン / サン・ジェルマン・デ・プレ / オルセー美術館 / シャンゼリゼ大通リ / 凱旋門 / エッフェル塔 / アンヴァリッド(廃兵院) / コンコルド広場 / マドレーヌ寺院 / オペラ座
ソルボンヌ大学オルセー美術館辺りが完全に記憶がない(笑)
あ、あとバスティーユ広場も行ったらしいのに! 
結局翌日大半の場所に自力で回ることになっちゃったのでした。 

余談だけど、今回のバスの添乗員さんは日本語を含めた5~6ヶ国語話せるフランスの方でした。 
車内での解説自体はニースのミニトレインと同じように音声ガイドなんだけど、エッフェル塔で解散した後の集合場所とかそういう説明が英語とかフランス語じゃなくてホントに助かった!と思いました。 
瞬時に言語を切り替えてお客さんのお世話をする姿を見て、ますますマルチリンガルに憧れる気持ちが高まった日となったのでした。

フランス日記7

フランス4日目。
僅か3泊4日のニース滞在でしたが短いなりに精一杯楽しみました。
もうちょっとさらに暖かい時期(ワールドの頃とかさ…)だったらもっとビーチでまったりしたりしても良かったかもしれないけどね。
でもそれはまた次回のお楽しみと言うことで。
父ものんびりした雰囲気と明るい海がとっても気に入ったようで(あと単純にタバコに緩いところとか…)、また来年来ようと言い出したりしてました。ま、元気でいてくれたらね。

ホテルからタクシーでコートダジュール空港に向かったのですが、タクシーの運転手さんにフランス語で行き先を告げると「韓国人ですか?」と聞かれました(笑)日本人だと通常は英語で言われるからなんだって。
ちなみに「Je voudrais aller a ●●」(●●へ行きたいんですけど)は今回の旅行でめっちゃくちゃ使ったフランス語でした。普段のスイス旅行ではめったに使わないんだけど。なぜならあまりタクシーを使うことがないから…。
今回は疲れたらすぐタクシーに乗っちゃったりしたので使う機会が多かったのでした(笑)



コートダジュール空港内のKIDS用施設。シマウマ!

そしてばびゅーんとパリにひとっとび。
今回無理やりつけた1泊パリ観光です。パリの滞在時間は約30時間!
慌しいパリ編のスタートです!

まずはパリでお世話になるホテルに到着。
今回のホテル選びのポイントも「喫煙できる部屋があるかどうか」(そして忘れてたけど等級は4っ星相当って言ってたんでした。だからニースでもパリでも少しグレードを下げればもっと喫煙可能なところは多いのかも)。
パリのホテルはパリ・オペラ座とマドレーヌ寺院のちょうど真ん中ぐらいの立地になりました。
パリ市内の建物は当然ですが保護対象になっていて、外観を変えたり取り壊したりすることを禁じられています。
そのため、古い建物の中をまるっとくりぬいて近代的なオフィスやホテル、住居などに変えてるんだって。
今回のホテルもそんな建物の一角にありました。物凄く巨大で変な形の建物の一角がホテルになっています。

↑ながーーーーい建物の途中から途中までがホテル。

↑入り口はここ。お隣は夜はクラブ営業してるようなおしゃれカフェ。

ホテル内部は本当に近代的なシティホテルでした。
ニースの中身もクラッシックなホテルとは大違い!
お部屋はとっても広くて、どうやら長期滞在用のアパートのような部屋でした。キッチンもついていて、お皿はもちろん電子レンジもお鍋もケトルもぜーんぶそろっていました。
フランスにちょっと長い間いるならこういうところに泊まれば便利だな…と思いましたが、ホテル代がニースのホテルよりも高いぐらいだったのでとても自力で長く泊まるなんてことはできないと思いました。




とりあえずホテルで一息ついたら早速行動開始!
なんせ時間がないですからね。見れるところを見ておかないと!
この日の天気はあいにくの雨!でもホテルの傘を借りて元気に出発です!

とりあえず何はともあれL'Avenue des Champs-Elysees(シャンゼリゼ大通)に行きたいというご要望によりそちらを目指すことに。
と、その前に進行方向とは逆になるけどせっかくご近所なんだからと言うことでl'Opera(オペラ座)をチラ見してきました。

↑豪華!今回中に入らなかったことをちょっと悔やんでいます。

そしてシャンゼリゼ大通に向けて改めて出発。
まず通りかかったのはEglise de la Madeleine(マドレーヌ寺院)。
ちょっとみた感じ教会には見えないんですがれっきとしたカトリックの教会です。




ギリシャ神殿みたいなつくりだけど、レリーフなんかは「最後の審判」や「十戒」なんかが書かれているんだそうですよ。

マドレーヌ寺院から歩いてすぐに見える広場はPlace de la Concorde(コンコルド広場)です。
いや、マドレーヌ寺院を背にしたら正面に広場が見えるんですけど、この広場が広大すぎて行けども行けども近づけない!(笑)
このコンコルド広場はフランス革命時にマリー・アントワネットの首をギロチンで跳ねた場所で、その他にも1200~1300人もの人々がここで命を落としたそうです。その当時は噴水が血で染まったとか何とか…。


そしてこの広場からシャンゼリゼ大通がスタート。
華やかなイメージのシャンゼリゼ大通ですが、コンコルド広場脇のスタート地点はまだ両脇がガランとしていて寂しい感じ。


↑ここでお腹がすいてしょうがなかったのでクレープ買っちゃいました。

Le Grand Palais(グラン・パレ)とPetit Palais(プチ・パレ)の辺りから段々それっぽい(?)感じの通りになってきてFranklin D. Roosevelt駅を超えるとようやく「Aux Champs-Elysees~♪ Aux Champs-Elysees~♪」と歌いたくなるような光景を目にすることができました。いや、実際歌いましたけれども。


↑遠くに凱旋門発見!

↑マカロンで有名なLadureeシャンゼリゼ店。
中ですんごい並んでた上にマカロン特別好きなわけじゃないから買わなかったけど。

Louis Vuittonシャンゼリゼ通り本店。お土産用にお財布でもないもんかと思って立ち寄ったけど日本人らしい買い物客でごった返していたので早々に出てきちゃいました。

そしてシャンゼリゼ通りの突き当たり、Arc de triomphe de l'Etoileエトワール凱旋門)がいよいよ近くなってきました!


凱旋門に行くには地下道を通っていかねばならず、その入り口が自分たちが通っていた道とは逆側にあったので道路を横断。その途中に正面から激写!と思ったけど斜めになっちゃった。


凱旋門とその向こう側、ちょうどシャンゼリゼ通りの続きのような道Av. de la Grand Armeeに向かうための地下道です。凱旋門の上に上るためのエレベーターもこの地下道に受付があります。でも障害者用なんだそうだ。
一応交渉してみたんだけど乗れなかった…。さすがに階段で登る気力も体力もなかったので今回は下からの見学だけに留めました。


地下道から出るとそこはほとんど凱旋門の真下でした。
エトワール凱旋門のエトワールとは「星」と言う意味で、凱旋門の上から見下ろすと凱旋門から延びる12本の通りが星のような形に広がっているところからのその名前がつけられたそうです。
この凱旋門も例によって例のごとくナポレオンの命によって建設が始まったそうなのですが、完成したのはナポレオンが亡くなった後で、生きてる間には門の下を通れなかったそうです。





↑完全に真下!


凱旋門には第一次世界大戦で亡くなった無名戦士のお墓がありました。

凱旋門を堪能しすぎて忘れてたけど夕方からはオプショナルツアーに申し込んでいたのでした。
とりあえずタクシーに乗ってホテルまで戻り、そこからツアーの集合場所に向かいます。
そのツアーの集合場所は…

↑Musee du Louvre(ルーヴル美術館)!

集合場所はルーヴルなんですがこの日はルーヴルには入りません。
ここからバスに乗ってセーヌ川ナイトクルーズ&夜のパリ観光ツアーに出かけます。

フランス日記6

ミニトレインを下車して、ここからは徒歩でフラフラします。
しかしただフラフラするだけじゃなく実は密かに心に決めた目的地があったので緩やかにそちらに向かうことにしました。
まずはお昼ご飯&ショッピングのために再び旧市街へ。

↑ニースのオペラ座。海に面してるんだけど入り口はこの逆側。

↑裁判所前の広場が旧市街の中心なのかな?

つい先ほどミニトレインで通った道を今度は徒歩で通ってみます。
徒歩で通っている間にも別のミニトレインとすれ違いました。みんなきょろきょろしながら街を眺めていて、さっきまで自分たちもああだったんだな、なんて思ったりしました。
黄色い建物がずっと続いていて1階にお店が並んでる感じ。


↑この辺はカフェもあるけどまだミニトレインが通れる道幅

↑これは何だったかな?教会かなんかかな?

プロムナード・デ・ザングレから一本入ったところにあるサレヤ広場ではマルシェが開催されていたのですが、残念!ちょうど終わって片づけが始まっていました。さっきミニトレインで通った時にはにぎわっていたのに~~!
サレヤ広場の周りにも美味しそうなカフェがいっぱいあったんだけど、Pizzeriaが多かったのでパスしちゃった。



↑奥の建物の最上階はマティスの終の棲家となった場所だとの事。

結局先ほどミニトレインで回ったところは回りつくしてもとの所に戻ってきてしまいました。
さてここからどうするか、となったんですがお腹がすいていたことと、ちょっと疲れたということもありやっぱり旧市街の広場に戻ってご飯を食べることに。


裁判所前の広場にもたくさんカフェがあったんですが、どれが良いのかわからず看板を覗いていたら他の観光客の方に「ここ美味しかったよ!」と声をかけられたので何やさんかわからないけど入ってみました。
テラスの席についてオーダーするのはいいけど、英語すら書いてねーよ…と途方にくれていたんですが、何とかウェイトレスさんに聞いてオーダー。しかし正直自分が何を頼んだのかよくわからず。とりあえず魚介が食べたかったので魚介を頼んだハズ。



↑運ばれてきたのはこれでした!
父は多分カシスビール。赤くて甘いビールだったので最初びっくりしていましたが疲れていたので美味しく感じた模様。そして魚介を頼んだつもりのものは、魚介は魚介でも魚のフライとライスサラダてんこ盛りのもの!
なんとここのお店はケバブ屋さんで、これはケバブの具なのでした。
全然わかってなかったけど美味しかったからまあいいか。


ご飯を食べた後は旧市街のさらに狭い路地のお店をブラブラすることにしました。
さすがにここにはミニトレインは入れないですね。
ホントに狭いところに雑貨屋さんやお肉屋さん、チーズ屋さんなどなどがひしめき合っていました。
ここで姪っ子用の涎掛けとてんとう虫柄帽子、そしてお土産用のチョコレートと自分用のオルゴールを買いました。



靴屋さんでてんとう虫長靴を発見!でも子供用!


路地から表通りに出るともうそこはガリバルディ広場でした。
蚤の市を冷やかしで見たりして回りました。
そしてこのガリバルディ広場の駅から初めてトラムに乗ってみました。
最初は切符の買い方がよくわからなかったのですが、前の人が買っているのを盗み見て見よう見真似でお金を入れたら何とかなりました。でもどうやったのか今でもさっぱり思い出せない。トラムに乗ってからトラムの入り口に設置されている機械に切符を通すということは覚えてるんだけど。




そしてトラムで向かった先は…

Palais des Expositions!!!
そう、3月に開催されたフィギュアスケート世界選手権の会場があるところに来てみました!下見です、下見。
ニースの街にははっきり言って世界選手権をにおわすようなもの(ポスターとかさ)が何一つなかったのですが、さすがにここまでくれば何かあるだろうと思ってやってきたのでした。

が、しかし、駅はわかっていても実際会場となる建物がわからない。
ACROPOLISだと聞いていたのですが、この駅の近くにはACROPOLISという大きな建物が2つあり、どっちがその会場なのやら…。
とりあえず駅のすぐ近くにある会場の方から探ってみることにしました。




↑これがACROPOLIS EXPOSITION。
実際はまあこれがワールド会場だったわけなんですけど。

↑シャッター閉まっててシーンとした会場はとてもそんな世界大会が開催されるような場所には見えませんでした…。ゴミとかも吹きすさんでたし。

↑お隣のホテルも人気がなくて寂しい感じ…。




↑ここがワールド開催中あんなに華やかな雰囲気になるとは!
皆さんのワールド観戦レポートの写真見てホントにびっくりしましたよ!
結局何一つワールドらしきものは発見できず、会場かどうかの確信も取れないままこの地を離れたのでした。(同行させた父、スンマセンでした)


↑ちなみにもう一つのACROPOLISはなにか催しものが開催されていたようでちょっと賑やかにしていました。
ここも相当立派な会場だったからここでやるのかと思いましたよ。

ACROPOLISからまたトラムに乗ってマセナ広場で下車。
この日が早くもニース最後の夜なのでフランス通りを夜までブラブラしてレストランに入りました。


↑最後まで海老!

シーフードを堪能し、買い忘れがないようにお土産を買い足し、路上のパフォーマーの見学をしたりしてニース最後の夜はふけていったのでした。